TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025047565
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023156117
出願日
2023-09-21
発明の名称
描画装置、描画方法、プログラムおよび基板処理装置
出願人
株式会社SCREENホールディングス
代理人
個人
主分類
G03F
7/20 20060101AFI20250326BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】積層された上段のステージの位置を直接測定せずに、上段のステージの位置を測定することができる技術を提供する。
【解決手段】描画装置100は、Y軸ステージ33と、X軸ステージ31と、支持ステージ2と、ステージ移動機構3と、Y軸リニアスケール36と、第1変位計61と、露光ヘッド51とを備える。第1ステージは、Y方向に移動可能である。X軸ステージ31は、Y軸ステージ33よりも上側に位置する。支持ステージ2は、X軸ステージ31よりも上側に位置する。ステージ移動機構3は、Y軸ステージ33をY方向に移動させる。Y軸リニアスケール36は、ステージ移動機構3の位置を測定する。第1変位計61は、Y軸ステージ33に対する支持ステージ2のY方向における変位量を検出可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基板にパターンを描画する描画装置であって、
既定の移動方向に移動可能な第1ステージと、
前記第1ステージより上側に位置し、前記第1ステージと一体的に移動可能である第2ステージと、
前記第2ステージより上側に位置し、前記第2ステージと一体的に移動可能であり、基板を支持する第3ステージと、
前記第1ステージを前記移動方向に移動させるステージ移動機構と、
前記第1ステージの位置を測定する第1ステージ位置測定部と、
前記第1ステージと一体的に移動可能であり、前記第1ステージに対する前記第3ステージの第1方向における変位量を検出可能である第1変位計と、
前記ステージ移動機構によって前記移動方向に移動する前記第3ステージに支持された前記基板を露光可能な露光ヘッドと、
を備える、描画装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の描画装置であって、
前記第2ステージは、前記第1ステージに対して前記第1方向と交差する第2方向に移動可能であり、
前記ステージ移動機構は、前記第2ステージを前記第1ステージに対して前記第2方向に移動させることが可能である、描画装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の描画装置であって、
前記第1ステージ位置測定部により測定された前記第1ステージの前記移動方向における位置と、前記第1変位計によって検出された前記変位量とに基づいて、前記露光ヘッドを制御する制御部、
をさらに備える、描画装置。
【請求項4】
請求項3に記載の描画装置であって、
前記第1変位計が変位量を検出する第1方向は、前記第1ステージが移動する前記移動方向と平行である、描画装置。
【請求項5】
請求項4に記載の描画装置であって、
前記第1ステージ位置測定部は、前記第1ステージの前記移動方向における位置を測定するリニアスケールを含む。
前記制御部、描画装置。
【請求項6】
請求項1または請求項2に記載の描画装置であって、
前記第1ステージに対する前記第3ステージの前記第1方向における変位量を検出可能である第2変位計、
をさらに備え、
第2変位計は、前記第3ステージのうち、前記第1変位計によって前記変位量が検出される部分から前記第1方向と交差する第2方向に離れた部分の変位量を検出する、描画装置。
【請求項7】
請求項1または請求項2に記載の描画装置であって、
前記第1ステージに対する前記第3ステージの、前記第1方向と交差する第2方向における変位量を検出する第3変位計、
をさらに備える、描画装置。
【請求項8】
請求項1または請求項2に記載の描画装置であって、
前記第1変位計は、
前記第1ステージに対する前記第2ステージの前記第1方向における変位量を検出可能である下側変位計と、
前記第2ステージに対する前記第3ステージの前記第1方向における変位量を検出可能である上側変位計と、
を含む、描画装置。
【請求項9】
描画方法であって、
(a) 第1ステージと、前記第1ステージより上側に位置する第2ステージと、前記第2ステージより上側に位置し且つ基板を支持する第3ステージとを、既定の移動方向に一体的に移動させる移動工程と、
(b) 前記移動工程によって移動する前記第1ステージの位置を測定する測定工程と、
(c) 前記移動工程によって移動する前記第1ステージに対する、前記第3ステージの第1方向における変位量を検出する検出工程と、
(d) 前記移動工程によって前記第1方向に移動する前記第3ステージに支持された前記基板を露光する露光工程と、
を含む、描画方法。
【請求項10】
コンピュータが実行可能なプログラムであって、
前記プログラムは、前記コンピュータに、請求項9に記載の描画方法を実行させる、プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示される主題は、描画装置、描画方法、プログラムおよび基板処理装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば半導体ウエハやガラス基板などの基板にパターンを形成する方法として、光照射により直接パターンの描画を行う描画装置が知られている。この種の描画装置では、レジストなどの感光層が形成された基板がステージに支持され、ステージを主走査方向に移動させる。そして、ステージの主走査方向の位置に応じて、パターン光が露光ヘッドから出射されることにより、感光層に所定のパターンが描画される。
【0003】
このような描画装置においてステージを移動させた際、ステージが蛇行するなどして、ステージが予期しない方向へ変位する場合がある。このような変位が生じると、指定通りにパターンが形成されず、パターンに歪みが生じる場合があった。そこで、ステージの予期せぬ変位を補正する技術がこれまでにも提案されている。
【0004】
例えば、特許文献1は、マスクの座標をコントロールするマスクステージを開示している。マスクステージは、定盤上にX方向に移動するXテーブルと、当該Xテーブル上に設けられたY方向に移動するYテーブルと、Yテーブル上に設けられたマスクを支持する複数の支持パッドとを備えている。そして、Yテーブル上にバーミラーが固定されており、定盤に固定されたレーザ干渉計によってバーミラーの位置が測定されることにより、Yテーブルの位置が検出される。また、バーミラーには、マスクまでの距離または変位量を測定するセンサが取り付けられている。マスクが載置されたマスクテーブルを移動させた際、レーザ干渉計によって計測された位置情報が、センサ手段により検出された距離情報または変位情報を用いて補正される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-100541号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の場合、上段のステージであるYテーブルの位置をレーザ干渉計で直接検出する必要があった。このため、上段のステージを直接測定することが困難な場合、特許文献1の技術を採用することはできない。
【0007】
本発明の目的は、多段に積層された上段のステージの位置を直接測定せずに、上段のステージの位置を測定することができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、第1態様は、基板にパターンを描画する描画装置であって、既定の移動方向に移動可能な第1ステージと、前記第1ステージより上側に位置し、前記第1ステージと一体的に移動可能である第2ステージと、前記第2ステージより上側に位置し、前記第2ステージと一体的に移動可能であり、基板を支持する第3ステージと、前記第1ステージを前記移動方向に移動させるステージ移動機構と、前記第1ステージの位置を測定する第1ステージ位置測定部と、前記第1ステージと一体的に移動可能であり、前記第1ステージに対する前記第3ステージの第1方向における変位量を検出可能である第1変位計と、前記ステージ移動機構によって前記移動方向に移動する前記第3ステージに支持された前記基板を露光可能な露光ヘッドと、を備える。
【0009】
第2態様は、第1態様の描画装置であって、前記第2ステージは、前記第1ステージに対して前記第1方向と交差する第2方向に移動可能であり、前記ステージ移動機構は、前記第2ステージを前記第1ステージに対して前記第2方向に移動させることが可能である。
【0010】
第3態様は、第1態様または第2態様の描画装置であって、前記第1ステージ位置測定部により測定された前記第1ステージの前記移動方向における位置と、前記第1変位計によって検出された前記変位量とに基づいて、前記露光ヘッドを制御する制御部、をさらに備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社リコー
画像形成装置
23日前
株式会社リコー
画像形成装置
23日前
株式会社リコー
画像形成装置
3日前
株式会社リコー
画像形成装置
11日前
株式会社リコー
画像形成装置
22日前
株式会社リコー
画像形成装置
23日前
個人
露光機振動・MSDの同定方法
19日前
株式会社トプコン
全周カメラ
19日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
19日前
シャープ株式会社
画像形成装置
18日前
カシオ計算機株式会社
撮像装置
1か月前
シャープ株式会社
画像形成装置
29日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
2日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
2日前
三洋化成工業株式会社
トナーバインダー
22日前
株式会社電気印刷研究所
金属画像形成方法
4日前
ダイハツ工業株式会社
移動支援装置
23日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
23日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
29日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
29日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
23日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
24日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
29日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1日前
ブラザー工業株式会社
現像カートリッジ
29日前
株式会社ニコン
マウントアダプタ
4日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
29日前
沖電気工業株式会社
媒体搬送装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る