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公開番号2025047500
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2023156020
出願日2023-09-21
発明の名称情報伝達システム、情報伝達方法、及び情報伝達プログラム
出願人メタウォーター株式会社
代理人個人
主分類H04L 12/28 20060101AFI20250326BHJP(電気通信技術)
要約【課題】マルウェア等の侵入を防止しつつ、第1ネットワークから第2ネットワークへの情報の伝達が可能な情報伝達システム、情報伝達方法、及び情報伝達プログラムを提供する。
【解決手段】本発明に係る情報伝達システムは、第1ネットワークと第2ネットワークとの間で情報の伝達を行う情報伝達システムであって、前記第1ネットワークに接続され、前記第2ネットワークに伝達すべき第1情報を示す第1画像を表示する第1表示部と、前記第2ネットワークに接続され、前記第1表示部に表示された第1画像を撮影する第1撮影部と、前記第2ネットワークに接続され、前記第1撮影部で撮影された第1画像から、前記第1情報を取得する第1情報取得部と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
第１ネットワークと第２ネットワークとの間で情報の伝達を行う情報伝達システムであって、
前記第１ネットワークに接続され、前記第２ネットワークに伝達すべき第１情報を示す第１画像を表示する第１表示部と、
前記第２ネットワークに接続され、前記第１表示部に表示された前記第１画像を撮影する第１撮影部と、
前記第２ネットワークに接続され、前記第１撮影部で撮影された前記第１画像から、前記第１情報を取得する第１情報取得部と、
を備えている、情報伝達システム。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
前記第２ネットワークに接続され、前記第１ネットワークに伝達すべき第２情報を示す第２画像を表示する第２表示部と、
前記第１ネットワークに接続され、前記第２表示部に表示された前記第２画像を撮影する第２撮影部と、
前記第１ネットワークに接続され、前記第２撮影部で撮影された前記第２画像から、前記第２情報を取得する第２情報取得部と、
を備えている、請求項１に記載の情報伝達システム。
【請求項３】
前記第１情報は、前記第２ネットワークに接続された少なくとも１つの設備の制御を行うための制御信号を含む、
請求項１または２に記載の情報伝達システム。
【請求項４】
前記第２情報は、前記第２ネットワークに接続された少なくとも１つの設備の状態を示す状態信号を含む、
請求項１または２に記載の情報伝達システム。
【請求項５】
第１ネットワークと第２ネットワークとの間で情報の伝達を行う情報伝達方法であって、
前記第１ネットワークにおいて、前記第２ネットワークに伝達すべき第１情報を第１画像に変換するステップと、
前記第１画像を、前記第１ネットワークに接続され第１表示部に表示するステップと、
前記第２ネットワークにおいて、前記第１表示部に表示された前記第１画像を撮影するステップと、
前記第２ネットワークにおいて、撮影された前記第１画像から、前記第１情報を取得するステップと、
を備えている、情報伝達方法。
【請求項６】
第１ネットワークと第２ネットワークとの間で情報の伝達を行う情報伝達プログラムであって、
前記第１ネットワークに接続されたコンピュータに、
前記第１ネットワークにおいて、前記第２ネットワークに伝達すべき第１情報を第１画像に変換するステップと、
前記第１画像を、前記第１ネットワークに接続された第１表示部に表示するステップと、
を実行させ、
前記第２ネットワークに接続されたコンピュータに、
前記第２ネットワークに接続された第１撮影部により、前記第１表示部に表示された前記第１画像を撮影するステップと、
前記第２ネットワークにおいて、前記第１撮影部で撮影された前記第１画像から、前記第１情報を取得するステップと、
を実行させる、情報伝達プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、第１ネットワークと第２ネットワークとの間で情報の伝達を行う情報伝達システム、情報伝達方法、及び情報伝達プログラムに関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、企業内ＬＡＮなどの閉域ネットワーク網に接続された管理対象装置をインターネットなどの広域ネットワーク網を介してセキュアかつ効率的に遠隔管理し得るようにする遠隔管理システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００４－３５５２３４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１のシステムでは、管理対象装置をインターネットを介して外部設備から遠隔操作するため、インターネットを介して外部からマルウェア等が侵入するおそれがある。本発明は、この問題を解決するためになされたものであり、マルウェア等の侵入を防止しつつ、第１ネットワークから第２ネットワークへの情報の伝達が可能な情報伝達システム、情報伝達方法、及び情報伝達プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明に係る情報伝達システムは、第１ネットワークと第２ネットワークとの間で情報の伝達を行う情報伝達システムであって、前記第１ネットワークに接続され、前記第２ネットワークに伝達すべき第１情報を示す第１画像を表示する第１表示部と、前記第２ネットワークに接続され、前記第１表示部に表示された前記第１画像を撮影する第１撮影部と、前記第２ネットワークに接続され、前記第１撮影部で撮影された前記第１画像から、前記第１情報を取得する第１情報取得部と、を備えている。
【０００６】
本発明に係る情報伝達方法は、第１ネットワークと第２ネットワークとの間で情報の伝達を行う情報伝達方法であって、前記第１ネットワークにおいて、前記第２ネットワークに伝達すべき第１情報を第１画像に変換するステップと、前記第１画像を、前記第１ネットワークに接続された第１表示部に表示するステップと、前記第２ネットワークにおいて、前記第１表示部に表示された前記第１画像を撮影するステップと、前記第２ネットワークにおいて、撮影された前記第１画像から、前記第１情報を取得するステップと、を備えている。
【０００７】
本発明に係る情報伝達プログラムは、第１ネットワークと第２ネットワークとの間で情報の伝達を行う情報伝達プログラムであって、前記第１ネットワークに接続されたコンピュータに、前記第１ネットワークにおいて、前記第２ネットワークに伝達すべき第１情報を第１画像に変換するステップと、前記第１画像を、前記第１ネットワークに接続された第１表示部に表示するステップと、を実行させ、前記第２ネットワークに接続されたコンピュータに、前記第２ネットワークに接続された第１撮影部により、前記第１表示部に表示された前記第１画像を撮影するステップと、前記第２ネットワークにおいて、前記第１撮影部で撮影された前記第１画像から、前記第１情報を取得するステップと、を実行させる。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によれば、マルウェア等の侵入を防止しつつ、第１ネットワークから第２ネットワークへ情報を伝達することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本発明の第１実施形態に係る情報伝達システムを含むプラントシステムの概略構成図である。
本発明の第２実施形態に係る情報伝達システムを含むプラントシステムの概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
＜Ａ．第１実施形態＞
以下、本発明に係る情報伝達システムを含むプラントシステムの第１実施形態について、図面を参照しつつ説明する。本実施形態に係るプラントシステムは、少なくとも１つの設備を有する水処理用のプラント１と、このプラント１の設備を外部から制御するための遠隔操作施設２と、を備えている。遠隔操作施設２は、プラント１の外部に配置されている。したがって、遠隔操作施設２に設けられた第１ネットワーク回線２３とプラント１に設けられた第２ネットワーク回線１１とは、各実施形態で説明する情報伝達システムを介して接続している。この接続により、第２ネットワーク回線１１へのマルウェアの侵入など抑制し第２ネットワーク回線１１のセキュリティを確保する。以下、プラント１及び遠隔操作施設２について説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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