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公開番号2025054025
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023163196
出願日2023-09-26
発明の名称ベルトコンベア監視装置、ベルトコンベア監視方法、およびプログラム
出願人日本製鉄株式会社
代理人個人
主分類G06T 3/02 20240101AFI20250331BHJP(計算;計数)
要約【課題】 ベルトコンベアのベルトの状態を撮影画像に基づいて容易に監視することが出来るようにする。
【解決手段】 ベルトコンベア監視装置40は、ベルト撮影画像310におけるベルト11を含む領域が、ベルト11に対して正対した方向から撮影した状態に近づくように、ベルト撮影画像310におけるベルト11を含む領域を変更し、変更後のベルト11を含む領域の画像から特徴領域を抽出するための処理を行う。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
稼働中のベルトコンベアのベルトを含む撮影画像を取得する取得部と、
前記撮影画像における前記ベルトを含む領域が、前記ベルトに対して正対した方向から撮影した状態に近づくように、前記撮影画像における前記ベルトを含む領域を変更する変更部と、
前記変更部により変更された後の前記ベルトを含む領域の画像から、前記ベルトの領域に含まれる特徴領域を抽出するための処理を行う画像処理部と、
を備える、ベルトコンベア監視装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記変更部は、前記撮影画像における前記ベルトを含む領域が、前記ベルトに対して正対した方向から撮影した状態になるように、前記撮影画像における前記ベルトを含む領域を変更する、請求項1に記載のベルトコンベア監視装置。
【請求項3】
前記変更部は、前記撮影画像における前記ベルトを含む領域の形状が、所定の大きさの長方形または正方形になるように、前記撮影画像における前記ベルトを含む領域を射影変換する、請求項1または2に記載のベルトコンベア監視装置。
【請求項4】
前記変更部は、前記撮影画像の領域のうち、前記撮影画像から選択される第1の点、第2の点、第3の点、および第4の点を頂点とする四角形の領域を、所定の大きさの長方形または正方形の画像に射影変換し、
前記第1の点および前記第2の点は、前記ベルトの進行方向において間隔を有し、且つ、前記ベルトの幅方向の一方側の端に相当する位置の点であり、
前記第3の点および前記第4の点は、前記ベルトの進行方向において間隔を有し、且つ、前記ベルトの幅方向の他方側の端に相当する位置の点である、請求項3に記載のベルトコンベア監視装置。
【請求項5】
前記第1の点、前記第2の点、前記第3の点、および前記第4の点のユーザによる指定を受け付ける第1受付部をさらに備える、請求項4に記載のベルトコンベア監視装置。
【請求項6】
前記撮影画像は、可搬型の撮影装置で撮影された撮影画像である、請求項1または2に記載のベルトコンベア監視装置。
【請求項7】
前記画像処理部による処理の結果に基づいて、前記ベルトの領域に含まれる前記特徴領域の量を評価する評価指標を算出する算出部をさらに備える、請求項1または2に記載のベルトコンベア監視装置。
【請求項8】
前記算出部は、前記画像処理部による処理の結果に基づく前記評価指標と、当該処理の対象とした前記画像に含まれる前記ベルトの位置を特定するための情報と、の関係を算出する、請求項7に記載のベルトコンベア監視装置。
【請求項9】
前記変更部により変更された後の前記ベルトを含む領域の画像に基づいて、前記ベルトの進行方向において前記ベルトの一周分の領域を分割した場合の各分割領域における画像である複数の分割画像を作成する作成部をさらに備える、請求項1または2に記載のベルトコンベア監視装置。
【請求項10】
前記作成部は、前記複数の分割画像を撮影順に並べた画像である全体画像をさらに作成する、請求項9に記載のベルトコンベア監視装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ベルトコンベア監視装置、ベルトコンベア監視方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
ベルトコンベアのベルトが破断すると、ベルトコンベアで被搬送物を搬送することが出来なくなる。したがって、ベルトの状態を監視することが望まれる。そこで、点検員目視でベルトの状態を点検することが考えられる。しかしながら、ベルトコンベアが稼働している時のベルトの状態を点検員が目視で点検すると、異常箇所の見落としが発生し易くなる。一方、ベルトコンベアが稼働していない時のベルトの状態を点検員が目視で点検する場合には、ベルトコンベアが稼働していない時に点検のタイミングが制限される。
【0003】
そこで、特許文献1、2には、ベルトコンベアが稼働している時に撮影装置でベルトの画像を撮影し、撮影した画像に基づいて、ベルトの状態を監視することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-17296号公報
特開2021-179368号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1、2に記載の技術では、撮影装置の位置および撮影方向は、ベルトの撮影に適するように予め調整されたうえで固定される。ベルトコンベアの設置環境などによっては、ベルトの撮影に適した位置および撮影方向となるように撮影装置を設置することが出来ない場合がある。また、撮影装置の位置および撮影方向をベルトの撮影に適するように調整するための作業負担が生じる。
【0006】
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、ベルトコンベアのベルトの状態を撮影画像に基づいて容易に監視することが出来るようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のベルトコンベア監視装置は、稼働中のベルトコンベアのベルトを含む撮影画像を取得する取得部と、前記撮影画像における前記ベルトを含む領域が、前記ベルトに対して正対した方向から撮影した状態に近づくように、前記撮影画像における前記ベルトを含む領域を変更する変更部と、前記変更部により変更された後の前記ベルトを含む領域の画像から、前記ベルトの領域に含まれる特徴領域を抽出するための処理を行う画像処理部と、を備える。
【0008】
本発明のベルトコンベア監視方法は、稼働中のベルトコンベアのベルトを含む撮影画像を取得する取得工程と、前記撮影画像における前記ベルトを含む領域が、前記ベルトに対して正対した方向から撮影した状態に近づくように、前記撮影画像における前記ベルトを含む領域を変更する変更工程と、前記変更工程により変更された後の前記ベルトを含む領域の画像から、前記ベルトの領域に含まれる特徴領域を抽出するための処理を行う画像処理工程と、前記特徴領域の、前記ベルトにおける位置を監視画面に表示する表示工程と、を備える。
【0009】
本発明のプログラムは、前記ベルトコンベア監視装置の各部としてコンピュータを機能させる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ベルトコンベアのベルトの状態を撮影画像に基づいて容易に監視することが出来る。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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