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公開番号
2025054515
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023163585
出願日
2023-09-26
発明の名称
電子機器、制御方法、プログラム、および記憶媒体
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H04W
48/20 20090101AFI20250331BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ユーザが電子機器をより良い通信環境のAPと接続させやすくするための技術を提供すること。
【解決手段】電子機器は、接続中のアクセスポイント(AP)から接続先の変更を要求する接続先の変更要求を受信したことに基づいて接続先のAPを変更するように制御する通信制御手段と、周辺のAPから受信した無線信号に基づいて周辺のAPのサービスセット識別子(SSID)を検出する検出手段と、接続先のAPを設定する際に、検出手段によってSSIDが同一である複数のAPを検出したことを含む所定の条件を満たす場合に、複数のAPのうちの何れに接続するかをユーザが指定するための第1の選択肢と、複数のAPのうちの何れに接続するかを通信制御手段が切り替え可能にするための第2の選択肢と、を選択するための選択画面を表示するように制御する表示制御手段と、を備え、表示制御手段は、選択画面において、第2の選択肢の選択を促す所定の表示を行う。
【選択図】図7B
特許請求の範囲
【請求項1】
接続中のアクセスポイント(AP)から接続先の変更を要求する接続先の変更要求を受信したことに基づいて接続先のAPを変更するように制御する通信制御手段と、
周辺のAPから受信した無線信号に基づいて周辺のAPのサービスセット識別子(SSID)を検出する検出手段と、
接続先のAPを設定する際に、前記検出手段によってSSIDが同一である複数のAPを検出したことを含む所定の条件を満たす場合に、前記複数のAPのうちの何れに接続するかをユーザが指定するための第1の選択肢と、前記複数のAPのうちの何れに接続するかを前記通信制御手段が切り替え可能にするための第2の選択肢と、を選択するための選択画面を表示するように制御する表示制御手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前記選択画面において、前記第2の選択肢の選択を促す所定の表示を行うことを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記検出手段は、周辺のAPから受信した無線信号に基づいて周辺のAPが前記接続先の変更要求の送信が可能であるか否かを更に検出し、
前記表示制御手段は、接続先のAPを設定する際に、前記検出手段によって前記接続先の変更要求の送信が可能なAPを検出した場合に前記所定の表示を行い、前記接続先の変更要求の送信が可能なAPを検出しなかった場合には前記所定の表示を行わないように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記表示制御手段は、接続先のAPを設定する際に、接続先のAPのSSIDの選択を受け付け、
前記表示制御手段は、接続先のAPとしてSSIDが同一である複数のAPが選択された場合に前記所定の表示を行い、接続先のAPとしてSSIDが同一である複数のAPが選択されなかった場合には前記所定の表示を行わないことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記検出手段は、周辺のAPから受信した無線信号に基づいて周辺のAPが前記接続先の変更要求の送信が可能であるか否かを更に検出し、
前記表示制御手段は、接続先のAPを設定する際に、接続先のAPとしてSSIDが同一である複数のAPが選択された場合であって、当該複数のAPの少なくともいずれかが前記接続先の変更要求を送信可能なAPであった場合に前記所定の表示を行い、当該複数のAPのいずれもが前記接続先の変更要求を送信可能なAPでない場合に前記の表示を行わないように制御することを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記通信制御手段によって接続先を変更する機能を有効とするかを設定する設定手段を更に有し、
前記所定の条件は、前記設定手段で前記機能が有効に設定されていることを含むことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記検出手段は、周辺のAPから受信した無線信号に基づいて周辺のAPが前記接続先の変更要求の送信が可能であるか否かを更に検出し、
前記表示制御手段は、接続先のAPを設定する際に、前記検出手段によってSSIDが同一である複数のAPが検出され、前記複数のAPの少なくとも何れかが前記接続先の変更要求を送信可能なAPであり、前記設定手段で前記機能が無効に設定されている場合に、前記選択画面において前記第2の選択肢が選択されることを抑制する表示を行うように制御することを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記表示制御手段は、接続先のAPを設定する際に、前記検出手段によってSSIDが同一である複数のAPが検出され、前記複数のAPの少なくとも何れかが前記接続先の変更要求を送信可能なAPであり、前記設定手段で前記機能が無効に設定されている場合に、前記機能を有効に設定することを促す表示を行うように制御することを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
【請求項8】
前記選択画面において前記第1の選択肢が選択された場合、前記表示制御手段は前記複数のAPのうち1つに対応する識別子の指定を受け付け、前記設定手段は前記機能を無効に設定するように制御することを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
【請求項9】
前記検出手段によって検出したAPのSSIDを含む情報を、前記電子機器と同じネットワーク上で通信可能な情報処理機器に送信する送信手段をさらに備え、
前記検出手段は、前記情報処理機器から周辺のAPのSSIDを検出するよう要求する測定要求を受信したことに応じて、周辺のAPから受信した無線信号に基づいて周辺のAPのSSIDを検出し、
前記情報処理機器は、
前記電子機器から受信した前記情報に基づいて、SSIDが同一である複数のAPが存在すると判定した場合に、前記複数のAPのうちの何れに接続するかをユーザが指定するための第3の選択肢と、前記複数のAPのうちの何れに接続するかを前記通信制御手段が切り替え可能にするための第4の選択肢と、を選択するための第2の選択画面を表示するように制御する表示制御手段と、
前記第2の選択画面で選択された選択肢に対応する情報を前記電子機器に送信する第2の送信手段と、
を有し、
前記第2の選択画面は、前記第4の選択肢の選択を促す表示を含むことを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
【請求項10】
前記設定手段は、前記情報処理機器から前記第3の選択肢に対応する情報を受信した場合に、前記機能を無効に設定するように制御することを特徴とする請求項9に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線LANでの接続が可能な電子機器、制御方法、プログラム、および記憶媒体に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
複数のAP(Access Point)で構成されたESS(Extended Service Set)において、APとSTA(Station)が効率的にデータ交換するために接続先APを動的に切り替える技術がある。STAが接続しているAPの混み具合や他のAPの空き具合、電波状況などを元に、接続先のAPを切り替えるべきと判定されると、接続中のAPはSTAへ接続AP変更要求を送信する。STAはAP変更要求を受信した場合に要求に従って接続先APを切り替えることで適切なAPと接続することができる。
【0003】
特許文献1には、APの機能を備えるルータから、接続中の無線子機に対して、接続先の変更を要求する処理として、次のことが開示されている。複数の無線子機と接続可能なモバイルルータ(MR1)は、無線子機端末がIEEE802.11vに対応しているか確認する。無線子機端末がIEEE802.11vに対応しているかどうかは、無線子機端末がMR1に無線接続する際に送信するAssociation Requestフレームから判断する事が可能である。無線子機端末がIEEE802.11vに対応している場合、BTM(BSS Transition Management)Requestフレームを該当する無線子機端末へ送信する。BTM RequestフレームのBSS Transition Candidate List Entriesフィールドは、接続先として親機ルータRT2のBSSIDが指定されている。これにより無線子機端末の接続先切り替えが促され、無線子機端末は受信したBTM Requestフレームに従い、接続先をMR1からRT2へと切り替える。
【0004】
また、特許文献2には、通信パラメータが異なるが相手機器に関する情報が同一である複数の接続情報が存在する場合に、相手機器の情報を繰り返して表示せず、1つの選択肢のみを表示する方法について開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-175068号公報
特開2013-161250号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1には、APでSTAがIEEE802.11vに対応していると判断した場合に、STAの接続先を変更する処理について記載されているが、STA側の詳細な動作については言及されていない。例えば、ユーザによってはそもそもIEEE802.11vを使用した自動での接続先変更の仕様を知らない場合や、知ってはいるが自動で接続先を変更してほしくない場合が存在し得るが、このような場合の動作については記載されていない。
【0007】
特許文献2には、通信パラメータが異なるが相手機器に関する情報が同一である複数の接続情報が存在する場合の画面表示方法について記載されているが、相手機器がIEEE802.11vに対応している場合の画面表示については言及されていない。
【0008】
本発明は、ユーザが電子機器をより良い通信環境のAPと接続させやすくするための技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る電子機器は、
接続中のアクセスポイント(AP)から接続先の変更を要求する接続先の変更要求を受信したことに基づいて接続先のAPを変更するように制御する通信制御手段と、
周辺のAPから受信した無線信号に基づいて周辺のAPのサービスセット識別子(SSID)を検出する検出手段と、
接続先のAPを設定する際に、前記検出手段によってSSIDが同一である複数のAPを検出したことを含む所定の条件を満たす場合に、前記複数のAPのうちの何れに接続するかをユーザが指定するための第1の選択肢と、前記複数のAPのうちの何れに接続するかを前記通信制御手段が切り替え可能にするための第2の選択肢と、を選択するための選択画面を表示するように制御する表示制御手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前記選択画面において、前記第2の選択肢の選択を促す所定の表示を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ユーザがより良い通信環境のAPと接続させやすくするための技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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