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公開番号
2025037357
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2023144242
出願日
2023-09-06
発明の名称
接触構造
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/11 20060101AFI20250311BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】第1端子と第2端子とを移動させる操作力を低減でき、組付性を向上することができる接触構造を提供する。
【解決手段】弾性変形可能な弾性片7と、弾性片7の自由端側に設けられた第1接触部9とを有する第1端子3と、弾性片7の延出方向に第1端子3と相対的に移動可能な接続部15と、接続部15に設けられ第1接触部9に接触される第2接触部17とを有する第2端子5とを備えた接触構造1において、第2接触部17を、接続部15の弾性片7に近接する移動方向の後側に配置し、接続部15の表面から突出させ、接続部15に、第2接触部17より接続部15の弾性片7に近接する移動方向の前側に配置され、第1接触部9に対して、第1接触部9と接続部15及び第2接触部17との摩擦力より低い摩擦力を有する低摩擦部19を設けた。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
弾性変形可能な弾性片と、前記弾性片の自由端側に設けられた第1接触部とを有する第1端子と、
前記弾性片の延出方向に前記第1端子と相対的に移動可能な接続部と、前記接続部に設けられ前記第1接触部に接触される第2接触部とを有する第2端子と、
を備え、
前記第2接触部は、前記接続部の前記弾性片に近接する移動方向の後側に配置され、前記接続部の表面から前記接続部の移動方向と交差する方向に向けて突出され、
前記接続部には、前記第2接触部より前記接続部の前記弾性片に近接する移動方向の前側に配置され、前記第1接触部に対して、前記第1接触部と前記接続部及び前記第2接触部との摩擦力より低い摩擦力を有する低摩擦部が設けられている接触構造。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記弾性片は、前記接続部の移動方向及び前記第2接触部の突出方向と交差する方向に複数設けられ、
前記低摩擦部は、前記接続部に対して、複数の前記弾性片に対応して複数設けられ、
複数の前記低摩擦部は、複数の前記第1接触部のうち少なくとも1つが前記接続部と接触可能なように、前記接続部の移動方向に対する配置位置が異なっている請求項1に記載の接触構造。
【請求項3】
前記低摩擦部は、前記接続部の表面を覆う被覆部である請求項1又は2に記載の接触構造。
【請求項4】
前記被覆部は、前記第2接触部より前記接続部の表面から前記接続部の移動方向と交差する方向に向けて突出されている請求項3に記載の接触構造。
【請求項5】
前記低摩擦部は、前記接続部の表面から凹まされた凹部である請求項1又は2に記載の接触構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、接触構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、接触構造としては、第1端子としてのクリップ状端子と、第2端子としてのオス端子とを備えたものが知られている(特許文献1参照)。クリップ状端子は、弾性変形可能な弾性片としての一対の接続部と、一対の接続部の自由端側に設けられた第1接触部とを有する。オス端子は、クリップ状端子の接続部の延出方向に第1端子と相対的に移動可能な接続部と、接続部に設けられ第1接触部に接触される第2接触部とを有する。この接触構造では、オス端子が離間して一対配置されている。一対のオス端子は、それぞれの接続部が、クリップ状端子の一対の接続部の間に挟持されるように配置され、一対の接続部のそれぞれの第1接触部が、それぞれの第2接触部に接触される。第1接触部が第2接触部と接触することにより、一対のオス端子が、クリップ状端子を介して電気的に接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-220129号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1のような接触構造では、第2端子の接続部の全体が第2接触部となっており、接続部が弾性片に近接する方向に移動したとき、常に、第1端子の第1接触部が第2接触部に接触している。このとき、接続部が移動しているときの移動力は、第1接触部と第2接触部との間に発生する摩擦力に依存している。このため、第1接触部と第2接触部との間に発生する摩擦力が大きいと、第1端子と第2端子とを移動させる操作力を大きくする必要があり、組付性が低下していた。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、第1端子と第2端子とを移動させる操作力を低減でき、組付性を向上することができる接触構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態に係る接触構造は、弾性変形可能な弾性片と、前記弾性片の自由端側に設けられた第1接触部とを有する第1端子と、前記弾性片の延出方向に前記第1端子と相対的に移動可能な接続部と、前記接続部に設けられ前記第1接触部に接触される第2接触部とを有する第2端子とを備え、前記第2接触部は、前記接続部の前記弾性片に近接する移動方向の後側に配置され、前記接続部の表面から前記接続部の移動方向と交差する方向に向けて突出され、前記接続部には、前記第2接触部より前記接続部の前記弾性片に近接する移動方向の前側に配置され、前記第1接触部に対して、前記第1接触部と前記接続部及び前記第2接触部との摩擦力より低い摩擦力を有する低摩擦部が設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、第1端子と第2端子とを移動させる操作力を低減でき、組付性を向上することができる接触構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る接触構造が適用されるサービスプラグの斜視図である。
第1実施形態に係る接触構造の正面図である。
第1実施形態に係る接触構造の断面図である。
第1実施形態に係る接触構造の第1端子の斜視図である。
第2実施形態に係る接触構造の正面図である。
第2実施形態に係る接触構造の断面図である。
第2実施形態に係る接触構造の第1端子の要部拡大斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本実施形態に係る接触構造について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
(第1実施形態)
図1~図4を用いて第1実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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