TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025042887
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-28
出願番号
2023150074
出願日
2023-09-15
発明の名称
制御システム
出願人
株式会社鷺宮製作所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
8/65 20180101AFI20250321BHJP(計算;計数)
要約
【課題】遠隔で制御プログラムを更新する場合であっても、安全に更新することができるようにすることを目的とする。
【解決手段】通信ユニット基板102のプログラムメモリ106は、複数の格納領域を有して複数の通信ユニット基板102用の制御プログラムが格納可能である。そして、通信ユニット基板102は、通信部103が受信した通信ユニット基板102用の制御プログラムを更新する更新プログラムP1を、現在制御動作に利用している通信ユニット基板102用の制御プログラムが格納されている例えば領域106a以外の領域106bに格納し、通信部103が更新プログラムP1への切り替えを示す指令を受信した場合は、制御動作を行うために読み出す格納領域を、更新プログラムP1が格納された前記領域106bに切り替えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
外部ネットワークと通信可能な第1制御装置を備えた制御システムであって、
前記第1制御装置は、
第1制御プログラムにより制御動作を行う第1制御部と、
前記第1制御プログラムが格納される第1格納部と、
前記第1制御プログラムを更新する第1更新プログラムを受信する第1通信部と、
所定の指令が入力される入力部と、
を備え、
前記第1格納部は、複数の格納領域を有して複数の前記第1制御プログラムが格納可能であり、
前記第1制御部は、前記第1通信部が受信した前記第1更新プログラムを、現在前記制御動作に利用している前記第1制御プログラムが格納されている一の格納領域以外の他の格納領域に格納し、前記入力部から前記第1更新プログラムへの切り替えを示す指令が入力された場合は、前記制御動作を行うために読み出す格納領域を、前記第1更新プログラムが格納された前記他の格納領域に切り替える、
ことを特徴とする制御システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第1制御部は、前記第1更新プログラムの前記他の格納領域への格納の成否を示す情報を取得し、前記成否を示す情報を出力する出力部を備えることを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
【請求項3】
前記第1制御部は、前記第1更新プログラムが格納された前記他の格納領域に切り替え後、前記入力部から前記第1制御プログラムへの切り替えを示す指令が入力された場合は、前記制御動作を行うために読み出す格納領域を、前記第1制御プログラムが格納された前記一の格納領域に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
【請求項4】
前記第1制御装置と内部ネットワークを介して接続され、複数の冷却装置にそれぞれ接続された第2制御装置を備え、
前記第2制御装置は、
第2制御プログラムにより前記冷却装置に対する制御動作を行う第2制御部と、
前記第2制御プログラムが格納される第2格納部と、
前記第2制御プログラムを更新する第2更新プログラムであって、前記第1制御装置から送信される前記第2更新プログラムを受信する第2通信部と、
を備え、
前記第1格納部は、前記第2更新プログラムを格納する第2更新プログラム格納領域を有し、
前記第2格納部は、複数の格納領域を有して複数の前記第2制御プログラムが格納可能であり、
前記第2制御部は、前記第2通信部が受信した前記第2更新プログラムを、前記第2格納部における、現在前記制御動作に利用している前記第2制御プログラムが格納されている一の格納領域以外の他の格納領域に格納し、前記第2通信部が前記第2更新プログラムへの切り替えを示す情報を受信した場合は、前記第2制御部が前記制御動作を行うために読み出す格納領域を前記第2更新プログラムが格納された前記第2格納部の前記他の格納領域に切り替える、
ことを特徴とする請求項1から3のうちいずれか一項に記載の制御システム。
【請求項5】
前記第2通信部は、前記第2更新プログラムとともに更新対象に関する情報を含む指定情報を受信し、
前記第2制御部は、自身の識別情報を有し、前記識別情報と前記指定情報とを照合して合致した場合に、前記第2更新プログラムを前記他の格納領域に格納する、
ことを特徴とする請求項4に記載の制御システム。
【請求項6】
前記指定情報には、前記第2制御装置の種別、前記第2制御装置で動作している前記第2制御プログラムのバージョン及び前記内部ネットワークにおけるアドレスのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項5に記載の制御システム。
【請求項7】
前記第2制御部は、前記第2更新プログラムの前記第2格納部の前記他の格納領域への格納の成否を示す情報を取得し、前記第2通信部を介して前記成否を示す情報を前記第1制御装置へ送信させることを特徴とする請求項4に記載の制御システム。
【請求項8】
前記第1制御部は、前記入力部から前記第2更新プログラムの更新の成否に関する応答指令が入力された場合は、前記第2通信部から受信した前記成否を示す情報を前記出力部から出力することを特徴とする請求項7に記載の制御システム。
【請求項9】
前記第2制御部は、前記第2更新プログラムが格納された前記他の格納領域に切り替え後、前記第2通信部から前記第2制御プログラムへの切り替えを示す指令が入力された場合は、前記制御動作を行うために読み出す格納領域を、前記第2制御プログラムが格納された前記一の格納領域に切り替えることを特徴とする請求項4に記載の制御システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネットワークで接続されたショーケース等の冷却装置の制御を行う制御システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、店舗等に設置されるショーケースや冷蔵庫等の商品を冷却した状態で陳列、或いは貯蔵する冷却装置においては、それらの冷却装置を制御するために制御基板が設けられ、また、制御基板は制御プログラムにより制御される。
【0003】
この種の制御プログラムは、機能追加や不具合修正等によりアップデート(更新)が行われる。従来は、現地に赴き、冷却装置から1台ずつ制御装置を取出して書込みツールを接続し、制御プログラムの書換えを行っていた。
【0004】
店舗には冷却装置が十数台~百台以上設置されることもあり、1台ずつ更新するのでは更新時間が非常にかかってしまう。また、店舗の営業中は更新作業が出来ないため営業時間外に行う必要があり、さらに店舗が複数あるとサービスマン等の更新作業を行う者の負担が大きかった。
【0005】
そこで、ネットワークを介して遠隔でプログラムを更新することが考えられる。遠隔でプログラムの更新を行う方法としては、例えば特許文献1が挙げられる。特許文献1には、冷蔵庫を制御する制御マイコン内の主メモリに第1領域と第2領域と、を備え、第1領域には冷蔵庫を動作させる動作ソフトウェアを格納し、第2領域にはアップデート情報を含んだ更新ソフトウェアが書き込まれ、特定のタイミングで制御マイコンが、第1領域から第2領域に切替えられて更新ソフトウェアで動作することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-14928号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載の発明は、制御マイコンにより自動的にアップデートが実行される。しかしながら、アップデートに不具合があった場合は考慮されておらず、不具合発生時はサービスマン等が現場に赴き対処する必要がある。そのため、サービスマン等が現場で対処するまでは冷蔵庫が稼働できない可能性がある。
【0008】
そこで、本発明は、遠隔で制御プログラムを更新する場合であっても、安全に更新することができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するためになされた発明は、外部ネットワークと通信可能な第1制御装置を備えた制御システムであって、前記第1制御装置は、第1制御プログラムにより制御動作を行う第1制御部と、前記第1制御プログラムが格納される第1格納部と、前記第1制御プログラムを更新する第1更新プログラムを受信する第1通信部と、所定の指令が入力される入力部と、を備え、前記第1格納部は、複数の格納領域を有して複数の前記第1制御プログラムが格納可能であり、前記第1制御部は、前記第1通信部が受信した前記第1更新プログラムを、現在前記制御動作に利用している前記第1制御プログラムが格納されている一の格納領域以外の他の格納領域に格納し、前記入力部から前記第1更新プログラムへの切り替えを示す指令が入力された場合は、前記制御動作を行うために読み出す格納領域を、前記第1更新プログラムが格納された前記他の格納領域に切り替える、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、第1制御装置の制御プログラムを格納する領域が複数あるので、動作中の制御プログラムが格納されていない他の格納領域に第1更新プログラムを格納することができる。そして、第1更新プログラムへの切り替えを示す指令を受信した場合に第1更新プログラムへ切り替えることができるため、遠隔等で更新の確認等が可能となり、安全に制御プログラムの更新をすることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
ソフトバンクグループ株式会社
システム
1日前
ソフトバンクグループ株式会社
システム
1日前
ソフトバンクグループ株式会社
システム
1日前
ソフトバンクグループ株式会社
システム
1日前
ソフトバンクグループ株式会社
システム
1日前
ソフトバンクグループ株式会社
システム
1日前
ソフトバンクグループ株式会社
システム
1日前
ソフトバンクグループ株式会社
システム
1日前
ソフトバンクグループ株式会社
システム
1日前
ソフトバンクグループ株式会社
システム
1日前
ソフトバンクグループ株式会社
システム
1日前
ソフトバンクグループ株式会社
システム
1日前
ソフトバンクグループ株式会社
システム
1日前
ソフトバンクグループ株式会社
システム
1日前
ソフトバンクグループ株式会社
システム
1日前
株式会社笑認
通知表作成支援システム及び通知表作成支援プログラム
1日前
ブラザー工業株式会社
管理システム、管理プログラム、及び印刷装置プログラム
1日前
イーベイ インク.
圧力分布画像分析を用いた履物真偽判定システム
1日前
ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング
組込みソフトウェアのコードの自動的なリファクタリング
1日前
ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング
符号化、特に、オブジェクト検出、イベント認識又はセグメント化のために構成された第1のモデルを訓練、検査、認証又は検証するための符号化にレーダスペクトルをマッピングするための第1のエンコーダを訓練するための装置及びコンピュータ実装された方法
1日前
他の特許を見る