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公開番号2025050465
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023159265
出願日2023-09-22
発明の名称システム、管理サーバ及び管理方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250327BHJP(計算;計数)
要約【課題】第1対象及び第2対象の間の利用関係を簡便に追跡するための技術を提供する。
【解決手段】本開示の一側面に係る管理サーバは、第1対象及び第2対象の間での利用関係の発生に応じて、紐付け要求を受信することで、対応関係の設定を受け付ける。管理サーバは、同一の第1対象に関する2以上の紐付け要求による対応関係の設定を受け付けたことに応じて、同一の第1対象に対してそれぞれ異なる2つ以上の第2対象との2以上の対応関係の設定が確立する場合、ステータス情報に応じて、2以上の対応関係のうち、一の対応関係の設定をアクティブにし、その他の対応関係の設定をノンアクティブにする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
管理サーバ、
各第1対象にそれぞれ対応する複数の第1端末、及び
各第2対象にそれぞれ対応する複数の第2端末、
を備え、
前記複数の第1端末及び前記複数の第2端末は、第1対象及び第2対象の間での利用関係の発生に応じて、前記第1対象に対応する第1端末及び前記第2対象に対応する第2端末の少なくとも一方が、前記管理サーバに向けて、紐付け要求を送信するように構成され、
前記管理サーバは、
前記紐付け要求の受信により、前記第1対象及び前記第2対象の間の対応関係の設定を受け付けること、及び
同一の第1対象に関する2以上の前記紐付け要求による前記対応関係の設定を受け付けたことに応じて、当該同一の第1対象に対してそれぞれ異なる2つ以上の第2対象との2以上の対応関係の設定が確立する場合、前記2以上の対応関係の設定が確立される前記第1対象及び前記2つ以上の第2対象の少なくともいずれかから得られるステータス情報に応じて、前記2以上の対応関係のうち、一の対応関係の設定をアクティブにし、その他の対応関係の設定をノンアクティブにすること、
を実行するように構成される、
システム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記管理サーバは、
アクティブな対応関係の設定が確立されたことに応じて、前記アクティブな対応関係が設定された第2対象を介する、対応する第1対象に関連付けられた権限の行使を有効化すること、及び
ノンアクティブな対応関係の設定が確立されたことに応じて、前記ノンアクティブな対応関係が設定された第2対象を介する、対応する第1対象に関連付けられた権限の行使を無効化すること、
を更に実行するように構成される、
請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記ステータス情報は、前記第1対象による選択を含み、
前記一の対応関係の設定をアクティブにすることは、前記第1対象により選択された対応関係の設定をアクティブにすることにより構成される、
請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記ステータス情報は、第2端末による前記第1対象に対する認証処理の実行結果の報告を含み、
前記一の対応関係の設定をアクティブにすることは、前記第1対象に対する前記認証処理の実行結果を直近に報告した前記第2端末に対応する第2対象との対応関係の設定をアクティブにすることにより構成される、
請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記各第1端末は、測位モジュールを備え、
前記各第2端末は、測位モジュールを備え、
前記ステータス情報は、前記第1対象に対応する第1端末の測位モジュールにより測定される第1現在位置、及び前記2つ以上の第2対象それぞれに対応する第2端末の測位モジュールにより測定される第2現在位置を含み、
前記一の対応関係の設定をアクティブにすることは、対応する第2端末の第2現在位置
が、前記第1端末の第1現在位置との間で前記利用関係の条件を満たす第2対象との対応関係の設定をアクティブにすることにより構成される、
請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記管理サーバは、第1の所定種類の第2対象との間でアクティブな対応関係の設定を確立した後、所定の条件が満たされるまで、前記アクティブな対応関係の設定をロックすることで、前記アクティブな対応関係が設定された第1対象に対する、他の第2対象との間での他のアクティブな対応関係の設定の確立を禁止することを更に実行するように構成される、
請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記第1対象は、ユーザであり、
前記第1の所定種類の前記第2対象は、公共交通機関の移動体であり、
前記所定の条件は、前記公共交通機関の移動体の利用に対する代金の支払いが完了することである、
請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
前記管理サーバは、前記対応関係が設定された第1対象及び第2対象の間で所定の関係が成立している場合、前記所定の関係が解消されるまで、前記対応関係を解除せず、アクティブ又はノンアクティブな状態で維持し、前記所定の関係が解消された後、前記対応関係を解除するように更に構成される、
請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
前記所定の関係は、所有関係である、
請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記第1対象は、ユーザであり、
前記第2対象は、前記ユーザにより所有される移動体である、
請求項9に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、システム、管理サーバ及び管理方法に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、カード等の媒体を利用して、車両の利用者からサービスに対する料金を収集するための料金収集システムが提案されている。具体的に、特許文献1で提案される料金収集システムは、ETC(Electronic Toll Collection System)カードのID、
レンタカーの事業者、レンタカーの利用日時、及びレンタカーの利用者の対応関係(課金情報、登録情報、決済情報、及び利用情報)に基づいて、対象のレンタカーによる高速道路の利用料金の請求を対象の利用者に割り当てるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-140747号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的の一つは、第1対象及び第2対象の間の利用関係を簡便に追跡するための技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1態様に係るシステムは、管理サーバ、各第1対象にそれぞれ対応する複数の第1端末、及び各第2対象にそれぞれ対応する複数の第2端末を備える。前記複数の第1端末及び前記複数の第2端末は、第1対象及び第2対象の間での利用関係の発生に応じて、前記第1対象に対応する第1端末及び前記第2対象に対応する第2端末の少なくとも一方が、前記管理サーバに向けて、紐付け要求を送信するように構成される。前記管理サーバは、前記紐付け要求の受信により、前記第1対象及び前記第2対象の間の対応関係の設定を受け付けること、及び同一の第1対象に関する2以上の前記紐付け要求による前記対応関係の設定を受け付けたことに応じて、当該同一の第1対象に対してそれぞれ異なる2つ以上の第2対象との2以上の対応関係の設定が確立する場合、前記2以上の対応関係の設定が確立される前記第1対象及び前記2つ以上の第2対象の少なくともいずれかから得られるステータス情報に応じて、前記2以上の対応関係のうち、一の対応関係の設定をアクティブにし、その他の対応関係の設定をノンアクティブにすることを実行するように構成される。
【0006】
本開示の第2態様に係る管理サーバは、第1対象及び第2対象の間での利用関係の発生に応じて、前記第1対象の第1端末及び前記第2対象の第2端末の少なくとも一方から紐付け要求を受信すること、前記紐付け要求の受信により、前記第1対象及び前記第2対象の間の対応関係の設定を受け付けること、及び同一の第1対象に関する2以上の前記紐付け要求による前記対応関係の設定を受け付けたことに応じて、当該同一の第1対象に対してそれぞれ異なる2つ以上の第2対象との2以上の対応関係の設定が確立する場合、前記2以上の対応関係の設定が確立される前記第1対象及び前記2つ以上の第2対象の少なくともいずれかから得られるステータス情報に応じて、前記2以上の対応関係のうち、一の対応関係の設定をアクティブにし、その他の対応関係の設定をノンアクティブにすることを実行するように構成される制御部を備える。
【0007】
本開示の第3態様に係る管理方法は、管理サーバが、第1対象及び第2対象の間での利
用関係の発生に応じて、前記第1対象の第1端末及び前記第2対象の第2端末の少なくとも一方から紐付け要求を受信すること、前記紐付け要求の受信により、前記第1対象及び前記第2対象の間の対応関係の設定を受け付けること、及び同一の第1対象に関する2以上の前記紐付け要求による前記対応関係の設定を受け付けたことに応じて、当該同一の第1対象に対してそれぞれ異なる2つ以上の第2対象との2以上の対応関係の設定が確立する場合、前記2以上の対応関係の設定が確立される前記第1対象及び前記2つ以上の第2対象の少なくともいずれかから得られるステータス情報に応じて、前記2以上の対応関係のうち、一の対応関係の設定をアクティブにし、その他の対応関係の設定をノンアクティブにすることを実行する情報処理方法である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、第1対象及び第2対象の間の利用関係を簡便に追跡するための技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示が適用される場面の一例を模式的に示す。
図2は、本開示が適用される場面の実施例を模式的に示す。
図3Aは、本実施形態に係る紐付け情報の一例を模式的に示す。
図3Bは、本実施形態に係るユーザ情報の一例を模式的に示す。
図3Cは、本実施形態に係る移動体情報の一例を模式的に示す。
図4Aは、本実施形態に係るアクティブ化する紐付け設定の選択過程の一例を模式的に示す。
図4Bは、本実施形態に係るアクティブ化する紐付け設定の選択過程の一例を模式的に示す。
図4Cは、本実施形態に係るアクティブ化する紐付け設定の選択過程の一例を模式的に示す。
図5は、本実施形態に係るアクティブな紐付け設定をロックする場面の一例を模式的に示す。
図6は、本実施形態に係る紐付け解除の過程の一例を模式的に示す。
図7は、本実施形態に係る紐付け設定をアクティブ又はノンアクティブな状態で維持する場面の一例を模式的に示す。
図8は、本実施形態に係る紐付け解除の実行場面の一例を模式的に示す。
図9は、本実施形態に係る紐付け情報の利用場面の一例を模式的に示す。
図10Aは、本実施形態に係る管理サーバのハードウェア構成の一例を模式的に示す。
図10Bは、本実施形態に係る第1端末のハードウェア構成の一例を模式的に示す。
図10Cは、本実施形態に係る第2端末のハードウェア構成の一例を模式的に示す。
図11は、本実施形態に係る各装置のソフトウェア構成の一例を模式的に示す。
図12は、本実施形態に係る紐付け設定の処理手順の一例を示す。
図13は、本実施形態に係る紐付け解除の処理手順の一例を示す。
図14は、第1の認証方法を採用する場合における紐付け設定の処理過程の一例を模式的に示す。
図15は、第2の認証方法を採用する場合における紐付け設定の処理過程の一例を模式的に示す。
図16は、第3-1の認証方法を採用する場合における紐付け設定の処理過程の一例を模式的に示す。
図17Aは、第3-2の認証方法を採用する場合における紐付け設定の処理過程の一例を模式的に示す。
図17Bは、第3-2の認証方法を採用する場合における紐付け設定の処理過程の他の一例を模式的に示す。
図18Aは、第4の認証方法を採用する場合における紐付け設定の処理過程の一例を模式的に示す。
図18Bは、第4の認証方法を採用する場合における紐付け設定の処理過程の他の一例を模式的に示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
特許文献1で提案されるシステムによれば、利用者は、自身のETCカードを保持していなくても、ETCによる高速料金の支払いを行うことができる。しかしながら、本件発明者らは、従来のシステムには、次のような問題点があることを見出した。
(【0011】以降は省略されています)

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