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公開番号
2025162310
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-27
出願番号
2024065520
出願日
2024-04-15
発明の名称
制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類
B60W
20/13 20160101AFI20251020BHJP(車両一般)
要約
【課題】第1制御を終了した後に次の第1制御による走行に備える。
【解決手段】スイッチがオンしている場合において第1条件が成立したときには、バッテリの蓄電割合が下限割合または下限割合近傍の第1割合以下になるまでは燃費よりパワーの出力を優先させて走行するようにエンジンと第1、第2モータとを制御する第1制御を実行し、スイッチがオンしている場合において第1制御中に第1条件と異なる第2条件が成立したときには、第1制御を終了して、バッテリの蓄電割合が第1割合より大きい上限割合または上限割合近傍の第2割合になるようにエンジンと第1、第2モータとを制御する第2制御の実行を開始する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンと、第1モータと、前記エンジンと前記第1モータと車軸に連結された駆動軸とに3つの回転要素が接続されたプラネタリギヤと、前記駆動軸に接続された第2モータと、前記第1、第2モータと電力をやりとりするバッテリと、燃費よりパワーの出力を優先させる走行を指示するスイッチと、を備えるハイブリッド自動車に用いられ、前記エンジンと前記第1、第2モータとを制御する制御装置であって、
前記スイッチがオンしている場合において第1条件が成立したときには、前記バッテリの蓄電割合が下限割合または前記下限割合近傍の第1割合以下になるまでは前記燃費より前記パワーの出力を優先させて走行するように前記エンジンと前記第1、第2モータとを制御する第1制御を実行し、
前記スイッチがオンしている場合において前記第1制御中に前記第1条件と異なる第2条件が成立したときには、前記第1制御を終了して、前記バッテリの前記蓄電割合が前記第1割合より大きい上限割合または前記上限割合近傍の第2割合になるように前記エンジンと前記第1、第2モータとを制御する第2制御の実行を開始する
制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の制御装置としては、走行用の動力を出力するエンジンと、エンジンからの動力で発電する第1モータ(発電機)と、走行用の動力を出力する第2モータ(フロントモータ)と、バッテリと、を備えるハイブリッド自動車に用いられるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-136973号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述の制御装置として、スイッチがオンされたときに、バッテリの蓄電割合が下限割合または下限割合近傍の第1割合になるようにエンジンと第1、第2モータとを制御する第1制御を実行するものがある。こうした制御装置では、第1制御の終了後は、次の第1制御による走行に備えてバッテリを満充電に近づけることが重要な課題として認識されている。
【0005】
本開示の制御装置は、第1制御を終了した後に次の第1制御による走行に備えることを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の制御装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の制御装置は、エンジンと、第1モータと、前記エンジンと前記第1モータと車軸に連結された駆動軸とに3つの回転要素が接続されたプラネタリギヤと、前記駆動軸に接続された第2モータと、前記第1、第2モータと電力をやりとりするバッテリと、燃費よりパワーの出力を優先させる走行を指示するスイッチと、を備えるハイブリッド自動車に用いられ、前記エンジンと前記第1、第2モータとを制御する制御装置であって、前記スイッチがオンしている場合において第1条件が成立したときには、前記バッテリの蓄電割合が下限割合または前記下限割合近傍の第1割合以下になるまでは前記燃費より前記パワーの出力を優先させて走行するように前記エンジンと前記第1、第2モータとを制御する第1制御を実行し、前記スイッチがオンしている場合において前記第1制御中に前記第1条件と異なる第2条件が成立したときには、前記第1制御を終了して、前記バッテリの前記蓄電割合が前記第1割合より大きい上限割合または前記上限割合近傍の第2割合になるように前記エンジンと前記第1、第2モータとを制御する第2制御の実行を開始することを要旨とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
ハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図。
制御ルーチンの一例を示すフローチャート。
設定ルーチンの一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の制御装置を搭載するハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施形態のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、プラネタリギヤ30と、モータMG1,MG2(第1、第2モータ)と、インバータ41,42と、バッテリ50と、システムメインリレー56と、補機バッテリ60と、DC/DCコンバータ62と、ハイブリッド用電子制御ユニット(以下、「HVECU」という)70と、を備える。なお、HVECU70や後述するエンジン用電子制御ユニット(以下、「エンジンECU」という)24、モータ用電子制御ユニット(以下、「モータECU」という)40、バッテリ用電子制御ユニット(以下、「バッテリECU」という)52は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM,データを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。
【0010】
エンジン22は、ガソリンや軽油などを燃料として動力を出力する内燃機関として構成されている。エンジン22は、エンジンECU24によって運転制御されている。エンジンECU24には、エンジン22のクランクシャフト26の回転位置を検出するクランクポジションセンサ23からのクランク角θcrなどが入力ポートから入力されている。エンジンECU24からは、エンジン22を運転制御するための各種制御信号が出力ポートを介して出力されている。エンジンECU24は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。エンジンECU24は、クランクポジションセンサ23からのクランク角θcrに基づいてエンジン22の回転数Neを演算している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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