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公開番号2025038737
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-19
出願番号2023145523
出願日2023-09-07
発明の名称給湯のシステムおよび方法
出願人パーパス株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F24H 4/02 20220101AFI20250312BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】貯湯タンクによる貯湯と低温蓄熱による高効率化とともに、一般給湯、風呂出湯、風呂水追焚きなどの利便性を高める。
【解決手段】給水(W)を第1温水(HW1)に加熱し、または第1温水より高温度の第2温水(HW2)に加熱する熱源機(HPユニット6)と、第1温水を貯湯し、または第1温水の上側に第2温水を貯湯する貯湯タンク(貯湯タンクユニット4)とを含み、通常時、貯湯タンクに第1温水を貯湯し、風呂追焚き前、貯湯タンクに第2温水を導入して第1温水の上側に第2温水を貯湯し、風呂追焚き中、貯湯タンクから取り出した第2温水と風呂水を熱交換して前記風呂水を加熱する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
給水を第1温水に加熱し、または前記第1温水より高温度の第2温水に加熱する熱源機と、
前記第1温水を貯湯し、または前記第1温水の上側に前記第2温水を貯湯する貯湯タンクと、
を含み、通常時、前記貯湯タンクに前記第1温水を貯湯し、風呂追焚き前、前記貯湯タンクに前記第2温水を導入して前記第1温水の上側に前記第2温水を貯湯し、風呂追焚き中、前記貯湯タンクから取り出した前記第2温水と風呂水を熱交換して前記風呂水を加熱する、給湯システム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第1温水と前記第2温水の温度差が10℃以上である、請求項1に記載の給湯システム。
【請求項3】
前記貯湯タンクの前記第2温水の貯湯位置に設置された温度センサと、
前記貯湯タンクに前記第2温水を導入しているとき、前記温度センサから温度情報を取得し、この温度情報が前記第1温水から前記第2温水を表す温度情報に推移したとき、前記第2温水の導入を解除する制御部と、
を含む、請求項1に記載の給湯システム。
【請求項4】
前記貯湯タンクから出湯させた前記第1温水または前記第2温水と前記給水とを混合して得られる第3温水を給湯する給湯路と、
前記給水を前記貯湯タンクと前記給湯路とに分配する分配弁と、
前記給湯路に流れる前記第3温水の給湯量を規制する規制弁と、
前記第3温水の温度を検出する温度センサと、
前記温度センサから検出温度情報を取得して前記分配弁および/または前記規制弁の開度を調整して給湯設定温度に前記第3温水の温度を制御する制御部と、
を含む、請求項1に記載の給湯システム。
【請求項5】
前記風呂水と、前記貯湯タンクから出湯させた前記第2温水とを熱交換する熱交換器を含み、
風呂追焚き時、前記風呂水との熱交換後の前記第2温水を前記熱源機で加熱した後、前記貯湯タンクに戻す、請求項1ないし請求項4のいずれかの請求項に記載の給湯システム。
【請求項6】
前記貯湯タンクに前記第1温水または前記第2温水を導入する温水導入部と、
前記温水導入部から温水導入の際、前記貯湯タンク内の温水流を緩衝する緩衝部と、
を含む、請求項1ないし請求項4のいずれかの請求項に記載の給湯システム。
【請求項7】
熱源機が給水を第1温水に加熱し、または前記第1温水より高温度の第2温水に加熱する工程と、
前記第1温水を貯湯タンクに貯湯し、または前記第1温水の上側に前記第2温水を貯湯する工程と、
通常時、前記貯湯タンクに前記第1温水を貯湯し、風呂追焚き前、前記貯湯タンクに前記第2温水を導入して前記第1温水の上側に前記第2温水を貯湯する工程と、
風呂追焚き中、前記貯湯タンクから取り出した前記第2温水と風呂水との熱交換により前記風呂水を加熱する工程と、
を含む、給湯方法。
【請求項8】
前記第1温水と前記第2温水の温度差を10℃以上に設定した、請求項7に記載の給湯方法。
【請求項9】
前記貯湯タンクに前記第2温水を導入しているとき、前記貯湯タンクの前記第2温水の貯湯位置に設置された温度センサから温度情報を取得する工程と、
前記温度情報が前記第1温水から前記第2温水を表す温度情報に推移したとき、前記第2温水の導入を解除する工程と、
を含む、請求項7に記載の給湯方法。
【請求項10】
前記貯湯タンクから出湯させた前記第1温水または前記第2温水と前記給水とを混合して得られる第3温水を給湯路に給湯する工程と、
分配弁で前記給水を前記貯湯タンクと前記給湯路とに分配する工程と、
前記給湯路に流れる前記第3温水の給湯量を規制弁で規制する工程と、
前記第3温水の温度を温度センサで検出する工程と、
前記温度センサから検出温度情報を取得して前記分配弁および/または前記規制弁の開度を調整して前記第3温水を給湯設定温度に制御する工程と、
を含む、請求項7に記載の給湯方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示はたとえば、熱源機にヒートポンプを含み、熱源機で得られる温水を貯湯タンクに貯湯して蓄熱し、その温水を給水との熱交換、一般給湯、風呂注湯、風呂追焚きなどに用いる給湯のシステムおよび方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
たとえば、ガス給湯器の加熱で得た温水を複数の貯湯タンクに溜め、貯湯タンクからの選択的な温水の出湯や、ヒートポンプ式加熱源を用いて温水を生成し、この温水を貯湯タンクに溜めることなどは既に知られている。
【0003】
複数の貯湯タンクを備えた貯湯によれば、各貯湯タンク内の温水を選択的に加熱手段に循環させて加熱することが知られている(たとえば、特許文献1)。
【0004】
複数の貯湯タンクおよびヒートポンプ式加熱源を備えたシステムでは、貯湯タンクから排出した低温水をヒートポンプ式加熱源の熱交換器で昇温し、この高温水を貯湯タンクに貯湯することが知られている(たとえば、特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2001-65982号公報
特開2007-298226号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
複数の貯湯タンクによる貯湯設備では、設備コストなどに問題があるし、熱源機と複数の貯湯タンクとの間で温水を移動させると、温水による蓄熱効率が悪化するなどの課題もある。
【0007】
従来、主熱源機にヒートポンプ、補助熱源機にガス給湯器を備えた給湯システムは、ヒートポンプで加熱した温水を貯湯タンクに溜め、給湯時の不足熱量をガス給湯器で補完することが行われる。このようなハイブリッド式給湯は、主熱源機側の夜間運転などの運転コストに影響を受け、恒久的な低コスト化が維持できないなどの課題がある。
【0008】
そこで、本開示の目的は、貯湯タンクによる貯湯と低温蓄熱による高効率化とともに、一般給湯、風呂出湯、風呂水追焚きなどの利便性を高めることにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
以上の目的を達成するため、本開示の給湯システムの一側面によれば、給水を第1温水に加熱し、または前記第1温水より高温度の第2温水に加熱する熱源機と、前記第1温水を貯湯し、または前記第1温水の上側に前記第2温水を貯湯する貯湯タンクとを含み、通常時、前記貯湯タンクに前記第1温水を貯湯し、風呂追焚き前、前記貯湯タンクに前記第2温水を導入して前記第1温水の上側に前記第2温水を貯湯し、風呂追焚き中、前記貯湯タンクから取り出した前記第2温水と風呂水を熱交換して前記風呂水を加熱する。
【0010】
この給湯システムにおいて、前記第1温水と前記第2温水の温度差が10℃以上であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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