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公開番号2025044755
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-02
出願番号2023152509
出願日2023-09-20
発明の名称電池およびその製造方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01M 4/134 20100101AFI20250326BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】本開示は、良好な放電容量特性を有する電池を提供することを主目的とする。
【解決手段】本開示においては、負極反応として金属リチウムの析出溶解反応を利用した電池であって、負極集電体、金属層、電解質層および正極活物質層を、厚さ方向において、この順に有し、上記金属層は、Li-Mg合金相と、Li-In合金相と、を含有する、電池を提供することにより、上記課題を解決する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
負極反応として金属リチウムの析出溶解反応を利用した電池であって、
負極集電体、金属層、電解質層および正極活物質層を、厚さ方向において、この順に有し、
前記金属層は、Li-Mg合金相と、Li-In合金相と、を含有する、電池。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記金属層において、前記Li-In合金相は、前記Li-Mg合金相に対して、分散している、請求項1に記載の電池。
【請求項3】
前記金属層において、InおよびMgの合計に対するInの割合は、5at%以上、90at%以下である、請求項1に記載の電池。
【請求項4】
前記金属層において、InおよびMgの合計に対するInの割合は、25at%以上、60at%以下である、請求項1に記載の電池。
【請求項5】
前記Li-Mg合金相のサイズが、0.1μm以上、5μm以下である、請求項1に記載の電池。
【請求項6】
前記金属層は、バインダーを含有しない、請求項1に記載の電池。
【請求項7】
前記電解質層は、固体電解質を含有する固体電解質層である、請求項1に記載の電池。
【請求項8】
前記固体電解質は、硫化物固体電解質である、請求項1に記載の電池。
【請求項9】
負極反応として金属リチウムの析出溶解反応を利用した電池であって、
負極集電体、金属層、電解質層および正極活物質層を、厚さ方向において、この順に有し、
前記金属層は、Mg-In合金を含有する、電池。
【請求項10】
前記金属層は、前記Mg-In合金の金属相(Mg-In合金相)を有する、請求項9に記載の電池。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電池およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
電池は、通常、正極活物質層および負極活物質層の間に電解質層を有する。また、電池の分野において、負極反応として金属リチウムの析出溶解反応を利用した電池が知られている。例えば、特許文献1には、負極の反応として金属リチウムの析出-溶解反応を利用した全固体電池が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-184513号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
負極反応として金属リチウムの析出溶解反応を利用した電池では、通常、電池の作製時において、一般的な負極活物質層(Liを吸蔵放出する負極活物質粒子を含有する層)を設けず、初回充電により、負極活物質層(Li含有層)を形成するため、エネルギー密度を向上させやすいという利点がある。一方、負極反応として金属リチウムの析出溶解反応を利用した電池には、放電容量特性について更なる改善の余地がある。
【0005】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、良好な放電容量特性を有する電池を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[1]
負極反応として金属リチウムの析出溶解反応を利用した電池であって、
負極集電体、金属層、電解質層および正極活物質層を、厚さ方向において、この順に有し、
上記金属層は、Li-Mg合金相と、Li-In合金相と、を含有する、電池。
【0007】
[2]
上記金属層において、上記Li-In合金相は、上記Li-Mg合金相に対して、分散している、[1]に記載の電池。
【0008】
[3]
上記金属層において、InおよびMgの合計に対するInの割合は、5at%以上、60at%以下である、[1]または[2]に記載の電池。
【0009】
[4]
上記金属層において、InおよびMgの合計に対するInの割合は、25at%以上、60at%以下である、[1]から[3]までのいずれかに記載の電池。
【0010】
[5]
上記Li-Mg合金相のサイズが、0.1μm以上、5μm以下である、[1]から[4]までのいずれかに記載の電池。
(【0011】以降は省略されています)

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