TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025160571
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-23
出願番号2024063168
出願日2024-04-10
発明の名称蓄電装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 10/6556 20140101AFI20251016BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】冷却器の上面に生じた結露水が冷却器から滴下されるのを抑制することが可能な蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置100は、蓄電モジュール10と、蓄電モジュール10の上方に配置される冷却器30とを備える。冷却器30は、蓄電モジュール10の上面10b(第1上面)に沿って延びる冷却器本体31(第1部分)と、冷却器本体31から上方に突出するように設けられた堰き止め部32(第2部分)とを含む。堰き止め部32は、冷却器本体31の上面31a(第2上面)において生じた結露水が冷却器本体31の外周縁31bに向かって流れるのを堰き止めるように設けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電モジュールと、
前記蓄電モジュールの上方に配置される冷却器と、を備え、
前記冷却器は、
前記蓄電モジュールの第1上面に沿って延びる第1部分と、
前記第1部分から上方に突出するように設けられた第2部分と、を含み、
前記第2部分は、前記第1部分の第2上面において生じた結露水が前記第1部分の外周縁に向かって流れるのを堰き止めるように設けられている、蓄電装置。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記第2部分は、前記第1部分の前記外周縁に沿うように設けられている、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記第2部分は、前記外周縁に沿って周状でかつ連続的に形成されている、請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記蓄電モジュールおよび前記冷却器を収容するケースをさらに備え、
前記ケースは、前記冷却器を上方から覆うアッパーカバーを含み、
前記第2部分は、弾性部材により形成されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記第1部分の前記第2上面に配置される断熱材をさらに備える、請求項1~3のいずれか1項に記載の蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特表2023-529400号公報(特許文献1)には、複数の単電池と、トレイと、均温板と、冷却管路とを備える電池パックが開示されている。複数の単電池は、トレイの収容空間に収容されている。均温板は、トレイの収容空間の上部開口部をカバーしている。冷却管路は、均温板の外表面(収容空間とは反対側の表面)に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2023-529400号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載の電池パックでは、均温板(冷却器)の上面に結露水が生じる場合がある。この場合、結露水が上面を流れて均温板の外周縁から結露水が滴下されることが考えられる。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、冷却器の上面に生じた結露水が冷却器から滴下されるのを抑制することが可能な蓄電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一の局面に係る蓄電装置は、蓄電モジュールと、蓄電モジュールの上方に配置される冷却器と、を備える。冷却器は、蓄電モジュールの第1上面に沿って延びる第1部分と、第1部分から上方に突出するように設けられた第2部分と、を含む。第2部分は、第1部分の第2上面において生じた結露水が第1部分の外周縁に向かって流れるのを堰き止めるように設けられている。
【0007】
本開示の一の局面に係る蓄電装置には、上記のように、第1部分の第2上面において生じた結露水が冷却器の外周縁に向かって流れるのを堰き止める第2部分が設けられている。これにより、結露水が第1部分の外周縁まで流通するのを抑制することができる。その結果、結露水が冷却器から滴下されるのを抑制することができる。
【0008】
第2部分は、第1部分の外周縁に沿うように設けられていてもよい。このような構成により、第1部分の第2上面のうち、第2部分と外周縁との間の部分の面積を極力小さくすることができる。その結果、第2部分と外周縁との間において生じる結露水の量を極力小さくすることができる。
【0009】
第2部分は、外周縁に沿って周状でかつ連続的に形成されていてもよい。このような構成により、第2部分の内側と第2部分の外側とを連通する通路が第2部分に形成されないので、第2部分の内側において生じた結露水が外周縁まで流れるのを、より確実に抑制することができる。
【0010】
蓄電装置は、蓄電モジュールおよび冷却器を収容するケースを備えていてもよい。ケースは、冷却器を上方から覆うアッパーカバーを含んでいてもよい。第2部分は、弾性部材により形成されていてもよい。このような構成により、アッパーカバーから第2部分に伝わる荷重を、第2部分の弾性力により吸収することができる。その結果、アッパーカバーからの荷重に起因して冷却器および蓄電モジュールが破損するのを抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

トヨタ自動車株式会社
車両
13日前
トヨタ自動車株式会社
車両
20日前
トヨタ自動車株式会社
方法
13日前
トヨタ自動車株式会社
車体
13日前
トヨタ自動車株式会社
車両
14日前
トヨタ自動車株式会社
電池
5日前
トヨタ自動車株式会社
車両
20日前
トヨタ自動車株式会社
車両
今日
トヨタ自動車株式会社
車両
13日前
トヨタ自動車株式会社
配管
今日
トヨタ自動車株式会社
電池
14日前
トヨタ自動車株式会社
治具
21日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
12日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
今日
トヨタ自動車株式会社
蓄電池
13日前
トヨタ自動車株式会社
ロータ
今日
トヨタ自動車株式会社
監視装置
5日前
トヨタ自動車株式会社
樹脂外板
13日前
トヨタ自動車株式会社
製造設備
5日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
今日
トヨタ自動車株式会社
鋳造装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
13日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電セル
7日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
12日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
推定装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
路側装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
路側装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
路側装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
12日前
トヨタ自動車株式会社
路側装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
濾過装置
14日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
20日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
20日前
続きを見る