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公開番号
2025052779
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2023161675
出願日
2023-09-25
発明の名称
情報処理装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H04R
3/02 20060101AFI20250328BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】複数のスピーカから出力される複数の音を効果的に打ち消すことを目的とする。
【解決手段】情報処理装置の制御部は、複数のスピーカから出力された複数の第1音を取得する。情報処理装置の制御部は、取得された複数の第1音の大きさの割合を算出する。そして、制御部は、複数の音信号をミキシングする割合であるミキシング割合であって、複数の音信号に応じて複数のスピーカより出力される複数の出力音を、マイクより取得される音から打ち消すための参照信号を生成するのに使用されるミキシング割合として、算出された複数の第1音の大きさの割合を適用することで、当該ミキシング割合を設定する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のスピーカから出力された複数の第1音を取得することと、
取得された前記複数の第1音の大きさの割合を算出することと、
複数の音信号をミキシングする割合であるミキシング割合であって、前記複数の音信号に応じて前記複数のスピーカより出力される複数の出力音を、マイクより取得される音から打ち消すための参照信号を生成するのに使用されるミキシング割合として、算出された前記複数の第1音の大きさの割合を適用することで、当該ミキシング割合を設定することと、
を実行するように構成される制御部を備える、
情報処理装置。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記制御部は、設定された前記ミキシング割合を出力することを更に実行するように構成される、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記ミキシング割合を出力することは、前記ミキシング割合でミキシングすることをミキサに指示することを含む、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記複数のスピーカは、互いに所定の距離内に設けられている、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記複数のスピーカより出力される複数の第2音を含む入力音を前記マイクを介して取得することと、
前記複数の第2音の出力のための複数の信号が前記ミキシング割合でミキシングされた信号を前記参照信号として取得することと、
取得された前記参照信号を用いて、前記入力音から前記複数の第2音を打ち消すことと、
を更に実行するように構成される、
請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、入力音声に含まれるエコー成分を除去するエコーキャンセル処理を行う車載用音声認識装置が開示されている。特許文献1に開示されている車載用音声認識装置は、マイクを介して集音される入力音声及び複数の音源からの信号に含まれるエコー成分を除去する。また、車載用音声認識装置は、エコー成分が除去された出力を音声認識する。また、車載用音声認識装置は、マイクを介して集音される入力音声及び複数の音源からの信号を監視し、エコー成分の除去により音声認識率が向上するか否かを判定してエコーキャンセル処理を制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-181025号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、複数のスピーカから出力される複数の音を効果的に打ち消すことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示に係る情報処理装置は、
複数のスピーカから出力された複数の第1音を取得することと、
取得された前記複数の第1音の大きさの割合を算出することと、
複数の音信号をミキシングする割合であるミキシング割合であって、前記複数の音信号に応じて前記複数のスピーカより出力される複数の出力音を、マイクより取得される音から打ち消すための参照信号を生成するのに使用されるミキシング割合として、算出された前記複数の第1音の大きさの割合を適用することで、当該ミキシング割合を設定することと、
を実行するように構成される制御部を備える。
【発明の効果】
【0006】
本開示により、複数のスピーカから出力される複数の音を効果的に打ち消すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本実施形態に係る音声認識システムの概略構成を示す図である。
図2は、複数のスピーカと車載装置との車両における配置を示す図である。
図3は、車載装置の機能構成の一例を概略的に示すブロック図である。
図4は、割合情報データベースに保持されている割合情報のテーブル構成の一例を示す図である。
図5は、車載装置の制御部によって実行される第1の処理のフローチャートである。
図6は、車載装置の制御部によって実行される第2の処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
マイクによって音を取得する場合を想定する。このとき、マイクの周囲に存在するスピーカが音を出力している場合がある。そうすると、マイクから取得される音にスピーカから出力される音が混ざってしまうこととなる。
【0009】
また、複数のスピーカが複数の音を出力している場合がある。このとき、複数のスピーカから出力される複数の音を打ち消すための参照信号を用いて、マイクから取得される音から該複数の音を打ち消す場合がある。本開示に係る情報処理装置は、斯様な場合において、複数のスピーカから出力される複数の音を打ち消すことを目的とする。
【0010】
本開示に係る情報処理装置の制御部は、複数のスピーカから出力された複数の第1音を取得する。情報処理装置の制御部は、取得された複数の第1音の大きさの割合を算出する。そして、制御部は、算出された複数の第1音の大きさの割合をミキシング割合として適用することで、当該ミキシング割合を設定する。ここで、ミキシング割合は、複数の音信号をミキシングする割合であって、複数の音信号に応じて複数のスピーカより出力される複数の出力音をマイクより取得される音から打ち消すための参照信号を生成するのに使用される割合である。
(【0011】以降は省略されています)
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