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公開番号2025053927
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023163057
出願日2023-09-26
発明の名称通信システム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類H04N 1/32 20060101AFI20250331BHJP(電気通信技術)
要約【課題】スキャナと画像認識装置の間における通信の負荷が軽減された通信システムを提供する。
【解決手段】実施形態の通信システムは、撮像機能を有する第1の装置と、画像認識機能を有する第2の装置と、第1の装置と第2の装置とを通信可能に接続するローカルエリアネットワークとを有する。第1の装置は、ローカルエリアネットワークが有する複数のポートのうち、第1のポートを使用して、画像を第2の装置へ送信する。第2の装置は、ローカルエリアネットワークが有する複数のポートのうち、第1のポートと異なる第2のポートを使用して、画像認識結果を第1の装置へ送信する。
【選択図】 図14
特許請求の範囲【請求項1】
撮像機能を有する第1の装置と、
画像認識機能を有する第2の装置と、
前記第1の装置と前記第2の装置とを通信可能に接続するローカルエリアネットワークとを有し、
前記第1の装置は、前記ローカルエリアネットワークが有する複数のポートのうち、第1のポートを使用して、画像を前記第2の装置へ送信し、
前記第2の装置は、前記ローカルエリアネットワークが有する前記複数のポートのうち、前記第1のポートと異なる第2のポートを使用して、画像認識結果を前記第1の装置へ送信する、
通信システム。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記第1の装置は、前記画像を送信した後、定常動作を継続しながら、前記画像認識結果の受信を定期的に確認する、
請求項1に記載の通信システム。
【請求項3】
前記第1の装置は、前記定常動作として、前記画像の取得、前記画像に含まれるバーコードの検出、前記バーコードのデコードを行い、前記ローカルエリアネットワークが有する前記複数のポートのうち、前記第1のポートと前記第2のポートのいずれとも異なる第3のポートを使用して、デコード結果を前記第2の装置へ送信する、
請求項2に記載の通信システム。
【請求項4】
前記第1の装置は、前記画像認識結果を受信した後、前記デコード結果と前記画像認識結果をマージする、
請求項3に記載の通信システム。
【請求項5】
前記第1の装置は、前記デコード結果が得られない場合には、前記画像認識結果をマージ結果とし、前記デコード結果が得られた場合には、前記デコード結果をマージ結果とする、
請求項4に記載の通信システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、通信システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
商品やサービス(以下、総称して「商品」ともいう)を販売する店舗では、POS(Point Of Sales)システムが用いられている。この種のPOSシステムは、商品に付されたバーコード(以下、「商品バーコード」ともいう)から商品コードをスキャナで読み取ることで、顧客が購入しようとする商品の情報を登録できるようになっている。商品バーコードは、1次元コードおよび2次元コードを含む。一例では、商品バーコードは、シールに印刷され、商品に貼付される。別の例では、商品バーコードは、商品を収納するパッケージに印刷される。
【0003】
POSシステムを操作するオペレータは、商品から商品バーコードを探してスキャナに翳す必要があるため、商品バーコードの読取操作が面倒である。結果として、オペレータの商品情報の登録(以下、「商品登録」ともいう)作業は手間を要するものとなっている。特に、いわゆるセルフPOSシステムにおいては、商品登録に不慣れな顧客が商品バーコードをスキャンする必要があるため、商品コード読取の操作性、言い換えると商品を特定するためのオペレータの操作性を向上させることが望まれている。
【0004】
POSシステムには、スキャナで撮像した画像を画像認識装置に送信し、画像認識装置において画像認識技術により画像から商品コードを取得し、取得した商品コードをスキャナへ返信するものもある。画像は大容量のデータであるため、スキャナと画像認識装置の間における通信には多くの負荷がかかる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-21168号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、スキャナと画像認識装置の間における通信の負荷が軽減された通信システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の通信システムは、撮像機能を有する第1の装置と、画像認識機能を有する第2の装置と、第1の装置と第2の装置とを通信可能に接続するローカルエリアネットワークとを有する。第1の装置は、ローカルエリアネットワークが有する複数のポートのうち、第1のポートを使用して、画像を第2の装置へ送信する。第2の装置は、ローカルエリアネットワークが有する複数のポートのうち、第1のポートと異なる第2のポートを使用して、画像認識結果を第1の装置へ送信する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る商品情報管理システムの全体構成を示す図である。
図2は、実施形態に係る商品情報登録システムの一例としてのセルフPOSシステムの外観を示す斜視図である。
図3は、実施形態に係るPOS端末のハードウェア構成を示すブロック図である。
図4は、実施形態に係るスキャナのハードウェア構成を示すブロック図である。
図5は、実施形態に係る画像認識装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図6は、実施形態に係るサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
図7は、図3のPOS端末の記憶部に記憶される商品マスタのデータ構成を示す図である。
図8は、図5の画像認識装置の記憶部に記憶される照合用辞書のデータ構成を示す図である。
図9は、図3のPOS端末の制御部の機能構成を示すブロック図である。
図10は、図4のスキャナの制御部の機能構成を示すブロック図である。
図11は、図5の画像認識装置の制御部の機能構成を示すブロック図である。
図12は、図6のサーバの制御部の機能構成を示すブロック図である。
図13は、実施形態に係る商品情報登録システムにおいて1つの商品を登録する際のスキャナと画像認識装置の動作の流れを示すフローチャートである。
図14は、実施形態に係る商品情報登録システムにおけるスキャナと画像認識装置の第1の通信システムの構成を示す図である。
図15は、実施形態に係る商品情報登録システムにおけるスキャナと画像認識装置の第2の通信システムの構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0010】
(商品情報管理システム)
まず、図1を参照して、実施形態に係る商品情報管理システムMSについて説明する。図1は、実施形態の商品情報管理システムMSの全体構成を示す図である。商品情報管理システムMSは、商品情報登録システムRSと、サーバ40とを有する。
(【0011】以降は省略されています)

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