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公開番号2024061939
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-09
出願番号2022169589
出願日2022-10-24
発明の名称飲料供給装置
出願人ホシザキ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B67D 1/08 20060101AFI20240430BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約【課題】コップ等の飲用容器を載置する載置台の飲料が通過する経路の洗浄等のメンテナンスの作業性を向上させつつ、飲料がコップ等の飲用容器から周囲に飛散しないようにする。
【解決手段】飲料供給装置10は、飲料を供給する飲料供給ホース65と、飲料供給ホース65から供給される飲料を受ける飲用容器を載置するための載置台20とを備え、載置台20は、飲用容器を載置する載置部21と、載置部21の上側を覆う上壁部22aを有するカバー部22とを備えている。カバー部22の上壁部22aには載置部21の飲用容器を載置する位置の上側に飲料供給ホース65の先端部を取り付けるための取付ブラケット30を着脱可能に設け、取付ブラケット30には飲料供給ホース65の先端部を接続するための接続筒部32と、接続筒部32から下方に延出して飲料供給ホース65から供給される飲料を飲用容器に案内して注出するための案内注出筒部33とを設けた。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
飲料を供給する飲料供給ホースと、
前記飲料供給ホースから供給される飲料を受ける飲用容器を載置するための載置台とを備え、
前記載置台は、前記飲用容器を載置する載置部と、前記載置部の上側を覆う上壁部を少なくとも有するカバー部とを備えた飲料供給装置であって、
前記カバー部の上壁部には前記載置部の飲用容器を載置する位置の上側に前記飲料供給ホースの先端部を取り付けるための取付ブラケットを着脱可能に設け、
前記取付ブラケットは前記飲料供給ホースの先端部を接続するための接続筒部と、前記接続筒部から下方に延出して前記飲料供給ホースから供給される飲料を前記飲用容器に案内して注出するための案内注出筒部とを備えたことを特徴とする飲料供給装置。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
請求項1に記載の飲料供給装置において、
前記カバー部の上壁部には前記取付ブラケットを取り付けるための前側に開いた切欠部が形成され、
前記取付ブラケットの左右両側部には前後に延びる係合スリットを設け、
前記係合スリットを前記切欠部の左右両側部に形成された前後に延びるレール部に前後に移動可能に係合させることで、前記取付ブラケットを前記カバー部の上壁部に着脱可能に取り付けたことを特徴とする飲料供給装置。
【請求項3】
請求項2に記載の飲料供給装置において、
前記係合スリットは、前記レール部の上側に係合する上側係合部と、前記レール部の下側に係合する下側係合部とを備え、前記上側係合部と前記下側係合部とを上下に重ならない位置に配置したことを特徴とする飲料供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料供給ホースから載置台に載置したコップ等の飲用容器に飲料を供給する飲料供給装置に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には給茶機等の飲料供給機の発明が開示されている。この飲料供給機は、本体の上部にヒータを内蔵して湯を貯留しておくための貯湯タンクと、貯湯タンクの前面右側に茶葉定量供給部と茶葉ホッパーとが設けられた茶葉貯蔵タンクと、貯湯タンクから延びて給湯弁が介装された注湯ノズルと、茶葉ホッパー及び注湯ノズルの下方に設けられた茶漉器と、貯湯タンクから延びて白湯用給湯弁が介装された給湯パイプ(飲料供給ホース)とを備えている。この飲料供給機は、コップ等の飲用容器を載置する飲料取り出し口(載置台)が設けられており、飲料取り出し口の上部(載置台の上壁部)には注出容器が設けられている。注出容器は茶漉器からの茶が流し落とされる容器本体を備え、容器本体の底部には第1及び第2の注出口が形成されている。第1の注出口は容器本体内に連なり、第2の注出口には上向きの区画筒が連続して突設されて容器本体から区画されている。この区画筒には給湯パイプが連結されており、白湯の注出時には貯湯タンクからの湯が容器本体内に流れずに第2の注出口からコップ等の飲用容器に注出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-228930号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の飲料供給機においては、飲料取り出し口の上部(載置台の上壁部)には第1及び第2の注出口が設けられており、茶漉器を通過して生成される茶が第1の注出口から注出され、貯湯タンク内の白湯が第2の注出口から注出される。この飲料供給機においては、飲料取り出し口(載置台)には飲料が通過する通過経路として、容器本体、第1の注出口、区画筒及び第2の注出口が一体的に設けられており、これらの飲料が通過する通過経路を分解洗浄することができないので洗浄等のメンテナンスをするときの作業性がよくない問題があった。
【0005】
また、給湯パイプ(飲料供給ホース)は区画筒に接続されているが、給湯パイプを区画筒に接続することなく飲料取り出し口の上部に直接取り付けるようにして、給湯パイプの先端注出口から飲料をコップ等の飲用容器に直接注出すれば、区画筒及び第2の注出口を飲料取り出し口の上部(載置台の上壁部)に設ける必要がなくなり、区画筒及び第2の注出口を洗浄等のメンテナンスをする必要がなくなる。しかし、給湯パイプの先端注出口を飲料取り出し口(載置台)の上部に直接取り付けるようにしたものでは、給湯パイプの先端注出口の注出方向が載置台に載置したコップ等の飲用容器に向かないことがあり、飲料がコップ等の飲用容器から周囲に飛散して注出されるおそれがある。本発明は、コップ等の飲用容器を載置する載置台の飲料が通過する経路の洗浄等のメンテナンスの作業性を向上させつつ、飲料がコップ等の飲用容器から周囲に飛散して注出されにくくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記課題を解決するため、飲料を供給する飲料供給ホースと、飲料供給ホースから供給される飲料を受ける飲用容器を載置するための載置台とを備え、載置台は、飲用容器を載置する載置部と、載置部の上側を覆う上壁部を少なくとも有するカバー部とを備えた飲料供給装置であって、カバー部の上壁部には載置部の飲用容器を載置する位置の上側に飲料供給ホースの先端部を取り付けるための取付ブラケットを着脱可能に設け、取付ブラケットは飲料供給ホースの先端部を接続するための接続筒部と、接続筒部から下方に延出して飲料供給ホースから供給される飲料を飲用容器に案内して注出するための案内注出筒部とを備えたことを特徴とする飲料供給装置を提供するものである。
【0007】
上記のように構成した飲料供給装置においては、カバー部の上壁部には載置部の飲用容器を載置する位置の上側に飲料供給ホースの先端部を取り付けるための取付ブラケットを着脱可能に設け、取付ブラケットは飲料供給ホースの先端部を接続するための接続筒部と、接続筒部から下方に延出して飲料供給ホースから供給される飲料を飲用容器に案内して注出するための案内注出筒部とを備えている。飲料供給ホースの先端部は取付ブラケットによって載置台のカバー部の上壁部に着脱可能に取り付けられているので、取付ブラケットを載置台のカバー部の上壁部から取り外すことで、飲料が通過する通過経路となる取付ブラケットの接続筒部及び案内注出筒部を容易に洗浄等のメンテナンスをすることができ、洗浄等のメンテナンスの作業性をよくすることができる。また、取付ブラケットがカバー部の上壁部に取り付けられた状態で、案内注出筒部から注出される飲料は飲用容器に案内されるようになっているので、飲料供給ホースの先端部を接続筒部に接続することで、飲料供給ホースから供給される飲料は案内注出筒部から載置部に載置した飲用容器に案内されて注出されるようになり、飲料が飲用容器から周囲に飛散して注出されにくくすることができる。
【0008】
上記のように構成した飲料供給装置においては、カバー部の上壁部には取付ブラケットを取り付けるための前側に開いた切欠部が形成され、取付ブラケットの左右両側部には前後に延びる係合スリットを設け、係合スリットを切欠部の左右両側部に形成された前後に延びるレール部に前後に移動可能に係合させることで、取付ブラケットをカバー部の上壁部に着脱可能に取り付けるのが好ましい。このようにしたときには、取付ブラケットを前後に移動させることで、取付ブラケットをカバー部の上壁部に容易に着脱することができる。
【0009】
上記のように構成した飲料供給装置においては、係合スリットは、レール部の上側に係合する上側係合部と、レール部の下側に係合する下側係合部とを備え、上側係合部と下側係合部とを上下に重ならない位置に配置するのが好ましい。このようにしたときには、レール部に係合する係合スリットの上側係合部と下側係合部が上下に重ならないので、係合スリットの内側の洗浄性を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の飲料供給装置の斜視図である。
図1の前面パネルを取り外した状態の斜視図である。
図1の左右方向の中央部を前後方向に沿って切断した縦方向断面図である。
図2のカバー部から取付ブラケットを前側に移動させた状態の斜視図である。
取付ブラケットを前側の斜め上方から見た斜視図(a)と、後側の斜め上方から見た斜視図(b)と、後側の斜め下方から見た斜視図(c)である。
取付ブラケットの側面図(a)と、取付ブラケットがカバー部に取り付けられた状態で右側の第1上側係合部のある位置での前後方向に沿って切断した縦方向断面図(b)である。
原料水供給部を構成する給湯部と給水部の概略図である。
制御装置のブロック図である。
他の実施形態の取付ブラケットを示す図5(b)に相当する後側の斜め上方から見た斜視図(a)と、図5(c)に相当する後側の斜め下方から見た斜視図(b)である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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