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公開番号2025049936
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023158461
出願日2023-09-22
発明の名称車両用車輪支持装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人中部国際特許事務所
主分類B60B 35/18 20060101AFI20250327BHJP(車両一般)
要約【課題】部品点数の低減を図ることができる車両用車輪支持装置を提供すること。
【解決手段】車両用車輪支持装置10は、車輪Wを回転可能に支持するハブベアリング12と、ハブベアリング12を支持するハブキャリア11と、車輪Wの回転状態を検出するセンサ13と、ハブベアリング12及びハブキャリア11の少なくとも一方のハブベアリング12に組み付けられる組付部材であるドライブシャフト20と、を備える。そして、車両用車輪支持装置10は、ドライブシャフト20が、ハブキャリア11と協働してセンサ13に向けた異物の進入を阻止するように、シャフト本体21の外周面21Aに沿って設けられた大径凸部22を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車輪を回転可能に支持するハブベアリングと、
前記ハブベアリングを支持するハブキャリアと、
前記車輪の回転状態を検出するセンサと、
前記ハブベアリング及び前記ハブキャリアの少なくとも一方に組み付けられる組付部材と、を備え、
前記組付部材が、前記ハブキャリアと協働して前記センサに向けた異物の進入を阻止する大径凸部を有する、
車両用車輪支持装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記ハブキャリアが、前記ハブベアリングの一部を収容する収容孔部と、前記大径凸部と協働して前記異物の進入を阻止するように前記収容孔部の内周面に沿って設けられた小径凸部と、を有する、
請求項1に記載の車両用車輪支持装置。
【請求項3】
前記大径凸部が、前記センサに向けて進入する前記異物の進入方向にて前記小径凸部に隣接するように配置される、
請求項2に記載の車両用車輪支持装置。
【請求項4】
前記大径凸部が、前記進入方向に沿って複数設けられる、
請求項3に記載の車両用車輪支持装置。
【請求項5】
前記大径凸部の外径が、前記収容孔部又は前記小径凸部の内径よりも大きく設定される、
請求項2に記載の車両用車輪支持装置。
【請求項6】
前記大径凸部の外径が、前記小径凸部の内径よりも小さく設定され、
前記大径凸部と前記小径凸部とが前記ハブベアリングの軸線方向にて対向して配置される、
請求項2に記載の車両用車輪支持装置。
【請求項7】
前記センサが、前記ハブベアリングにおいて前記車輪に連結される回転軸体の軸回りの回転状態を検出する検出部が前記内周面から突出した状態で前記ハブキャリアの固定部に対して固定されており、
前記小径凸部が、前記検出部に向けて進入する前記異物の進入方向にて、前記大径凸部と前記検出部との間に配置される、
請求項2に記載の車両用車輪支持装置。
【請求項8】
前記組付部材が、駆動源から駆動力を伝達するように前記ハブベアリングに連結されるドライブシャフトであり、
前記大径凸部が、前記ドライブシャフトに設けられる、
請求項1-7の何れか一項に記載の車両用車輪支持装置。
【請求項9】
前記組付部材が、前記ハブベアリングの内部への前記異物の進入を防止するように前記ハブベアリングに装着されるキャップであり、
前記大径凸部が、前記キャップに設けられる、
請求項1-7に何れか一項に記載の車両用車輪支持装置。
【請求項10】
前記大径凸部が、前記キャップに一体に成形される、
請求項9に記載の車両用車輪支持装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用車輪支持装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、例えば、特許文献1において開示されたナックル(ハブキャリアの一形態)、ハブベアリング、ドライブシャフト及びデフレクタの配置が知られている。従来の配置は、ドライブシャフトがハブキャリアに支持されたハブベアリングの回転軸体に連結された駆動輪における配置であり、デフレクタがドライブシャフトに固定されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-071339号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
駆動輪側においては、車輪の回転状態を検出するセンサがハブキャリアに固定される場合がある。ここで、ハブキャリアは、車両の走行に伴い、特に、車両の左右方向にて車内側(回転軸体に車輪が連結される車外側とは反対側)から水や砂、泥等の異物が進入しやすい環境下に配置される。このため、ハブキャリアに対して固定されるセンサは、異物が付着しやすい環境下に配置される。
【0005】
ここで、異物が付着しやすい環境下であっても、センサには、良好な検出精度を維持することが要求される。従って、駆動輪に設けられるデフレクタは、ハブベアリングに対向して配置されるセンサに異物が付着することを防止するように、ハブキャリアよりも車内側に配置されるドライブシャフトに固定される。
【0006】
このように、デフレクタを設けた場合には、異物がセンサに付着することを良好に防止することができる。しかしながら、別途デフレクタを設けなければならないことは、部品点数の増加を招くことになる。
【0007】
本開示の目的は、部品点数の低減を図ることができる車両用車輪支持装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の車両用車輪支持装置は、車輪を回転可能に支持するハブベアリングと、ハブベアリングを支持するハブキャリアと、車輪の回転状態を検出するセンサと、ハブベアリング及びハブキャリアの少なくとも一方に組み付けられる組付部材と、を備え、組付部材が、ハブキャリアと協働してセンサに向けた異物の進入を阻止する大径凸部を有する。
【発明の効果】
【0009】
本開示の車両用車輪支持装置によれば、ハブキャリアと組付部材に設けられた大径凸部とが協働して、センサに対する異物の付着を防止することができる。従って、車両の駆動輪においては、別途、デフレクタを用意して組み付ける必要がなく、部品点数を低減することができる。そして、部品点数の低減、即ち、デフレクタの省略に伴って組み付け作業が不要になり、その結果、コストの低減も図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
駆動輪における車両用車輪支持装置の概略的な図である。
従動輪における車両用車輪支持装置の概略的な図である。
ハブキャリアの構成を説明するための図である。
ドライブシャフトの構成を説明するための図である。
キャップの構成を説明するための図である。
駆動輪側の小径凸部及び大径凸部による異物の進入防止を説明するための図である。
従動輪側の小径凸部及びキャップによる異物の進入防止を説明するための図である。
第一変形例に係るハブキャリア及びドライブシャフトの構成を説明するための図である。
第二変形例に係るハブキャリア及びドライブシャフトの構成を説明するための図である。
第三変形例に係り、デフレクタの構成を説明するための図である。
第三変形例に係るキャップを説明するための図である。
第四変形例に係るデフレクタ及びキャップを説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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