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公開番号
2025051163
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023160123
出願日
2023-09-25
発明の名称
ウォーターサーバー、その制御方法およびプログラム
出願人
パーパス株式会社
,
サントリーホールディングス株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B67D
3/00 20060101AFI20250328BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約
【課題】不使用時間を自動学習して省エネ制御時間を設定することで、ウォーターサーバーの利便性を犠牲にせずに省電力化を図る。
【解決手段】このウォーターサーバー(2)は、水を加熱する加熱手段(温水ヒーター34)を含み、ウォーターサーバーの使用、または不使用のいずれか一方または両方を検出する検出部(冷水スイッチ92、温水スイッチ94)と、経過時間を計測する計時部(マルチタイマー84)と、検出部の検出出力を受けてウォーターサーバーの使用状態または不使用状態を監視し、計時部からの計時情報を参照して一定期間の少なくとも不使用情報を蓄積し、不使用情報を利用して、連続する一定時間以上の時間帯であり、かつ一定期間に同一タイミングで所定日数以上を占める不使用時間帯を抽出し、不使用時間帯内に省エネ制御時間を設定して、省エネ制御時間で少なくとも加熱停止、または加熱設定温度の低下を行う制御部(28)とを含む。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水を加熱する加熱手段を含むウォーターサーバーであって、
前記ウォーターサーバーの使用、または不使用のいずれか一方または両方を検出する検出部と、
経過時間を計測する計時部と、
前記検出部の検出出力を受けて前記ウォーターサーバーの使用状態または不使用状態を監視し、前記計時部からの計時情報を参照して一定期間の少なくとも不使用情報を蓄積し、該不使用情報を利用して、連続する一定時間以上の時間帯であり、かつ一定期間に同一タイミングで所定日数以上を占める不使用時間帯を抽出し、該不使用時間帯内に省エネ制御時間を設定して、該省エネ制御時間で少なくとも加熱停止、または加熱設定温度の低下を行う制御部と、
を含む、ウォーターサーバー。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記省エネ制御時間の終了の所定時間前に温水の加熱開始、または前記加熱設定温度の上昇を行う、請求項1に記載のウォーターサーバー。
【請求項3】
前記制御部は、抽出した前記不使用時間帯の内、連続する最も長い時間帯を選択して前記省エネ制御時間を設定する、請求項1に記載のウォーターサーバー。
【請求項4】
前記制御部は、抽出した前記不使用時間帯の内、前記一定期間に占める日数が最も多い前記不使用時間帯を選択して前記省エネ制御時間を設定する、請求項1に記載のウォーターサーバー。
【請求項5】
前記制御部は、抽出した前記不使用時間帯の内、最も早い開始タイミングの前記不使用時間帯を選択して、前記省エネ制御時間を設定する、請求項1に記載のウォーターサーバー。
【請求項6】
水を加熱する加熱手段を含むウォーターサーバーの制御方法であって、
前記ウォーターサーバーの使用、または不使用のいずれか一方または両方を検出部で検出する工程と、
計時部で経過時間を計測する工程と、
制御部が、前記検出部の検出出力を受けて前記ウォーターサーバーの使用状態または不使用状態を監視し、前記計時部からの計時情報を参照して一定期間の少なくとも不使用情報を蓄積する工程と、
前記制御部が、前記不使用情報を利用して、連続する一定時間以上の時間帯であり、かつ一定期間に同一タイミングで所定日数以上を占める不使用時間帯を抽出する工程と、
前記制御部が、前記不使用時間帯内に省エネ制御時間を設定して、該省エネ制御時間で少なくとも加熱停止、または加熱設定温度の低下を行う工程と、
を含む、ウォーターサーバーの制御方法。
【請求項7】
コンピュータプログラムであって、
検出部で検出したウォーターサーバーの使用、または不使用を表す検出情報のいずれか一方または両方を取得する機能と、
計時部で経過時間を計測する機能と、
前記検出部の検出出力を受けて前記ウォーターサーバーの使用状態または不使用状態を監視し、前記計時部からの計時情報を参照して一定期間の少なくとも不使用情報を蓄積する機能と、
前記不使用情報を利用して、連続する一定時間以上の時間帯であり、かつ一定期間に同一タイミングで所定日数以上を占める不使用時間帯を抽出する機能と、
前記不使用時間帯内に省エネ制御時間を設定して、該省エネ制御時間で少なくとも加熱停止、または加熱設定温度の低下を実行する機能と、
を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、少なくとも水を加熱して供給可能なウォーターサーバーの運転制御技術に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
ウォーターサーバーは、たとえば設置された水容器から原水を汲み上げてサーバー内の温水タンクや冷水タンクなどに導き、設定された温度に加熱や冷却して、ユーザーの要求に対して温水や冷水を供給することが可能である。
【0003】
このようなウォーターサーバーに関し、水の温度を設定温度に制御するとともに、通常運転と待機運転の時間帯を設定し、通常運転の時間帯の設定温度と待機運転の時間帯の設定温度を異ならせたものがある(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-032106号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、ウォーターサーバーは、温水ヒーターを加熱手段として備えるが、温水タンクの容量や設定温度の影響などにより、相当な電力消費を伴う。温水タンクには、迅速な給湯を行うために、一定量の温水を常に高温に維持するように制御される。このため、ウォーターサーバーの不使用時間にも通電状態を継続することは無駄な消費電力となる。
斯かる消費電力の無駄を防止するために、ユーザーに対して不使用時間帯を想定させ、温水ヒーターの通電を停止させる停止時間をマニュアル設定することが可能であるとしても、このような操作は極めて面倒であることや、ユーザーが自らの生活パターンを把握して不使用時間帯を設定させることは現実的でない。また、生活パターンはユーザー毎に異なるものであるから、画一的な不使用時間帯を設定することはウォーターサーバーの利便性を損なわせるという課題がある。
【0006】
ウォーターサーバーには、たとえば使用状態の把握手法として、光センサー、人感センサー、照度センサーなどを設け、これらのセンサーの検出情報から不使用時間帯の特定が可能であるとしても、センサーや検出結果の判別機能を設ける必要があるため、コストが大きくなることやウォーターサーバーの本体にセンサーを配置するスペースを設ける必要が生じることや、センサーで検出した人の動きの影響を受けて、設定すべき不使用時間帯が不確定となる恐れがあるという課題がある。
【0007】
斯かる課題について、本開示の技術の発明者は、ユーザーごとのウォーターサーバーの操作情報を収集して不使用状態を把握し、その不使用状態の中から所定条件を満たす時間帯を選択することで、ウォーターサーバーの利便性と省電力化を両立できるとの知見を得た。
斯かる課題について特許文献1には開示や示唆はなく、特許文献1に開示された構成では斯かる課題を解決することができない。
【0008】
そこで、本開示の技術は、斯かる課題や知見に基づき、ウォーターサーバーの使用形態からユーザーごとの不使用時間を自動学習し、この不使用時間帯に温水ヒーターの通電停止や温水温度を低下させる省エネ制御時間を設定することで、ウォーターサーバーの利便性を犠牲にすることなく、省電力化を図ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本開示のウォーターサーバーの一側面は、水を加熱する加熱手段を含むウォーターサーバーであって、前記ウォーターサーバーの使用、または不使用のいずれか一方または両方を検出する検出部と、経過時間を計測する計時部と、前記検出部の検出出力を受けて前記ウォーターサーバーの使用状態または不使用状態を監視し、前記計時部からの計時情報を参照して一定期間の少なくとも不使用情報を蓄積し、該不使用情報を利用して、連続する一定時間以上の時間帯であり、かつ一定期間に同一タイミングで所定日数以上を占める不使用時間帯を抽出し、該不使用時間帯内に省エネ制御時間を設定して、該省エネ制御時間で少なくとも加熱停止、または加熱設定温度の低下を行う制御部とを含む。
【0010】
上記ウォーターサーバーにおいて、前記制御部は、前記省エネ制御時間の終了の所定時間前に温水の加熱開始、または前記加熱設定温度の上昇を行う。
上記ウォーターサーバーにおいて、前記制御部は、抽出した前記不使用時間帯の内、連続する最も長い時間帯を選択して前記省エネ制御時間を設定する。
上記ウォーターサーバーにおいて、前記制御部は、抽出した前記不使用時間帯の内、前記一定期間に占める日数が最も多い前記不使用時間帯を選択して前記省エネ制御時間を設定する。
上記ウォーターサーバーにおいて、前記制御部は、抽出した前記不使用時間帯の内、最も早い開始タイミングの前記不使用時間帯を選択して、前記省エネ制御時間を設定する。
(【0011】以降は省略されています)
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