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公開番号2025057555
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023167263
出願日2023-09-28
発明の名称回路装置及び表示システム
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G09G 5/377 20060101AFI20250402BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】オーバーレイ処理等が行われた後の画像について適切にエラー検出できる回路装置等を提供すること。
【解決手段】回路装置100はオーバーレイ処理回路110とエラー検出回路120とを含む。オーバーレイ処理回路110は、第1入力画像データIM1を、第2入力画像データIM2の第1領域AR1にオーバーレイ処理し、オーバーレイ処理の結果を出力画像データIMQとして出力する。エラー検出回路120は、出力画像データIMQの第1領域AR1の画像データに対応した第1エラー符号値と、出力画像データIMQ2の第1領域AR1に重ならない第2領域AR2の画像データに対応した第2エラー符号値とを演算する。エラー検出回路120は、第1エラー符号値と第1期待値EV1との比較、及び第2エラー符号値と第2期待値EV2との比較を行うことで、出力画像データIMQのエラー検出を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1入力画像データを、第2入力画像データの第1領域にオーバーレイ処理し、前記オーバーレイ処理の結果を出力画像データとして出力するオーバーレイ処理回路と、
前記出力画像データの前記第1領域の画像データに対応した第1エラー符号値と、前記出力画像データの前記第1領域に重ならない第2領域の画像データに対応した第2エラー符号値とを演算し、前記第1エラー符号値と、前記第1エラー符号値の期待値である第1期待値と、の比較、及び前記第2エラー符号値と、前記第2エラー符号値の期待値である第2期待値と、の比較を行うことで、前記出力画像データのエラー検出を行うエラー検出回路と、
を含むことを特徴とする回路装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
請求項1に記載された回路装置において、
前記エラー検出回路は、
前記出力画像データの前記第2領域の画像データと、前記出力画像データの前記第1領域に埋め込まれた特定画像データとから、前記第2エラー符号値を演算することを特徴とする回路装置。
【請求項3】
請求項1に記載された回路装置において、
前記エラー検出回路は、
前記出力画像データから前記第1領域の画像データを除外した前記第2領域の画像データから、前記第2エラー符号値を演算することを特徴とする回路装置。
【請求項4】
請求項1に記載された回路装置において、
前記エラー検出回路は、
前記出力画像データの各画素が前記第1領域に属するか前記第2領域に属するかを判定するエラー検出用領域判定回路と、
前記第1領域に属すると判定された画素についての前記第1エラー符号値を演算し、前記第1エラー符号値と前記第1期待値とを比較する第1領域エラー判定回路と、
前記第2領域に属すると判定された画素についての前記第2エラー符号値を演算し、前記第2エラー符号値と前記第2期待値とを比較する第2領域エラー判定回路と、
を含むことを特徴とする回路装置。
【請求項5】
請求項4に記載された回路装置において、
前記エラー検出用領域判定回路は、
前記第1領域の座標情報に基づいて、前記出力画像データの各画素が前記第1領域に属するか前記第2領域に属するかを判定することを特徴とする回路装置。
【請求項6】
請求項4に記載された回路装置において、
前記エラー検出用領域判定回路は、
前記第1領域に属する画素に第1値が設定されると共に前記第2領域に属する画素に第2値が設定されるαチャンネルに基づいて、前記出力画像データの各画素が前記第1領域に属するか前記第2領域に属するかを判定することを特徴とする回路装置。
【請求項7】
請求項1に記載された回路装置において、
前記第1入力画像データ、前記第2入力画像データ、前記第1期待値、及び前記第2期待値を外部から受信するインターフェース回路を含むことを特徴とする回路装置。
【請求項8】
請求項1に記載された回路装置において、
前記第1入力画像データ及び前記第2入力画像データに基づいて前記第1期待値及び前記第2期待値を演算する期待値演算回路を含むことを特徴とする回路装置。
【請求項9】
請求項8に記載された回路装置において、
前記期待値演算回路は、
前記第1入力画像データから前記第1期待値を演算する第1期待値演算回路と、
前記第2入力画像データの各画素が前記第2領域に属するか否かを判定する期待値演算用領域判定回路と、
前記第2領域に属すると判定された前記第2入力画像データの画素についての前記第2期待値を演算する第2期待値演算回路と、
を含むことを特徴とする回路装置。
【請求項10】
入力画像データから第1分割画像データと第2分割画像データをスプリットする画像スプリット回路と、
前記第1分割画像データから第1エラー符号値を演算し、前記第1エラー符号値と前記第1エラー符号値の期待値である第1期待値とを比較することで、前記第1分割画像データのエラー検出を行い、前記第2分割画像データから第2エラー符号値を演算し、前記第2エラー符号値と前記第2エラー符号値の期待値である第2期待値とを比較することで、前記第2分割画像データのエラー検出を行うエラー検出回路と、
を含むことを特徴とする回路装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回路装置及び表示システム等に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、画像エラー検出を行う映像処理装置が開示されている。映像処理装置は、入力画像の1または複数の領域の部分を合成用画像で置換することにより合成画像を生成し、合成画像に異常があるか否かを検知する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-153871号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
画像エラー検出において、エラー符号値の期待値と、画像から計算されたエラー符号値とが比較される。入力画像に別の画像が合成される場合、合成後の画像についてエラー符号値の期待値が得られない。このため、合成後の画像について適切にエラー検出できないという課題がある。特許文献1には、合成映像のOSD領域についてCRC値を算出し、算出したCRC値とCRC期待値とを比較することが記載されているが、OSD領域外については言及されていない。なお、入力画像を2以上の画像にスプリットする場合においても、同様に、スプリット後の画像について適切にエラー検出できないという課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様は、第1入力画像データを、第2入力画像データの第1領域にオーバーレイ処理し、前記オーバーレイ処理の結果を出力画像データとして出力するオーバーレイ処理回路と、前記出力画像データの前記第1領域の画像データに対応した第1エラー符号値と、前記出力画像データの前記第1領域に重ならない第2領域の画像データに対応した第2エラー符号値とを演算し、前記第1エラー符号値と、前記第1エラー符号値の期待値である第1期待値と、の比較、及び前記第2エラー符号値と、前記第2エラー符号値の期待値である第2期待値と、の比較を行うことで、前記出力画像データのエラー検出を行うエラー検出回路と、を含む回路装置に関係する。
【0006】
また本開示の他の態様は、上記の回路装置と、前記出力画像データが表示される表示装置と、を含む表示システムに関係する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
電子機器及び表示システムの構成例。
回路装置の第1構成例。
第1構成例における回路装置の動作を説明する図。
回路装置の第2構成例。
第2構成例において回路装置が行う処理の第1フローチャート例。
第2構成例において回路装置が行う処理の第2フローチャート例。
αチャンネルを用いる場合のオーバーレイ処理及び領域判定を説明する図。
回路装置の第3構成例。
回路装置の第4構成例。
第4構成例における回路装置の動作を説明する図。
画像分割における有効走査線を説明する図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する本実施形態は特許請求の範囲に記載された内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが必須構成要件であるとは限らない。
【0009】
1.電子機器、及び表示システム
図1は、本実施形態の回路装置を含む電子機器及び表示システムの構成例である。電子機器500は処理装置300と表示システム400とを含む。電子機器500は、一例としては、メーターパネル、センターインフォメーションディスプレイ、ヘッドアップディスプレイ又は電子ミラーを含む車載表示機器、テレビジョン装置、或いは、ディスプレイを含む情報処理装置である。
【0010】
表示システム400は回路装置100と表示装置200とを含む。なお、回路装置100が画像スプリット機能を有する場合、表示システム400は複数の表示装置を含んでよい。
(【0011】以降は省略されています)

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