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公開番号
2025061930
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-11
出願番号
2025012921,2024024288
出願日
2025-01-29,2020-04-27
発明の名称
ガス配送を管理する方法、システム、プログラム、記録媒体およびサーバ
出願人
パーパス株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/06 20240101AFI20250403BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ガスボンベの交換タイミングに対する温度変化の影響を回避する。
【解決手段】処理部が、少なくとも日または数日単位の取得頻度で指針情報を取得し、配送先(21)ごとにガス使用量を算出し、ガス使用量に上限閾値および下限閾値を設定し、ガス使用量が上限閾値以上または下限閾値以下であれば異常使用量と判定し、異常使用量を呈する配送先数に閾値を設定して配送先数が異常であるかを判定し、配送先数が異常であれば、各配送先に設定されている配送予定日を再計算し、再計算前の配送予定日と再計算後の配送予定日が相違していれば、異常と判定し、配送予定日の増減日数を算定し、増減日数の付加により配送先ごとに配送予定日を改定した配送指示情報を生成する。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
管理サーバが、少なくとも日または数日単位の取得頻度で指針情報を取得し、配送先ごとにガス使用量を算出する工程と、
前記管理サーバが、前記ガス使用量に上限閾値および下限閾値を設定し、前記ガス使用量が前記上限閾値以上または前記下限閾値以下であれば異常使用量と判定する工程と、
前記管理サーバが、前記異常使用量を呈する配送先数に閾値を設定して前記配送先数が異常であるかを判定する工程と、
前記管理サーバが、前記配送先数が異常であれば、各配送先に設定されている配送予定日を再計算する工程と、
前記管理サーバが、再計算前の前記配送予定日と再計算後の前記配送予定日が相違していれば、異常と判定し、前記配送予定日の増減日数を算定する工程と、
前記管理サーバが、前記増減日数の付加により前記配送先ごとに前記配送予定日を改定した配送指示情報を生成する工程と、
を含むことを特徴とする、ガス配送の管理方法。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
さらに、前記管理サーバが、前記配送予定日に前記配送先の前記ガス使用量に応じた増減日数を付加して前記配送予定日を改訂する工程を含むことを特徴とする、請求項1に記載のガス配送の管理方法。
【請求項3】
さらに、前記管理サーバが、前記ガス使用量の許容増減幅に少なくとも±20%をもって前記上限閾値および前記下限閾値を設定する工程を含むことを特徴とする、請求項1に記載のガス配送の管理方法。
【請求項4】
前記管理サーバが、少なくとも日単位の取得頻度で指針情報を取得する場合、前日のガス使用量を基準として前記上限閾値または前記下限閾値を設定し、当日のガス使用量が異常使用量か否かを判定する工程を含むことを特徴とする、請求項1に記載のガス配送の管理方法。
【請求項5】
少なくとも日または数日単位の取得頻度で指針情報を取得する通信部と、
配送先ごとにガス使用量を算出し、前記ガス使用量に上限閾値および下限閾値を設定し、前記ガス使用量が前記上限閾値以上または前記下限閾値以下であれば異常使用量と判定し、前記異常使用量を呈する配送先数に閾値を設定して前記配送先数が異常であるかを判定し、前記配送先数が異常であれば、各配送先に設定されている配送予定日を再計算し、再計算前の前記配送予定日と再計算後の前記配送予定日が相違していれば、異常と判定し、前記配送予定日の増減日数を算定し、前記増減日数の付加により前記配送先ごとに前記配送予定日を改定した配送指示情報を生成する処理部と、
を含むことを特徴とする、ガス配送の管理システム。
【請求項6】
さらに、前記処理部が、前記配送予定日に前記配送先の前記ガス使用量に応じた増減日数を付加して前記配送予定日を改訂することを特徴とする、請求項5に記載のガス配送の管理システム。
【請求項7】
さらに、前記処理部が、前記ガス使用量の許容増減幅に少なくとも±20%をもって前記上限閾値および前記下限閾値を設定することを特徴とする、請求項5に記載のガス配送の管理システム。
【請求項8】
前記処理部が、少なくとも日単位の取得頻度で指針情報を取得する場合、前日のガス使用量を基準として前記上限閾値または前記下限閾値を設定し、当日のガス使用量が異常使用量か否かを判定することを特徴とする、請求項5に記載のガス配送の管理システム。
【請求項9】
コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
少なくとも日または数日単位の取得頻度で指針情報を通信部で取得する機能と、
配送先ごとにガス使用量を算出する機能と、
前記ガス使用量に上限閾値および下限閾値を設定し、前記ガス使用量が前記上限閾値以上または前記下限閾値以下であれば異常使用量と判定する機能と、
前記異常使用量を呈する配送先数に閾値を設定して前記配送先数が異常であるかを判定する機能と、
前記配送先数が異常であれば、各配送先に設定されている配送予定日を再計算する機能と、
再計算前の前記配送予定日と再計算後の前記配送予定日が相違していれば、異常と判定する機能と、
前記配送予定日の増減日数を算定し、前記増減日数の付加により前記配送先ごとに前記配送予定日を改定した配送指示情報を生成する機能と、
を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項10】
さらに、前記配送予定日に前記配送先の前記ガス使用量に応じた増減日数を付加して前記配送予定日を改訂する機能を含む、請求項9に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はたとえば、LP(Liquefied Petroleum :液化石油)ガスのボンベ配送による管理技術に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
LPガスの供給は、LPガスを充填したガスボンベの配送によって行われる。ガス使用量はガスメータの指針情報によって算定される。ガスボンベの交換予定日は、ガス使用量に基づいて算定し、通常、ガスボンベ中のLPガスが使用不能など、不測の事態に陥らないように設定される。
ガスの供給管理に関し、供給先に設置されたガスメータから情報を得て供給先のガス使用量を算出し、ガス容器の配送予定日を予測することが知られている(たとえば、特許文献1)。
【0003】
LPガスの配送管理に関し、ガス消費地の平均ガス使用量とLPガスボンベの容量とに基づき、年間当たりのガス配送頻度が1回あるいは2回で済むガス消費地を少量ガス消費地として抽出する。少量ガス消費地への年間当たりのガス配送作業を行う配送時期を、例えば、ガス配送頻度分布における配送頻度が最も低い夏季となるように設定し、年間を通してガス配送頻度を平準化することが知られている(たとえば、特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
W02018/056436公報
特開2020-13415号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、ガス使用量は夏季、冬季、春季、秋季による季節変動、各季節内の高温日や低温日による温度変化の影響を受ける。つまり、寒い日にはガス消費が増加し、暑い日にはガス消費が減少する傾向があり、これがガス使用量に現れる。
各配送先のガスボンベの交換予定日は、指針情報により計算された各配送先のガス使用量によって算定される。配送先には日単位で指針情報の取得が可能なガスメータを備えた配送先の他、月単位や交換日単位でしか指針情報を取得することができない配送先など、指針情報の取得頻度が異なっている。
指針情報の取得頻度が低い場合には、低温日でガス使用量が増加し、または、高温日でガス使用量が減少しても、斯かるガス使用量の変動をガス交換日前に指針情報から知ることができない。仮に知ったとしても、配送スケジュールにあるガス交換日に反映させることは不可能である。このため、交換日前にガス使用量がガス残量に勝った場合には不測の事態を生じ、また、ガス使用量が少ない場合には交換日におけるガス残量が多くなり、配送者の負担となる。このため、指針情報の取得頻度が低い配送先が含まれている場合には常に、温度変動に気遣い、必要に応じてガスボンベの交換日調整に留意しなければならないという課題がある。
【0006】
発明者は、取得頻度が高い指針情報ないしこの指針情報から算定した日々のガス使用量には温度による変動情報が包含されているから、この変動情報の活用がガスボンベ交換に有効であるとの知見を得た。
【0007】
そこで、本発明の目的は、上記課題または上記知見に基づき、ガスボンベの交換タイミングに対する温度変化の影響を回避することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明に係るガス配送の管理方法の一側面によれば、管理サーバが、少なくとも日または数日単位の取得頻度で指針情報を取得し、配送先ごとにガス使用量を算出する工程と、前記管理サーバが、前記ガス使用量に上限閾値および下限閾値を設定し、前記ガス使用量が前記上限閾値以上または前記下限閾値以下であれば異常使用量と判定する工程と、前記管理サーバが、前記異常使用量を呈する配送先数に閾値を設定して前記配送先数が異常であるかを判定する工程と、前記管理サーバが、前記配送先数が異常であれば、各配送先に設定されている配送予定日を再計算する工程と、前記管理サーバが、再計算前の前記配送予定日と再計算後の前記配送予定日が相違していれば、異常と判定し、前記配送予定日の増減日数を算定する工程と、前記管理サーバが、前記増減日数の付加により前記配送先ごとに前記配送予定日を改定した配送指示情報を生成する工程とを含む。
このガス配送の管理方法において、さらに、前記管理サーバが、前記配送予定日に前記配送先の前記ガス使用量に応じた増減日数を付加して前記配送予定日を改訂してもよい。
このガス配送の管理方法において、さらに、前記管理サーバが、前記ガス使用量の許容増減幅に少なくとも±20%をもって前記上限閾値および前記下限閾値を設定してもよい。
このガス配送の管理方法において、前記管理サーバが、少なくとも日単位の取得頻度で指針情報を取得する場合、前日のガス使用量を基準として前記上限閾値または前記下限閾値を設定し、当日のガス使用量が異常使用量か否かを判定する工程を含んでもよい。
【0009】
上記目的を達成するため、本発明に係るガス配送の管理システムの一側面によれば、少なくとも日または数日単位の取得頻度で指針情報を取得する通信部と、配送先ごとにガス使用量を算出し、前記ガス使用量に上限閾値および下限閾値を設定し、前記ガス使用量が前記上限閾値以上または前記下限閾値以下であれば異常使用量と判定し、前記異常使用量を呈する配送先数に閾値を設定して前記配送先数が異常であるかを判定し、前記配送先数が異常であれば、各配送先に設定されている配送予定日を再計算し、再計算前の前記配送予定日と再計算後の前記配送予定日が相違していれば、異常と判定し、前記配送予定日の増減日数を算定し、前記増減日数の付加により前記配送先ごとに前記配送予定日を改定した配送指示情報を生成する処理部とを含む。
【0010】
このガス配送の管理システムにおいて、さらに、前記処理部が、前記配送予定日に前記配送先の前記ガス使用量に応じた増減日数を付加して前記配送予定日を改訂してもよい。
このガス配送の管理システムにおいて、さらに、前記処理部が、前記ガス使用量の許容増減幅に少なくとも±20%をもって前記上限閾値および前記下限閾値を設定してもよい。
このガス配送の管理システムにおいて、前記処理部が、少なくとも日単位の取得頻度で指針情報を取得する場合、前日のガス使用量を基準として前記上限閾値または前記下限閾値を設定し、当日のガス使用量が異常使用量か否かを判定してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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