TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025058734
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023168864
出願日
2023-09-28
発明の名称
印刷装置、印刷装置の制御方法及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
B41J
29/393 20060101AFI20250402BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】原稿が複数枚の印刷ジョブであっても、損紙の発生を抑制しつつ、用紙差し替えの手間を軽減するための技術を提供する。
【解決手段】印刷装置であって、印刷データを用紙に印刷する印刷部と、前記印刷部により印刷された用紙を検査する検査実行部と、前記検査実行部により前記用紙が不良用紙であると判定された場合、搬送中の用紙枚数と、所定の許容損紙枚数とに基づいて、前記不良用紙の排出先を、第一排出トレイと第二排出トレイとの間で切り替える制御部とを備える。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
印刷装置であって、
印刷データを用紙に印刷する印刷部と、
前記印刷部により印刷された用紙を検査する検査実行部と、
前記検査実行部により前記用紙が不良用紙であると判定された場合、搬送中の用紙枚数と、所定の許容損紙枚数とに基づいて、前記不良用紙の排出先を、第一排出トレイと第二排出トレイとの間で切り替える制御部と、
を備えることを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記搬送中の用紙枚数が前記所定の許容損紙枚数より多い場合、前記不良用紙の排出先を前記第一排出トレイへ切り替えることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記第一排出トレイは、前記検査実行部により不良が無いと判定された正常用紙が排出される排出トレイであることを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記搬送中の用紙枚数が前記所定の許容損紙枚数以下である場合、前記不良用紙の排出先を前記第二排出トレイへ切り替えることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記搬送中の用紙枚数が前記所定の許容損紙枚数以下である場合、前記不良用紙、及び、当該不良用紙に後続する給紙済用紙の排出先を、前記第二排出トレイへ切り替えることを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記印刷部は、前記不良用紙及び前記給紙済用紙が前記第二排出トレイへ排出された後に、前記不良用紙であると判定された用紙に対応する印刷データから印刷を再開することを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記印刷装置は、
前記不良用紙、及び、当該不良用紙に後続する給紙済用紙と、前記検査実行部により不良が無いと判定された正常用紙とを前記第一排出トレイへ排出する第一のモード、
前記不良用紙及び前記給紙済用紙を前記第二排出トレイへ排出し、前記正常用紙を前記第一排出トレイへ排出する第二のモード、又は、
前記第一のモードと前記第二のモードとを自動で切り替える第三のモード
で動作可能であることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項8】
前記第三のモードは、前記検査実行部により前記用紙が不良用紙であると判定された場合に、前記搬送中の用紙枚数と、前記所定の許容損紙枚数とに基づいて、前記第一のモードと前記第二のモードとを自動で切り替えるモードであることを特徴とする請求項7に記載の印刷装置。
【請求項9】
前記第一のモード、前記第二のモード、又は前記第三のモードの選択を受け付けるモード受付手段をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の印刷装置。
【請求項10】
前記所定の許容損紙枚数の設定を受け付ける枚数受付手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置、印刷装置の制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
印刷装置において出力される印刷物において、インクやトナー等の色材が、意図しない箇所に付着して汚れが発生する場合がある。あるいは、色材が付着し、画像を形成すべき箇所に、十分な色材が付着せず、本来よりも色が薄くなってしまう色抜けが発生する場合がある。こうした汚れや色抜けといった印刷不良は、印刷物の品質を低下させるものである。そのため、印刷不良の有無を検査することによって、印刷物の品質を保証することが求められる。例えば事前に登録した印刷物の検査基準となる基準画像と、検査対象となる印刷物をスキャンした検査対象画像との差分に基づき不良の有無を算出することで検査を行う。算出された差分が閾値より大きい場合は、その印刷物が不良ありと判断される。以降、印刷物が"不良有り"と判断されることを検査NGと呼ぶ。反対に、"不良無し"と判断されることを検査OKと呼ぶ。
【0003】
特許文献1は、印刷ジョブ内容、具体的には原稿枚数によってエスケープモード(検査NGとなった印刷物の再印刷を自動で実行するための機能)の設定を自動的に変更する方法を開示している。原稿が一枚の用紙を複数部印刷するジョブ(以降、原稿一枚ジョブと呼ぶ)で不良用紙が発生した場合、検査NGの印刷物のみエラー紙排出トレイに排紙しても、印刷物の順番は守られる。しかし、ユーザがエスケープモードオンを選択している場合は、不良用紙以降の給紙済みの用紙も正常用紙とは別の排紙先(エラー紙排出トレイ)に排紙するため、不必要な損紙が発生してしまう。
【0004】
そこで、特許文献1では、原稿一枚ジョブで不良用紙を検出した際は、自動的にエスケープモードオフに設定することで、ユーザが手動で検査NGの印刷物を差し替える用紙差し替えの手間と、損紙の発生の両方を抑えることを可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-99649号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、原稿一枚ジョブに効果が限定され、画像の異なる複数枚の原稿を印刷するジョブで不良用紙を検出した際には、ユーザは手間と損紙とのトレードオフの関係を受け入れなければならない。
【0007】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、原稿が複数枚の印刷ジョブであっても、損紙の発生を抑制しつつ、用紙差し替えの手間を軽減するための技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成する本発明の一態様による印刷装置は、
印刷データを用紙に印刷する印刷部と、
前記印刷部により印刷された用紙を検査する検査実行部と、
前記検査実行部により前記用紙が不良用紙であると判定された場合、搬送中の用紙枚数と、所定の許容損紙枚数とに基づいて、前記不良用紙の排出先を、第一排出トレイと第二排出トレイとの間で切り替える制御部と、
を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、原稿が複数枚の印刷ジョブであっても、損紙の発生を抑制しつつ、用紙差し替えの手間を軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係る印刷装置全体の構成を示す図。
一実施形態に係る印刷装置の機能ブロック図。
一実施形態に係る検査設定部の機能ブロック図。
実施形態1に係る検査設定を受け付けるユーザインターフェースの一例を示す図。
実施形態1に係る検査設定を受け付ける処理の手順を示すフローチャート。
一実施形態に係る用紙画像を検査装置が検査する様子を表す模式図。
(a)及び(b)一実施形態に係るエスケープモードオフの動作概要、排紙状態を示す模式図。
(a)乃至(c)一実施形態に係るエスケープモードオンの動作概要、排紙状態を示す模式図。
実施形態1に係る自動切り替えモードの処理の手順を示すフローチャート。
実施形態2に係る検査設定を受け付ける処理の手順を示すフローチャート。
実施形態2に係る搬送路情報と印刷設定情報の一例を示す図。
実施形態2に係る用紙価格のテーブルとインク価格のテーブルを示す図。
実施形態2に係る印刷コストテーブルを示す図。
実施形態2に係る検査設定を受け付けるユーザインターフェースの一例を示す図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
キヤノン株式会社
トナー
1日前
キヤノン株式会社
トナー
1日前
キヤノン株式会社
トナー
1日前
キヤノン株式会社
トナー
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
9日前
キヤノン株式会社
撮像装置
11日前
キヤノン株式会社
記録装置
2日前
キヤノン株式会社
撮像装置
10日前
キヤノン株式会社
現像装置
4日前
キヤノン株式会社
光学機器
10日前
キヤノン株式会社
現像装置
4日前
キヤノン株式会社
光学装置
2日前
キヤノン株式会社
定着装置
1日前
キヤノン株式会社
情報機器
9日前
キヤノン株式会社
撮像装置
11日前
キヤノン株式会社
培養装置
1日前
キヤノン株式会社
培養装置
1日前
キヤノン株式会社
培養装置
1日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
14日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
続きを見る
他の特許を見る