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公開番号
2025056572
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023166135
出願日
2023-09-27
発明の名称
電気接続箱およびワイヤハーネス
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H02G
3/16 20060101AFI20250401BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】部品の共用化を図ることができる電気接続箱およびワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【解決手段】電気接続箱1は、内部に収容空間部12が設けられたハウジング10と、ハウジング10の収容空間部12に収容され、電子部品21が搭載された第1ブロック20と、ハウジング10の収容空間部12に収容され、電子部品21と電気的に接続されると共に、配索材Wの端末に設けられる端子40と電気的に接続される端子接続部31と、を備え、ハウジング10は、第2蓋部材15Bが第2切欠部11f2を閉じかつ第1蓋部材15Aが第1切欠部11f1を開いた状態の第1使用形態F1と、第1蓋部材15Aが第1切欠部11f1を閉じかつ第2蓋部材15Bが第2切欠部11f2を開いた状態の第2使用形態F2と、の少なくとも2つの使用形態で使用可能に構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内部に収容空間部が設けられたハウジングと、
前記ハウジングの前記収容空間部に収容され、電子部品が搭載された第1ブロックと、
前記ハウジングの前記収容空間部に収容され、前記電子部品と電気的に接続されると共に、配索材の端末に設けられる端子と電気的に接続される端子接続部と、
を備え、
前記ハウジングは、前記端子接続部が前記第1ブロックに対して第1位置に取り付けられた場合に当該第1位置の前記端子接続部を露出させる第1切欠部が設けられた第1側壁と、前記端子接続部が前記第1ブロックに対して第2位置に取り付けられた場合に当該第2位置の前記端子接続部を露出させる第2切欠部が設けられた第2側壁と、前記第1切欠部を開閉可能に覆う第1蓋部材と、前記第2切欠部を開閉可能に覆う第2蓋部材と、を有し、
前記ハウジングは、前記第2蓋部材が前記第2切欠部を閉じかつ前記第1蓋部材が前記第1切欠部を開いた状態の第1使用形態と、前記第1蓋部材が前記第1切欠部を閉じかつ前記第2蓋部材が前記第2切欠部を開いた状態の第2使用形態と、の少なくとも2つの使用形態で使用可能に構成される、
電気接続箱。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
第1蓋部材および前記第2蓋部材は、前記第1側壁および前記第2側壁に対してそれぞれヒンジを介して閉位置と開位置との間で回転可能に支持されており、
前記ハウジングは、前記第1蓋部材を前記閉位置でロックする第1ロック部と、前記第2蓋部材を前記閉位置でロックする第2ロック部と、前記第1蓋部材を前記開位置でロックする第3ロック部と、前記第2蓋部材を前記開位置でロックする第4ロック部と、を有する、
請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項3】
少なくとも前記第4ロック部は、前記第2側壁の外面に設けられる係合突起と、前記第2蓋部材に設けられ前記係合突起と係合されるスリットと、を含んで構成され、前記係合突起と前記スリットとの係合によって前記第2蓋部材が前記第2側壁に対して傾斜した姿勢でロックされる、
請求項2に記載の電気接続箱。
【請求項4】
導電性を有する配索材と、
前記配索材と電気的に接続される電気接続箱と、を備え、
前記電気接続箱は、
内部に収容空間部が設けられたハウジングと、
前記ハウジングの前記収容空間部に収容され、電子部品が搭載された第1ブロックと、
前記ハウジングの前記収容空間部に収容され、前記電子部品と電気的に接続されると共に、配索材の端末に設けられる端子と電気的に接続される端子接続部と、
を備え、
前記ハウジングは、前記端子接続部が前記第1ブロックに対して第1位置に取り付けられた場合に当該第1位置の前記端子接続部を露出させる第1切欠部が設けられた第1側壁と、前記端子接続部が前記第1ブロックに対して第2位置に取り付けられた場合に当該第2位置の前記端子接続部を露出させる第2切欠部が設けられた第2側壁と、前記第1切欠部を開閉可能に覆う第1蓋部材と、前記第2切欠部を開閉可能に覆う第2蓋部材と、を有し、
前記ハウジングは、前記第2蓋部材が前記第2切欠部を閉じかつ前記第1蓋部材が前記第1切欠部を開いた状態の第1使用形態と、前記第1蓋部材が前記第1切欠部を閉じかつ前記第2蓋部材が前記第2切欠部を開いた状態の第2使用形態と、の少なくとも2つの使用形態で使用可能に構成される、
ワイヤハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気接続箱およびワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のワイヤハーネスの電気接続箱に関する技術として、例えば、特許文献1には、内部に収容空間部が設けられたハウジングと、ハウジングの収容空間部に収容され電子部品が搭載された第1ブロックと、ハウジングの収容空間部に収容され配索材の端末に設けられる端子と電気的に接続される端子接続部と、を備えた電気接続箱が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-15466号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した特許文献1に記載のワイヤハーネスでは、例えば、第1ブロックに対する端子接続部の取り付け位置等が異なる複数の仕様の電気接続箱の部品共用化の点で更なる改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、部品の共用化を図ることができる電気接続箱およびワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は、内部に収容空間部が設けられたハウジングと、前記ハウジングの前記収容空間部に収容され、電子部品が搭載された第1ブロックと、前記ハウジングの前記収容空間部に収容され、前記電子部品と電気的に接続されると共に、配索材の端末に設けられる端子と電気的に接続される端子接続部と、を備え、前記ハウジングは、前記端子接続部が前記第1ブロックに対して第1位置に取り付けられた場合に当該第1位置の前記端子接続部を露出させる第1切欠部が設けられた第1側壁と、前記端子接続部が前記第1ブロックに対して第2位置に取り付けられた場合に当該第2位置の前記端子接続部を露出させる第2切欠部が設けられた第2側壁と、前記第1切欠部を開閉可能に覆う第1蓋部材と、前記第2切欠部を開閉可能に覆う第2蓋部材と、を有し、前記ハウジングは、前記第2蓋部材が前記第2切欠部を閉じかつ前記第1蓋部材が前記第1切欠部を開いた状態の第1使用形態と、前記第1蓋部材が前記第1切欠部を閉じかつ前記第2蓋部材が前記第2切欠部を開いた状態の第2使用形態と、の少なくとも2つの使用形態で使用可能に構成される。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る電気接続箱およびワイヤハーネスでは、ハウジングは、第2蓋部材が第2切欠部を閉じかつ第1蓋部材が第1切欠部を開いた状態の第1使用形態と、第1蓋部材が第1切欠部を閉じかつ第2蓋部材が第2切欠部を開いた状態の第2使用形態と、の少なくとも2つの使用形態で使用可能に構成される。この構成により、電気接続箱およびワイヤハーネスは、例えば、第1ブロックに対する端子接続部の取り付け位置が異なる複数の仕様の電気接続箱でハウジングを共用することができる。この結果、電気接続箱およびワイヤハーネスは、部品の共用化を図ることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る電気接続箱が適用されるワイヤハーネスの第1使用形態での例示的な斜視図である。
図2は、実施形態に係る電気接続箱が適用されるワイヤハーネスの第2使用形態での例示的な斜視図である。
図3は、実施形態に係る電気接続箱が適用されるワイヤハーネスの第1使用形態での例示的な平面図である。
図4は、実施形態に係る電気接続箱が適用されるワイヤハーネスの第2使用形態での例示的な平面図である。
図5は、実施形態に係る電気接続箱の第1ブロックおよび第2ブロックの例示的な分解斜視図である。
図6は、実施形態に係る電気接続箱の第1ブロックおよび第2ブロックの第1使用形態での例示的な斜視図である。
図7は、実施形態に係る電気接続箱の第1ブロックおよび第2ブロックの第2使用形態での例示的な斜視図である。
図8は、実施形態に係る電気接続箱が適用されるワイヤハーネスの例示的な分解斜視図であって、第2蓋部材が閉位置に位置された状態の図である。
図9は、実施形態に係る電気接続箱が適用されるワイヤハーネスの例示的な分解斜視図であって、第2蓋部材が開位置に位置された状態の図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、下記実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。なお、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
【0010】
[実施形態]
図1は、実施形態に係る電気接続箱1が適用されるワイヤハーネスWHの第1使用形態F1での斜視図であり、図2は、ワイヤハーネスWHの第2使用形態F2での斜視図である。図1、2に示される本実施形態の電気接続箱1は、自動車等の車両に配索されるワイヤハーネスWHに組み込まれるものである。ここで、ワイヤハーネスWHは、例えば、車両に搭載される各装置間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる配索材Wを束にして集合部品とし、コネクタ等で当該配索材Wを各装置に接続するようにしたものである。本実施形態のワイヤハーネスWHは、例えば、導電性を有する配索材Wと、配索材Wの端末と電気的に接続される電気接続箱1と、を備えている。なお、ワイヤハーネスWHは、この他、さらに、グロメットや、プロテクタ、固定具、コネクタなど種々の構成部品を含んで構成されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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