特許ウォッチ

公開番号2025043549
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023150894
出願日2023-09-19
発明の名称車両用ドア制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類E05F 15/73 20150101AFI20250325BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】車両に設けられた自動ドアの付近にいる人の動きに合わせて自動ドアの開閉を制御すること。
【解決手段】算出部22は、車両12に設けられた自動ドア14を含む領域内の動体の移動量を算出する。自動ドア14に交差する方向に対する動体の移動量が閾値以上である場合、判定部24は、自動ドア14の開閉を許可しない。移動量が閾値未満である場合、判定部24は、自動ドア14の開閉を許可する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
車両に設けられた自動ドアを含む領域内の動体の移動量を算出する算出部と、
前記自動ドアに交差する方向に対する前記移動量が閾値以上である場合、前記自動ドアの開閉を許可せず、前記移動量が閾値未満である場合、前記自動ドアの開閉を許可する判定部と、
を有することを特徴とする車両用ドア制御装置。
続きを表示（約 160 文字）【請求項２】
請求項１に記載の車両用ドア制御装置において、
前記判定部は、前記自動ドアが開いている場合において、前記移動量が閾値以上である場合、前記自動ドアを閉めることを許可せず、前記移動量が閾値未満である場合、前記自動ドアを閉めることを許可する、
ことを特徴とする車両用ドア制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、車両に設けられた自動ドアの開閉を制御する装置に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
バス等の車両に設けられた自動ドアの付近にいる人（例えば乗客）が、センサによって検知された場合、安全性の観点から、自動ドアの開閉制御を行わないという運用が行われることがある。
【０００３】
特許文献１には、カメラによって撮影された画像に基づいて車両の乗客を検知する装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１９－１２３４２１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
自動ドア付近にいる人がセンサによって検知されない場合であっても、必ずしも人が自動ドア付近にいないとは限らない。そのため、自動ドア付近に実際にいる人の動きに合わせて自動ドアの開閉を制御できないことがある。
【０００６】
本開示の目的は、車両に設けられた自動ドアの付近にいる人の動きに合わせて自動ドアの開閉を制御することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示の１つの態様は、車両に設けられた自動ドアを含む領域内の動体の移動量を算出する算出部と、前記自動ドアに交差する方向に対する前記移動量が閾値以上である場合、前記自動ドアの開閉を許可せず、前記移動量が閾値未満である場合、前記自動ドアの開閉を許可する判定部と、を有することを特徴とする車両用ドア制御装置である。
【発明の効果】
【０００８】
本開示によれば、車両に設けられた自動ドアの付近にいる人の動きに合わせて自動ドアの開閉を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
実施形態に係る制御装置の構成を示すブロック図である。
車内を表す画像を示す図である。
車外を表す画像を示す図である。
車両の上方からドア領域を見たときの図である。
乗降の判定処理の流れを示すフローチャートを示す図である。
自動ドアの開閉制御の具体例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
図１を参照して、実施形態に係る制御装置１０の構成について説明する。図１は、制御装置１０の構成を示すブロック図である。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許