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公開番号2025042371
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-27
出願番号2023149339
出願日2023-09-14
発明の名称バリ取り装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類B24B 9/00 20060101AFI20250319BHJP(研削;研磨)
要約【課題】装置全体を小型化しつつ、ワークに生じたバリを安定して精度良く取ることが可能なバリ取り装置を提供する。
【解決手段】一方向に長尺に形成されたワーク2を加工したときに生じたバリを除去するバリ取り装置1であって、ワーク2を挿入可能であり、電流が流されることによって作動して挿入されたワーク2のバリを除去するワーク加工部4と、押されることによりワーク加工部4を作動させるための電流を流すスイッチ18と、スイッチ18を押すもしくは離す機構であるスイッチング機構6と、を備え、スイッチング機構6は、ワーク2がワーク加工部4における所定の位置まで押し込まれることによりスイッチ18を押すとともに、ワーク2が所定の位置から引き抜かれることによりスイッチ18を離すように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
一方向に長尺に形成されたワークを加工したときに生じたバリを除去するバリ取り装置であって、
前記ワークを挿入可能であり、電流が流されることによって作動して挿入された前記ワークの前記バリを除去するワーク加工部と、
押されることにより前記ワーク加工部を作動させるための前記電流を流すスイッチと、
前記スイッチを押すもしくは離す機構であるスイッチング機構と、を備え、
前記スイッチング機構は、前記ワークが前記ワーク加工部における所定の位置まで押し込まれることにより前記スイッチを押すとともに、前記ワークが前記所定の位置から引き抜かれることにより前記スイッチを離すように構成されている
ことを特徴とするバリ取り装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワークの加工時に生じるバリを除去するためのバリ取り装置に関するものである。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、内筒と外筒との間にゴム材を有する円筒型防振体のバリ取り装置が開示されている。特許文献1のバリ取り装置は、円筒型防振体の両端を挟持してワークを回転させる二つの受軸と、ワークの軸芯に直交する軸周りに回転するホイールブラシと、ワークの半径方向に延びるレールが設けられた第1サブベースと、そのレール上を移動することにより、ホイールブラシをワークの半径方向に対して移動させる第2サブベースと、ホイールブラシの高さを調整する第3サブベースと、を備えている。特許文献1の装置では、ホイールブラシをワークにおける外筒の一端に押し付けてバリ取りをした後、ホイールブラシをワークから一旦引き離し、ワークにおける外筒の他端まで移動させ、再度ホイールブラシを外筒の他端に押し付けてバリ取りを行うように構成されている。そのため、ホイールブラシがワークに押し付けられた状態で移動されないので、ホイールブラシの摩耗を抑制することができる。また、特許文献1には、ホイールブラシをワークの軸芯と直交する軸回りに回転させているので、ホイールブラシがワークの外筒から外れて押し付けられることがなくなり、ホイールブラシの摩耗が不均一になったり、ゴム材の迫り出し部分がホイールブラシによって傷つけられることを抑制することができる、と記載されている。
【0003】
特許文献2には、エンジンのシリンダーヘッドの角部などに発生したバリを除去することに適したバリ取り方法が記載されている。特許文献2の方法では、把持装置であるフローティングハンドのワーク把持部(チャック)によってワークを把持し、ワークを三つのバリ取りブラシを有するバリ取り部に移動させる。三つのバリ取りブラシは、それぞれ、把持されているワークの両側面および底面に当接するように配置されている。すなわち、特許文献2に記載の方法では、フローティングハンドによってワークを遊動させ、バリ取りが必要な部分にバリ取りブラシを当接させている。なお、特許文献2に記載の方法では、ワークを移動させながらバリ取りを行う際に、ワークをバリ取りブラシに沿わせて往復移動させるとともに、バリ取りブラシをワークの移動方向に逆らう方向に回転させることによりバリ取りを行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10ー094954号公報
特開平5ー208354号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の装置および特許文献2の方法では、いずれも、ワークにおける一部分のバリ取りを行った後、ワークもしくはブラシを移動させる機構によってワークにおける他の部分のバリ取りを行うように構成されている。そのため、そのようなワークもしくはブラシを所望の位置まで移動させるための機構が必要であるので、装置全体が大型化したり、ワークを精度良く移動させるために装置の制御が複雑になったりしてしまう。一方で、一部を作業者の手作業によってバリ取りを行う場合には、その作業者の技量に応じてバリ取りの精度が異なってしまう可能性がある。
【0006】
例えば、ワークをバイス等に固定し、手で把持しつつスイッチを押すことにより回転する電動ブラシによってワークのバリを取るような場合がある。その場合には、装置を持ち上げた状態で電動ブラシをバリに当接させることになり、また、装置の重量や、ワークの大きさや長さ、ワークの形状によって電動ブラシの動作に対して抵抗が大きくなることなども考慮して作業する必要があるので、バリを取る作業が不安定になる可能性がある。また、ワークのバイスへの固定時にかかる負荷によってワークが変形する可能性もある。したがって、バリ取り装置を簡素化しつつ精度の高いバリ取りを行うためには改善の余地があった。
【0007】
本発明は、上記の技術的課題に着目してなされたものであって、装置全体を小型化しつつ、ワークに生じたバリを安定して精度良く取ることが可能なバリ取り装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記の目的を達成するために、一方向に長尺に形成されたワークを加工したときに生じたバリを除去するバリ取り装置であって、前記ワークを挿入可能であり、電流が流されることによって作動して挿入された前記ワークの前記バリを除去するワーク加工部と、押されることにより前記ワーク加工部を作動させるための前記電流を流すスイッチと、前記スイッチを押すもしくは離す機構であるスイッチング機構と、を備え、前記スイッチング機構は、前記ワークが前記ワーク加工部における所定の位置まで押し込まれることにより前記スイッチを押すとともに、前記ワークが前記所定の位置から引き抜かれることにより前記スイッチを離すように構成されていることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明のバリ取り装置によれば、ワーク加工部にワークを押し込むことにより、スイッチが押されてワーク加工部が作動し、反対に、ワーク加工部からワークが引き抜かれることによりスイッチが離されてワーク加工部が停止する。つまり、作業者がワークをバリ取り装置側に押し込むことのみでワーク加工部が作動し、ワークのバリを取ることができる。そのため、作業者による加工精度などの差が生じにくいので、安定した高い精度でバリ取りを行うことができる。また、ワークをバイスなどの固定具を用いて固定することなくバリを取ることができる。さらに、ワークの移動やワーク加工部に押し込む動作を作業者によって行うので、ワークを適切な向きや位置に移動させるための機構を設けた場合と比較して、装置全体を小型化するとともに、装置の制御も簡素化することがことができる。すなわち、機械が長けている作業と作業者が長けている作業とをそれぞれが担うことによって、安定した精度の高いバリ取りと装置の小型化とを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態におけるバリ取り装置の一例を示す上面図であって、図1(a)は、ワークがバリ取り装置に挿入される前の初期状態を示し、図1(b)は、ワークがバリ取り装置に挿入されている作動状態を示している。
図2(a)は、ワークの一方の端部を示す部分斜視図であり、図2(b)は、ワーク加工部の側面図である。
ワーク支持機構を示す説明図であって、図3(a)は、第1ジョイントの斜視図であり、図3(b)は、第2ジョイントを軸線方向から見た正面図であり、図3(c)は、第3ジョイントを軸線方向から見た正面図である。
ワークの長さを確保する場合の一例を説明する図であって、図4(a)は、ダミーシャフトとワークとを連結する前の状態を示す図であり、図4(b)は、ストレートジョイントを用いてダミーシャフトとワークとを連結した状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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