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公開番号
2025052874
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2023161845
出願日
2023-09-26
発明の名称
情報処理装置およびプログラム
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06V
40/20 20220101AFI20250331BHJP(計算;計数)
要約
【課題】予め用意されたパターンに沿わない動作を行った場合であっても、手洗いが適切に行われたかを判定することができる情報処理装置およびプログラムを提供する。
【解決手段】動作判定装置は、予め用意された、複数の手洗い動作の順序と手洗い動作の各々の持続時間と総手洗い時間とを含む手洗いパターンを、ユーザを識別する識別情報に応じた形に設定するパターン設定部と、ユーザの手指を含む画像から、ユーザが複数の手洗い動作のいずれを行っているかを特定する動作特定部と、特定された手洗い動作の持続時間が、パターン設定部が設定した持続時間よりも長い場合に、パターン設定部が設定した持続時間と総手洗い時間とを更新するパターン更新部と、パターン設定部が設定、またはパターン更新部が更新した手洗いパターンに基づいて、ユーザの手洗い動作の手順と持続時間と総手洗い時間とが適切かを判定する動作判定部と、を備える。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザを識別する識別情報を取得する識別情報取得部と、
予め用意された、複数の手洗い動作の順序と前記手洗い動作の各々の持続時間と総手洗い時間とを含む手洗いパターンを、前記識別情報に応じた形に設定するパターン設定部と、
前記ユーザの手指を含む画像を取得する画像取得部と、
前記画像取得部が取得した画像から、前記ユーザが前記複数の手洗い動作のいずれを行っているかを特定する動作特定部と、
前記動作特定部が特定した手洗い動作の持続時間を計測する持続時間計測部と、
前記持続時間計測部が計測した持続時間が、前記パターン設定部が設定した持続時間よりも長い場合に、前記パターン設定部が設定した持続時間と総手洗い時間とを更新するパターン更新部と、
前記パターン設定部が設定した手洗いパターン、または前記パターン更新部が更新した手洗いパターンに基づいて、前記ユーザの手洗い動作の手順と持続時間と総手洗い時間とが適切かを判定する動作判定部と、を備える
情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記複数の手洗い動作のいずれかの持続時間が標準時間を上回った場合に、前記持続時間を推定する持続時間推定部を、更に備えて、
前記パターン更新部は、前記持続時間推定部の推定結果に基づいて、前記持続時間と前記総手洗い時間とを更新する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記パターン更新部は、同じユーザに対して、予め決められた上限値の範囲内で、前記パターン設定部が設定した持続時間と総手洗い時間とを更新する、
請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記パターン更新部による更新履歴を、ユーザの識別情報と関連付けて記憶する更新履歴記憶部を、更に備える、
請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記ユーザの移動履歴を示す区域情報を取得する区域情報取得部を、更に備えて、
前記パターン設定部は、予め用意された、複数の手洗い動作の順序と前記手洗い動作の各々の持続時間と総手洗い時間とを含む手洗いパターンを、前記区域情報に応じた形に設定する、
請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
コンピュータを、
ユーザを識別する識別情報を取得する識別情報取得部と、
予め用意された、複数の手洗い動作の順序と前記手洗い動作の各々の持続時間と総手洗い時間とを含む手洗いパターンを、前記識別情報に応じた形に設定するパターン設定部と、
前記ユーザの手指を含む画像を取得する画像取得部と、
前記画像取得部が取得した画像から、前記ユーザが前記複数の手洗い動作のいずれを行っているかを特定する動作特定部と、
前記動作特定部が特定した手洗い動作の持続時間を計測する持続時間計測部と、
前記持続時間計測部が計測した持続時間が、前記パターン設定部が設定した持続時間よりも長い場合に、前記パターン設定部が設定した持続時間と総手洗い時間とを更新するパターン更新部と、
前記パターン設定部が設定した手洗いパターン、または前記パターン更新部が更新した手洗いパターンに基づいて、前記ユーザの手洗い動作の手順と持続時間と総手洗い時間とが適切かを判定する動作判定部と、して機能させる
プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、情報処理装置およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
手洗いが所定の手順で行われたかを判定するシステムが知られている(例えば、特許文献1)。このシステムは、ユーザの手洗い動作を特定し、特定された手洗い動作が特定の手洗いパターンに沿っているかを判定する。
【0003】
このようなシステムでは、食品工場、病院、商店、飲食店、介護現場、教育現場などのエリアに応じた適切なパターンを適用して手洗い動作を判定していた。しかし、個人などの識別対象の特性や担当する工程によっては、想定よりも長時間に亘って手洗いを持続する等の事象が発生する。このような場合には、予め用意された適切なパターンを適用して判定することができないため、識別対象に応じた適切な判定結果を提示することができないという問題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、予め用意されたパターンに沿わない動作を行った場合であっても、手洗いが適切に行われたかを判定することができる情報処理装置およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の情報処理装置は、識別情報取得部と、パターン設定部と、画像取得部と、動作特定部と、持続時間計測部と、パターン更新部と、動作判定部とを備える。識別情報取得部は、ユーザを識別する識別情報を取得する。パターン設定部は、予め用意された、複数の手洗い動作の順序と前記手洗い動作の各々の持続時間と総手洗い時間とを含む手洗いパターンを、識別情報に応じた形に設定する。画像取得部は、ユーザの手指を含む画像を取得する。動作特定部は、画像取得部が取得した画像から、ユーザが複数の手洗い動作のいずれを行っているかを特定する。持続時間計測部は、動作特定部が特定した手洗い動作の持続時間を計測する。パターン更新部は、持続時間計測部が計測した持続時間が、パターン設定部が設定した持続時間よりも長い場合に、パターン設定部が設定した持続時間と総手洗い時間とを更新する。動作判定部は、パターン設定部が設定した手洗いパターン、またはパターン更新部が更新した手洗いパターンに基づいて、ユーザの手洗い動作の手順と持続時間と総手洗い時間とが適切かを判定する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1の実施形態の動作判定装置の概略構成の一例に示す第1の図である。
図2は、第1の実施形態の動作判定装置の概略構成の一例を示す第2の図である。
図3は、第1の実施形態の動作判定装置のハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。
図4は、手洗いパターンの一例を示す図である。
図5は、パターン設定テーブルの一例を示す図である。
図6は、特徴量モデルテーブルの一例を示す図である。
図7は、動作クラステーブルの一例を示す図である。
図8は、識別情報テーブルの一例を示す図である。
図9は、区域情報テーブルの一例を示す図である。
図10は、第1の実施形態の動作判定装置の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
図11は、第1の実施形態の動作判定装置が入出力装置に表示する指示画面の一例を示す図である。
図12は、第1の実施形態の動作判定装置が行う処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。
図13は、第1の実施形態の動作判定装置が行う処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。
図14は、第2の実施形態の動作判定装置が使用するパターン設定テーブルの一例を示す図である。
図15は、第2の実施形態の動作判定装置の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
図16は、第2の実施形態の動作判定装置が行う処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。
図17は、第2の実施形態の動作判定装置が行う処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
(第1実施形態)
以下、図面を参照して、本開示の第1の実施形態である動作判定装置1について説明する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0008】
(動作判定装置の概略構成)
図1と図2を用いて、実施形態の動作判定装置1の概略構成を説明する。図1は、第1の実施形態の動作判定装置の概略構成の一例に示す第1の図である。図2は、第1の実施形態の動作判定装置の概略構成の一例を示す第2の図である。
【0009】
実施形態に係る動作判定装置1は、ユーザの手洗いが所定の手順で行われたかを判定する。動作判定装置1は、シンクなどにおいてユーザの手を撮影する。動作判定装置1は、撮影された画像からユーザの手の動作クラスを判定する。動作クラスとは、一連の手洗い動作が含む、洗浄箇所などによって分類される手の動作である。例えば、動作判定装置1は、動作クラスとして、洗浄箇所(手の甲、指の間、親指など)などによって分類される手の動作を判定する。動作判定装置1は、動作クラスの順序及び動作持続時間などに基づいてユーザの手洗いが所定の手順で行われたかを判定する。なお、動作判定装置1は、本開示における情報処理装置の一例である。
【0010】
図1に示すように、動作判定装置1は、カメラ3、入出力装置5、リーダ6、シンク20、蛇口21などから構成される。
(【0011】以降は省略されています)
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