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公開番号2025058735
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023168865
出願日2023-09-28
発明の名称画像形成装置、画像形成装置の診断方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G03G 21/14 20060101AFI20250402BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】本発明は、例えば画像診断を行う機能を備えた画像形成装置において、画像診断の要否を適切に判断して、画像診断を好適に行う仕組みを提供する。
【解決手段】画像形成装置は、印刷媒体に画像を形成し、前記印刷媒体に形成された前記画像を読み取ることにより、画像診断をする画像診断手段と、画像診断の結果を記録する記録手段と、画像診断手段を実行する実行時刻を設定する設定手段と、制御手段とを備える。制御手段は、実行時刻に画像診断を実行できない場合に、記録手段に記録された画像診断の結果に画像異常の予兆があるか否かを判断し、予兆がなければ、画像診断手段による画像診断を実行せず、予兆があれば、画像診断を実行可能となったタイミングで画像診断手段による設定された画像診断を実行する。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
印刷媒体に画像を形成し、前記印刷媒体に形成された前記画像を読み取ることにより、画像診断をする画像診断手段と、
前記画像診断の結果を記録する記録手段と、
前記画像診断を実行する実行時刻を設定する設定手段と、
前記実行時刻に画像診断を実行できない場合に、前記記録手段に記録された画像診断の結果に画像異常の予兆があるか否かを判断し、前記予兆がなければ、前記画像診断手段による前記設定された画像診断を実行せず、前記予兆があれば、画像診断を実行可能となったタイミングで前記画像診断手段による前記設定された画像診断を実行する制御手段と
を備える画像形成装置。
続きを表示(約 2,200 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記実行時刻に画像診断を実行できる場合に、前記記録手段に記録された画像診断の結果に画像異常の予兆があるか否かを判断し、前記予兆がなければ、前記画像診断手段による画像診断を実行せず、前記予兆があれば、前記画像診断手段による画像診断を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御手段は、画像診断を行う指示を受けた場合、前記記録手段に記録された画像診断の結果に画像異常の予兆があるか否かを判断し、前記予兆がなければ、前記画像診断手段による画像診断を実行せず、前記予兆があれば、前記画像診断手段による画像診断を実行する請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
さらに、前記画像形成装置の装置情報を取得する取得手段を備え、
前記制御手段は、前記予兆がなければ、前記記録手段に記録された画像診断の結果と前記装置情報に基づいて簡易診断を実行する請求項1~3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記予兆がなければ、
部品の交換、メンテナンス作業を行ってから、前記画像診断手段による画像診断の実行履歴がない場合、
前回の診断を行ってから、閾値を超える枚数の印刷が行われた場合、及び
前回の診断で、前記画像診断手段による画像診断を実行せず、その後も前記画像診断手段による画像診断の実行履歴がない場合、
の少なくともいずれかの場合は、前記画像診断手段による画像診断を実行し、いずれにも該当しない場合は、前記記録手段に記録された画像診断の結果と前記装置情報に基づいて簡易診断を実行する、請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
印刷媒体に画像を形成し、前記印刷媒体に形成された前記画像を読み取ることにより、画像診断をする画像診断手段と、
前記画像診断の結果を記録する記録手段と、
前記画像診断を実行する実行時刻を設定する設定手段と、
画像形成装置の装置情報を取得する取得手段と、
前記実行時刻の診断動作として、画像診断を実行できない場合に装置情報を用いて診断を行うか、実行時刻になったら装置情報を用いて診断を行うか、画像診断を実行できない場合に、画像診断を実行できるようになり次第実行するかを設定する動作設定手段と、
前記動作設定手段の設定にしたがって、診断を実行する制御手段と
を備える画像形成装置。
【請求項7】
印刷媒体に画像を形成し、前記印刷媒体に形成された前記画像を読み取ることにより、画像診断をする画像診断手段と、
前記画像診断の結果を記録する記録手段と、
前記画像診断を実行する実行時刻を設定する設定手段と、
前記実行時刻になった際に、前記記録手段に記録された画像診断の結果に画像異常の予兆があるか否かを判断し、前記予兆がなければ、前記画像診断手段による画像診断を実行せず、前記予兆があれば、前記画像診断手段による画像診断を実行する制御手段と
を備える画像形成装置。
【請求項8】
印刷媒体に画像を形成し、前記印刷媒体に形成された前記画像を読み取ることにより、画像診断をする画像診断手段と、
前記画像診断の結果を記録する記録手段と、
前記画像診断を実行する実行時刻を設定する設定手段と、
画像診断を行う指示を受けた場合、前記記録手段に記録された画像診断の結果に画像異常の予兆があるか否かを判断し、前記予兆がなければ、前記画像診断手段による画像診断を実行せず、前記予兆があれば、前記画像診断手段による画像診断を実行する制御手段と
を備える画像形成装置。
【請求項9】
印刷媒体に画像を形成し、前記印刷媒体に形成された前記画像を読み取ることにより、画像診断をする画像診断手段と、前記画像診断の結果を記録する記録手段と、前記画像診断を実行する実行時刻を設定する設定手段と、制御手段とを備えた画像形成装置の診断方法であって、
前記制御手段は、前記実行時刻に画像診断を実行できない場合に、前記記録手段に記録された画像診断の結果に画像異常の予兆があるか否かを判断し、前記予兆がなければ、前記画像診断手段による画像診断を実行せず、前記予兆があれば、画像診断を実行可能となったタイミングで前記画像診断手段による前記設定された画像診断を実行する、画像形成装置の診断方法。
【請求項10】
印刷媒体に画像を形成し、前記印刷媒体に形成された前記画像を読み取ることにより、画像診断をする画像診断手段と、前記画像診断の結果を記録する記録手段と、前記画像診断を実行する実行時刻を設定する設定手段と、前記実行時刻の診断動作として、画像診断を実行できない場合に装置情報を用いて診断を行うか、実行時刻になったら装置状態を用いて診断を行うか、画像診断を実行できない場合に、画像診断を実行できるようになり次第実行するかを設定する動作設定手段と、制御手段とを備えた画像形成装置の診断方法であって、
前記制御手段は、前記動作設定手段の設定にしたがって、診断を実行する、画像形成装置の診断方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置、画像形成装置の診断方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、画像形成装置から出力される印刷物をセンサで読み取り、その読み取って得られた画像データに画像処理を施した後、元データである印刷データと比較して、印刷時の汚れや白抜け、斜行といった印刷時の異常を検出できるシステムが開発されている。
【0003】
他にも、印字異常を防ぐために、非印刷時間の継続や、印刷処理が長時間連続した場合に印字を良好にするためのメンテナンスをする装置がある。特許文献1には、電源投入時にメンテナンス動作を行うのではなくユーザが実行タイミングを設定し、現在時刻が実行タイミングに達していた時にインクヘッドノズルのメンテナンスを実行する画像形成装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013‐132860号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来技術においては現在時刻が実行タイミングに達した場合にメンテナンスや画像診断を実行するため、指定した時刻に装置がOFFの時などはそれらの処理を実行することができない。つまり、現在時刻が実行タイミングに達した際に装置がONの時にのみメンテナンスや画像診断を実行するものとなってしまう。しかし、装置がOFFのため画像診断を行うことなく、通常の印刷を実行すると、画像形成に異常が発生している場合には用紙やインク等の消耗品を無駄に消費することとなる。一方で、所定の実行タイミングにおいて画像診断が行えない場合に全ての画像診断を停止すると、生産性の低下を招くという問題がある。また、画像診断を実行できる場合であっても、明らかに正常と判断可能な場合においては画像診断を実行する必要はないため、画像診断の要否を判断することも望まれている。
【0006】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、画像診断を行う機能を備えた画像形成装置において、画像診断の要否を適切に判断して、画像診断を好適に行う仕組みを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の画像形成装置は、印刷媒体に画像を形成し、前記印刷媒体に形成された前記画像を読み取ることにより、画像診断をする画像診断手段と、前記画像診断の結果を記録する記録手段と、前記画像診断を実行する実行時刻を設定する設定手段と、前記実行時刻に画像診断を実行できない場合に、前記記録手段に記録された画像診断の結果に画像異常の予兆があるか否かを判断し、前記予兆がなければ、前記画像診断手段による前記設定された画像診断を実行せず、前記予兆があれば、画像診断を実行可能となったタイミングで前記画像診断手段による前記設定された画像診断を実行する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
また、本発明の画像形成装置は、印刷媒体に画像を形成し、前記印刷媒体に形成された前記画像を読み取ることにより、画像診断をする画像診断手段と、前記画像診断の結果を記録する記録手段と、前記画像診断を実行する実行時刻を設定する設定手段と、前記画像形成装置の装置情報を取得する取得手段と、前記実行時刻の診断動作として、画像診断を実行できない場合に装置情報を用いて診断を行うか、実行時刻になったら装置状態を用いて診断を行うか、画像診断を実行できない場合に、画像診断を実行できるようになり次第実行するかを設定する動作設定手段と、前記動作設定手段の設定にしたがって、診断を実行する制御手段を備えることを特徴とする。
【0009】
また、本発明の画像形成装置は、印刷媒体に画像を形成し、前記印刷媒体に形成された前記画像を読み取ることにより、画像診断をする画像診断手段と、前記画像診断の結果を記録する記録手段と、前記画像診断を実行する実行時刻を設定する設定手段と、前記実行時刻になった際に、前記記録手段に記録された画像診断の結果に画像異常の予兆があるか否かを判断し、前記予兆がなければ、前記画像診断手段による画像診断を実行せず、前記予兆があれば、前記画像診断手段による画像診断を実行する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
また、本発明の画像形成装置は、印刷媒体に画像を形成し、前記印刷媒体に形成された前記画像を読み取ることにより、画像診断をする画像診断手段と、前記画像診断の結果を記録する記録手段と、前記画像診断を実行する実行時刻を設定する設定手段と、画像診断を行う指示を受けた場合、前記記録手段に記録された画像診断の結果に画像異常の予兆があるか否かを判断し、前記予兆がなければ、前記画像診断手段による画像診断を実行せず、前記予兆があれば、前記画像診断手段による画像診断を実行する制御手段とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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