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公開番号2025054917
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023164150
出願日2023-09-27
発明の名称運転支援装置、運転支援システム、及び運転支援方法
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250401BHJP(信号)
要約【課題】車両を運転する運転者の状態を、より適切に判定し、良好な運転を支援することが可能な運転支援装置を提供する。
【解決手段】運転支援装置100は、ユーザ情報を取得するユーザ情報取得部111と、車両の運転を含む勤務中の生体情報、及び勤務外の日常生活における生体情報を含む生体情報を、生体情報取得デバイスを介して取得する生体情報取得部112と、を備える。また、運転支援装置100は、車両情報を取得する車両情報取得部113と、事故発生情報を取得する事故発生情報取得部114と、を備える。また、運転支援装置100は、ユーザ情報、生体情報、車両情報、及び事故発生情報に基づいて、運転者が運転する車両の走行予定経路における事故発生を推定する事故発生推定部115を備える。さらに、運転支援装置100は、推定された情報を、車両に設けられた車載器を介して運転者に通知する通知部116を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
車両を運転する運転者のユーザ情報を取得するユーザ情報取得部と、
前記運転者の生体情報であって、前記車両の運転を含む勤務中の第1生体情報、及び勤務外の日常生活における第2生体情報を含む前記生体情報を、生体情報取得デバイスを介して取得する生体情報取得部と、
前記車両の客室内の温度に関する情報を含む車両情報を取得する車両情報取得部と、
前記車両が走行する経路における過去の事故発生情報を取得する事故発生情報取得部と、
前記ユーザ情報、前記生体情報、前記車両情報、及び前記事故発生情報に基づいて、前記運転者が運転する前記車両の走行予定経路における事故発生を推定する事故発生推定部と、
前記事故発生推定部で推定された情報を、前記車両に設けられた車載器を介して前記運転者に通知する通知部と、を備える運転支援装置。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記生体情報取得デバイスには、ウェアラブル端末又はウェアレス端末が含まれる、請求項1に記載の運転支援装置。
【請求項3】
車両を運転する運転者の生体情報を取得する生体情報取得デバイスと、前記車両に設けられた車載器と、運転支援装置と、を備える運転支援システムであって、
前記運転支援装置は、
前記車両を運転する前記運転者のユーザ情報を取得するユーザ情報取得部と、
前記運転者の前記生体情報であって、前記車両の運転を含む勤務中の第1生体情報、及び勤務外の日常生活における第2生体情報を含む前記生体情報を、前記生体情報取得デバイスを介して取得する生体情報取得部と、
前記車両の客室内の温度に関する情報を含む車両情報を取得する車両情報取得部と、
前記車両が走行する経路における過去の事故発生情報を取得する事故発生情報取得部と、
前記ユーザ情報、前記生体情報、前記車両情報、及び前記事故発生情報に基づいて、前記運転者が運転する前記車両の走行予定経路における事故発生を推定する事故発生推定部と、
前記事故発生推定部で推定された情報を、前記車載器を介して前記運転者に通知する通知部と、を有する運転支援システム。
【請求項4】
コンピュータによって実行される運転支援方法であって、
車両を運転する運転者のユーザ情報を取得し、
前記運転者の生体情報であって、前記車両の運転を含む勤務中の第1生体情報、及び勤務外の日常生活における第2生体情報を含む前記生体情報を、生体情報取得デバイスを介して取得し、
前記車両の客室内の温度に関する情報を含む車両情報を取得し、
前記車両が走行する経路における過去の事故発生情報を取得し、
前記ユーザ情報、前記生体情報、前記車両情報、及び前記事故発生情報に基づいて、前記運転者が運転する前記車両の走行予定経路における事故発生を推定し、
推定された情報を、前記車両に設けられた車載器を介して前記運転者に通知する、運転支援方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運転支援装置、運転支援システム、及び運転支援方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両を運転するドライバの生体情報や車両の走行経路の情報等に基づいて、車両を運転するドライバに対して注意喚起の警告を行うシステムが提案されている。特許文献1には、ドライバの生体情報に基づいて注意喚起の警告を行う運転支援装置が開示されている。特許文献1に開示された運転支援装置は、車両がハザードマップ情報に記録された場所にあって、車両を運転するドライバの状態が危険な状態であると判定された場合に、車両を運転するドライバに対して注意喚起の警告を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-242190号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1で開示された運転支援装置におけるドライバの状態の判定は、車両がハザードマップに記録された場所にあるときに、ドライバのリアルタイムの生体情報に所定の変化がなければ、ドライバの状態が危険な状態であると判定する。すなわち、当該運転支援装置では、車両がハザードマップに記録された場所にあるときは、ドライバの心拍数が上がるなど、生体情報に所定の変化が出てくることに起因するものである。しかし、実際のドライバの状態が危険な状態として現れるのは、リアルタイムの生体情報で検知される情報以外にも様々な情報が存在し、それらの情報に基づいて、危険か否かの判定を行うことが必要とされる。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、車両を運転する運転者の状態を、より適切に判定し、良好な運転を支援することが可能な運転支援装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係る運転支援装置は、車両を運転する運転者のユーザ情報を取得するユーザ情報取得部と、運転者の生体情報であって、車両の運転を含む勤務中の第1生体情報、及び勤務外の日常生活における第2生体情報を含む生体情報を、生体情報取得デバイスを介して取得する生体情報取得部と、車両の客室内の温度に関する情報を含む車両情報を取得する車両情報取得部と、車両が走行する経路における過去の事故発生情報を取得する事故発生情報取得部と、ユーザ情報、生体情報、車両情報、及び事故発生情報に基づいて、運転者が運転する車両の走行予定経路における事故発生を推定する事故発生推定部と、事故発生推定部で推定された情報を、車両に設けられた車載器を介して運転者に通知する通知部と、を備える。
【0007】
本発明の他の態様に係る運転支援システムは、車両を運転する運転者の生体情報を取得する生体情報取得デバイスと、車両に設けられた車載器と、運転支援装置と、を備える運転支援システムであって、運転支援装置は、車両を運転する運転者のユーザ情報を取得するユーザ情報取得部と、運転者の生体情報であって、車両の運転を含む勤務中の第1生体情報、及び勤務外の日常生活における第2生体情報を含む生体情報を、生体情報取得デバイスを介して取得する生体情報取得部と、車両の客室内の温度に関する情報を含む車両情報を取得する車両情報取得部と、車両が走行する経路における過去の事故発生情報を取得する事故発生情報取得部と、ユーザ情報、生体情報、車両情報、及び事故発生情報に基づいて、運転者が運転する車両の走行予定経路における事故発生を推定する事故発生推定部と、事故発生推定部で推定された情報を、車載器を介して運転者に通知する通知部と、を有する。
【0008】
本発明の他の態様に係る運転支援方法は、コンピュータによって実行される運転支援方法であって、車両を運転する運転者のユーザ情報を取得し、運転者の生体情報であって、車両の運転を含む勤務中の第1生体情報、及び勤務外の日常生活における第2生体情報を含む生体情報を、生体情報取得デバイスを介して取得し、車両の客室内の温度に関する情報を含む車両情報を取得し、車両が走行する経路における過去の事故発生情報を取得し、ユーザ情報、生体情報、車両情報、及び事故発生情報に基づいて、運転者が運転する車両の走行予定経路における事故発生を推定し、推定された情報を、車両に設けられた車載器を介して運転者に通知する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、車両を運転する運転者の状態を、より適切に判定し、良好な運転を支援することが可能な運転支援装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係る運転支援システムの構成を示す図である。
本実施形態に係る運転支援システムにおける運転者の生体情報の取得について説明するための図である。
本実施形態に係る運転支援システムにおける車載器の構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る運転支援装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る運転支援装置の機能的構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る運転支援装置に適用されるユーザ情報の一例について説明するための図である。
本実施形態に係る運転支援装置に適用される車両情報及び事故情報の一例について説明するための図である。
本実施形態に係る運転支援装置の処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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