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公開番号
2025058744
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023168874
出願日
2023-09-28
発明の名称
像ブレ補正制御装置及びその制御方法、及び撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
5/00 20210101AFI20250402BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 より適切に被写体ブレ補正を行うことを目的とする。
【解決手段】 像ブレ補正制御装置110は、入力画像から被写体を検出する被写体検出手段104と、検出された被写体の入力画像における位置と画像内に設定された目標位置とに基づいて被写体ブレ補正量を算出する被写体ブレ補正量算出手段106と、入力画像から背景に含まれる情報を背景情報として検出する背景情報検出手段107と、被写体ブレ補正を行う第1の方向を設定し、第2の方向における被写体ブレ補正量を第1の方向における被写体ブレ補正量よりも制限するように被写体ブレ補正量を調整する被写体ブレ補正量調整手段109と、を有する。第1の方向は、背景情報に基づいて設定される。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
入力画像から被写体を検出し、検出された被写体情報を出力する被写体検出手段と、
前記検出された被写体の前記入力画像における位置と画像内に設定された目標位置とに基づいて被写体ブレ補正量を算出する被写体ブレ補正量算出手段と、
前記入力画像から背景に含まれる情報を背景情報として検出し、前記背景情報を出力する背景情報検出手段と、
複数の方向のうち、被写体ブレ補正を行う第1の方向を設定する第1の設定手段と、
前記第1の方向と異なる第2の方向における被写体ブレ補正量を前記第1の方向における被写体ブレ補正量よりも制限するように前記被写体ブレ補正量を調整する被写体ブレ補正量調整手段と、
前記被写体ブレ補正量調整手段により調整された被写体ブレ補正量に基づいて、前記被写体の位置を、前記目標位置に近づけるようブレ補正を制御するブレ補正制御手段と、
を有し、
前記第1の設定手段は、前記背景情報に基づいて前記第1の方向を設定することを特徴とする像ブレ補正制御装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記背景情報は、背景に含まれる境界線、背景のコントラスト、背景の種類の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1に記載の像ブレ補正制御装置。
【請求項3】
前記複数の方向のうち、前記被写体ブレ補正を行う方向を仮に設定する第2の設定手段を備え、
前記第1の設定手段は、前記第2の設定手段により仮に設定された前記被写体ブレ補正を行う方向と、前記背景情報とに基づいて前記第1の方向を設定することを特徴とする請求項1に記載の像ブレ補正制御装置。
【請求項4】
前記第2の設定手段は、
前記入力画像を撮影する撮像装置の前記複数の方向のそれぞれにおけるブレ量に基づいて前記被写体ブレ補正を行う方向を仮に設定し、
前記第1の設定手段は、
前記第2の設定手段により仮に設定された前記被写体ブレ補正を行う方向と、前記背景情報とに基づいて前記第1の方向を設定することを特徴とする請求項3に記載の像ブレ補正制御装置。
【請求項5】
前記第2の設定手段は、
前記撮像装置の前記複数の方向のそれぞれにおけるブレ量を取得し、
前記複数の方向のうち、前記ブレ量が閾値より大きい方向を前記被写体ブレ補正を行う方向として仮に設定し、
前記第1の設定手段は、
前記ブレ量が閾値より大きい方向と、前記背景情報とに基づいて前記第1の方向を設定することを特徴とする請求項4に記載の像ブレ補正制御装置。
【請求項6】
前記第2の設定手段は、ユーザ操作に基づいて前記被写体ブレ補正を行う方向を仮に設定することを特徴とする請求項3に記載の像ブレ補正制御装置。
【請求項7】
前記第2の設定手段により仮に設定された前記被写体ブレ補正を行う方向と、前記背景情報に含まれる境界線の方向とが一致する場合、当該方向を第1の方向として設定することを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の像ブレ補正制御装置。
【請求項8】
前記背景情報に水平方向の境界線が存在し、前記第2の設定手段により仮に設定された前記被写体ブレ補正を行う方向が水平方向の場合、
前記第1の設定手段は水平方向を前記第1の方向として設定し、
前記被写体ブレ補正量調整手段は、
垂直方向における前記被写体ブレ補正量を前記水平方向における前記被写体ブレ補正量よりも制限するように前記被写体ブレ補正量を調整することを特徴とする請求項7に記載の像ブレ補正制御装置。
【請求項9】
前記背景情報に垂直方向の境界線が存在し、前記第2の設定手段により仮に設定された前記被写体ブレ補正を行う方向が垂直方向の場合、
前記第1の設定手段は垂直方向を第1の方向として設定し、
前記被写体ブレ補正量調整手段は、
水平方向における前記被写体ブレ補正量を前記垂直方向における前記被写体ブレ補正量よりも制限するように前記被写体ブレ補正量を調整することを特徴とする請求項7に記載の像ブレ補正制御装置。
【請求項10】
前記第2の設定手段により仮に設定された前記被写体ブレ補正を行う方向と、前記背景情報に含まれる境界線の方向とが一致しない場合、前記仮に設定された方向と前記境界線の方向とを前記第1の方向として設定することを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の像ブレ補正制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は像ブレ補正制御装置及びその制御方法、及び撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
デジタルカメラ等の撮像装置では、撮像装置を保持するユーザの手ブレなど、撮像装置に加わるブレの他、人物などの被写体が移動することで生じる被写体ブレを補正することが行われる。
【0003】
被写体ブレ補正では、水平方向および垂直方向の被写体ブレを常に補正しようとすると、背景にブレが生じて、映像の品位が損なわれた違和感のある映像になってしまう場合がある。例えば、人物が地面を蹴ってジャンプしているシーンにおいて、垂直方向(重力方向)の被写体ブレを補正しようとすると、ジャンプによる垂直方向の被写体の動きが打ち消され、反対に背景が垂直方向に振動することで違和感が生じる。
【0004】
特許文献1には、所定の方向に被写体追尾をするとともに、別の方向における被写体の追尾を抑制することで、ジャンプによる垂直方向の被写体の動きを撮影される画像に残す技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-100239号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、上述の違和感に対応できないシーンが生じうることが本願の発明者らの検討により明らかになった。
【0007】
そこで、本発明の目的は点を鑑みてなされたものであり、より適切に被写体ブレ補正を行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために本発明の一側面としての像ブレ補正制御装置は、入力画像から被写体を検出し、検出された被写体情報を出力する被写体検出手段と、前記検出された被写体の前記入力画像における位置と画像内に設定された目標位置とに基づいて被写体ブレ補正量を算出する被写体ブレ補正量算出手段と、前記入力画像から背景に含まれる情報を背景情報として検出し、前記背景情報を出力する背景情報検出手段と、複数の方向のうち、被写体ブレ補正を行う第1の方向を設定する第1の設定手段と、前記第1の方向と異なる第2の方向における被写体ブレ補正量を前記第1の方向における被写体ブレ補正量よりも制限するように前記被写体ブレ補正量を調整する被写体ブレ補正量調整手段と、前記被写体ブレ補正量調整手段により調整された被写体ブレ補正量に基づいて、前記被写体の位置を、前記目標位置に近づけるようブレ補正を制御するブレ補正制御手段と、を有し、前記第1の設定手段は、前記背景情報に基づいて前記第1の方向を設定することを特徴とする。
【0009】
本発明のその他の側面については、後述する実施形態で説明をする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、より適切に被写体ブレ補正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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