TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025058438
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023168360
出願日2023-09-28
発明の名称リモートロックシステムおよびリモートロックシステムの管理方法
出願人株式会社長沢製作所
代理人個人,個人
主分類E05B 49/00 20060101AFI20250402BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】構成を簡潔化し複雑かつ煩雑な情報の遣り取りを排して正確かつ速やかに行える、リモートロックシステムおよびリモートロックシステムの管理方法を提供すること。
【解決手段】暗証情報を入力かつ記憶可能な複数の暗証情報入力ボタン11を出没可能に設け、各部を機械的に作動可能にしたメカニカルなキーレス錠9を備える。キーレス錠9の一側に暗証情報を入力可能な複数のロックボタンを出没可能に設けたデジタルロック装置を重合して連結し、これらを一体にドアに取り付ける。前記暗証情報入力ボタン入力11に対応するロックボタンを同動可能に設ける。ロックボタンの変位を無線情報メディアに連係してインターネットに接続する。ロックボタンの変位による特定の無線情報を、デジタルロック装置から発信可能にする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
暗証情報を入力かつ記憶可能な複数の暗証情報入力ボタンを出没可能に設け、各部を機械的に作動可能にしたメカニカルなキーレス錠を備え、該キーレス錠の一側に暗証情報を入力可能な複数のロックボタンを出没可能に設けたデジタルロック装置を重合して連結し、これらを一体にドアに取り付け、前記暗証情報入力ボタンに対応するロックボタンを同動可能に設け、該ロックボタンの変位を無線情報メディアを介してインターネットに接続し、ロックボタンの変位による無線情報を、デジタルロック装置を介して発信可能にしたことを特徴とする、リモートロックシステム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記無線情報メディアは、無線LANである請求項1記載のリモートロックシステム。
【請求項3】
前記キーレス錠の裏面に前記デジタルロック装置を重合して連結し、これらを一体にドアに取り付けた請求項1記載のリモートロックシステム。
【請求項4】
前記キーレス錠と前記デジタルロック装置を、住宅若しくは集合住宅の住戸、会社、学校、各種施設若しくは事務所の玄関ドア、倉庫若しくは催事場若しくは建設若しくは建築工事現場の詰所の玄関ドアの外面に設置した請求項3記載のリモートロックシステム。
【請求項5】
前記デジタルロック装置のロックボタンをキーレス錠の暗証情報入力ボタンと同数設け、該ロックボタンをキーレス錠の暗証情報入力ボタンと同軸かつ同相位置に配置し、かつ特定の暗証情報入力ボタンと同動可能にした請求項1記載のリモートロックシステム。
【請求項6】
前記デジタルロック装置のロックボタンによる無線情報を、キーレス錠の暗証情報入力ボタンによる暗証信号に対応して発信可能にした請求項1記載のリモートロックシステム
【請求項7】
前記デジタルロック装置の無線情報を無線LANデバイスを介してインターネットに接続し、クラウドへ入力可能にした請求項1記載のリモートロックシステム。
【請求項8】
デジタルロック装置のロックボタンを、常時はキーレス錠の暗証情報入力ボタンと同動可能なロックピンの後端部から離間させ、デジタルロック装置からロックボタンによる無線情報を発信不可能にした請求項5記載のリモートロックシステム。
【請求項9】
デジタルロック装置のロックボタンを、キーレス錠の施錠時または解錠時に暗証情報入力ボタンと同動可能なロックピンの後端部に係合可能に設け、該ロックボタンを暗証情報入力ボタンと同動可能に設け、デジタルロック装置からロックボタンによる特定の無線情報を発信可能にした請求項5記載のリモートロックシステム。
【請求項10】
前記ロックボタンを互いに係合可能な凹凸状の二層の略鋸歯状断面に成形し、それらの内部に配置した導電部材を隣接する接点間に配置し、該接点を切離可能にした請求項1記載のリモートロックシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の暗証番号入力ボタンを備え、これらに複数桁以上の暗証番号を入力可能にしたメカニカルなキーレス錠と、複数のロックボタンを備え、これを無線情報メディアを介してインターネットに接続し、キーレス錠を介しその暗証入力情報をデジタルロック装置から特定の無線情報を発信し、二種類の錠前に複数の暗証番号を付与して、構成を簡潔化し複雑かつ煩雑な情報の遣り取りを排して正確かつ速やかに行える、リモートロックシステムおよびリモートロックシステムの管理方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば複数のドアと不特定多数の人が出入りする集合住宅のドア錠の施錠装置として、複数の暗証入力ボタンを備え、該暗証入力ボタンをWi-Fi若しくはbluetoothを介してインターネットに接続し、暗証入力ボタンによる施解錠状態を遠隔で実現し、各室と入室者の状況をクラウドで一括管理し、遠隔から入室権限を発行したり、入室履歴を把握し、鍵や入室に関わる現地対応を削減し、施設運営の管理の省力化と無人化を実現するようにした、リモートロックシステムおよびリモートロックシステムの管理方法がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
しかし、このリモートロックシステムおよびリモートロックシステムの管理方法は、各部を作動させる駆動用電源、例えばDC電源の電池切れや電子機器の故障等が発生した場合、物理キ-を用いて緊急解錠を行う必要があった。
しかし、非常解錠のために物理キ-を製作し、その使用時に物理キ-を用意して所持し、管理することは煩わしく不合理であるという問題があった。
【0004】
出願人は、電気または電子により作動する錠前の代わりに、全ての部材を機械的に構成し、それらを有機的に連繋させて堅牢性を向上し、防御能力を強化して、電力供給を断たれた錠前の非常時にも機能し得る、キーレスタイプのキーレス錠を種々開発し提案している(例えば、特許文献2参照)。
前記キーレス錠は、例えば暗証情報を入力する複数の押しボタンと、該押しボタンに同動するロックピンと、該ロックピンと係脱してロックおよびアンロック作動するロック板を備え、前記押しボタンに暗証情報を入力かつ記憶させて施錠し、また暗証情報を基に押しボタンを操作してロックピンとロック板との係合を解除し、解錠可能にしている。
【0005】
しかし、従来のキーレス錠では、遠隔から家屋の施解錠や施解錠履歴を管理したり、複数の暗証番号を付与することができなかった。
一方、従来のリモートロックシステムは、前述のように電池切れや電子機器の故障等の緊急事態が発生した場合、物理キ-を用いて緊急解錠を行う煩雑があった。
【0006】
そこで、キーレス錠とリモートロックシステムの機能を補完し、防御能力を向上し使用の利便性と錠前による管理の合理化と安全性を図れる、リモートロックシステムおよびリモートロックシステムの管理方法の実現が望まれていた。
【0007】
このような課題を解決するものとして、集合住宅の住戸の玄関扉に組付けられ、特定の無線信号によって前記玄関扉の施錠/解錠を実施するスマートロック装置と、住戸の使用が許可された契約者が携帯し、スマートロック装置を施錠/解錠操作する特定の無線信号を送出する機能を備えた携帯電話と、携帯電話によるスマートロック装置の解錠操作を許可するための認証操作装置と、契約者の顔面画像が登録されており、解錠操作者を顔認証する管理サーバと、を有し、認証操作装置は住戸玄関に設置され、玄関扉の解錠操作者の顔認証を行うための操作ボタンおよびカメラを備え、操作ボタンが操作されたらカメラの撮像画像を前記管理サーバに送信し、管理サーバは、受信したカメラの顔画像を登録されている契約者の顔画像と照合し、一致したら解錠許可信号を認証操作装置に返信し、解錠許可信号を受信した認証操作装置は、スマートロック装置に対して解錠動作を許可し、解錠動作が許可されたスマートロック装置は、携帯電話から送信された特定の無線信号を受けて解錠動作し、玄関扉を解錠する一方、解錠制御が許可されていない状態で、解錠動作させるための特定の無線信号を受信したスマートロック装置は、特定の無線信号を受信したことを認証操作装置に通知し、この通知を受けて顔認証を促す特定のメッセ-ジを報音するようにした、スマートロック連動システムがある(例えば、特許文献3参照)。
【0008】
しかし、前記スマートロック連動システムは、スマートロック装置と携帯電話と、管理サーバと認証操作装置を要し、該認証操作装置は玄関扉の解錠操作者の顔認証を行うための操作ボタンおよびカメラを要し、構成が複雑で管理サーバによる照合や認証操作装置に対する複雑かつ煩雑な情報の遣り取りを要し、玄関扉の施錠/解錠およびその管理に手間が掛かり、速やかな使用を図れないという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
米国特許明細書第10,366,556B1号公報
特許第5659194号公報
特許第7105151号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明はこのような問題を解決し、複数の暗証番号入力ボタンを備え、これらに複数桁以上の暗証番号を入力可能にしたメカニカルなキーレス錠と、複数のロックボタンを備え、これを無線情報メディアを介してインターネットに接続し、キーレス錠を介しその暗証入力情報をデジタルロック装置から特定の無線情報を発信し、二種類の錠前に複数の暗証番号を付与して、構成を簡潔化し複雑かつ煩雑な情報の遣り取りを排して正確かつ速やかに行える、リモートロックシステムおよびリモートロックシステムの管理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社長沢製作所
リモートロックシステムおよびリモートロックシステムの管理方法
13日前
三協立山株式会社
建具
1か月前
株式会社ベスト
軸釣装置
29日前
個人
ドア用のスライドラッチ錠
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
サンユウテック株式会社
窓ロック装置
1か月前
株式会社アイシン
ドア支持装置
5日前
株式会社ゴール
電気錠認証管理システム
1か月前
株式会社ユーシン
ドアラッチ装置
15日前
株式会社ユーシン
ドアラッチ装置
15日前
株式会社オカムラ
間仕切
20日前
株式会社LIXIL
電気錠システム
19日前
三菱自動車工業株式会社
車両の開口部の開閉装置
14日前
アルプスアルパイン株式会社
開閉制御装置
1か月前
株式会社シブタニ
ロック装置
18日前
株式会社LIXIL
開閉装置及び建具
21日前
マツ六株式会社
ラッチ錠
14日前
株式会社LIXIL
開閉装置及び建具
21日前
株式会社LIXIL
開閉装置及び建具
21日前
株式会社ノムラテック
補助錠装置
18日前
YKK AP株式会社
建具
13日前
ナブテスコ株式会社
手動解錠装置
1か月前
株式会社シブタニ
収納式ハンドル
27日前
大阪金具株式会社
吊り戸の下部振止装置
1か月前
株式会社デンソー
開閉制御システム
1か月前
株式会社LIXIL
軸固定装置及び建具
21日前
YKK AP株式会社
建具
1か月前
株式会社ベスト
垂れ防止具、ヒンジ、扉支持構造
1か月前
株式会社LIXIL
ハンドル装置及び建具
21日前
三和シヤッター工業株式会社
電動式のドア装置
14日前
磯川産業株式会社
引き戸の制動装置
19日前
タキゲン製造株式会社
ロック機構付きキャッチクリップ装置
1か月前
パナソニックIPマネジメント株式会社
駆動装置
14日前
YKK AP株式会社
戸車ユニット
21日前
三菱電機株式会社
ラッチ機構
21日前
YKK AP株式会社
障子保持ユニット
12日前
続きを見る