TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025043480
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023150785
出願日2023-09-19
発明の名称半導体装置およびその製造方法
出願人ルネサスエレクトロニクス株式会社
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類H01L 23/48 20060101AFI20250325BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】半導体装置の性能を向上させる。
【解決手段】ダイパッド20の上面は、領域R1と、半導体チップ10の四つの角10cのそれぞれと重なる地点を含む領域R2と、領域R2の周囲に位置する領域R3と、を備えている。ダイパッド20は、領域R2に形成された複数の溝TRを有している。複数の溝TRのそれぞれは、領域R1および領域R3に達しない位置で終端している。複数の溝TRは、半導体チップ10の二つの対角線10Dのうちの一方の延在方向に沿って延びた複数の溝TR1と、二つの対角線10Dのうちの他方の延在方向に沿って延びた複数の溝TR2と、を含んでいる。複数の溝TR1のそれぞれは、複数の溝TR2のうちの一つ以上と交差するように配置されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
第1面を有するダイパッドと、
ダイボンド材を介して前記ダイパッドの前記第1面上に搭載された半導体チップと、
前記半導体チップ、前記ダイボンド材、および前記ダイパッドの前記第1面を封止する封止体と、
を含み、
平面視において、前記半導体チップは、
四つの辺と、
前記四つの辺のうちのいずれか二つの辺が互いに交差する四つの角と、
二つの対角線と、
を有する四角形を成し、
前記ダイパッドの前記第1面は、平面視において、
前記半導体チップの中心と重なる地点を含む第1領域と、
前記第1領域の周囲に位置し、かつ、前記半導体チップの前記四つの角のそれぞれと重なる地点を含む第2領域と、
前記第2領域の周囲に位置する第3領域と、
を備え、
前記ダイパッドは、前記第2領域に形成された複数の溝を有し、
前記複数の溝のそれぞれは、前記第1領域および前記第3領域のそれぞれに達しない位置で終端しており、
前記複数の溝は、
前記半導体チップの前記二つの対角線のうちの一方の延在方向に沿ってそれぞれ延びた複数の第1溝と、
前記二つの対角線のうちの他方の延在方向にそれぞれ延びた複数の第2溝と、
を含み、
前記複数の第1溝のそれぞれは、前記複数の第2溝のうちの一つ以上と交差するように配置され、
前記半導体チップの前記四つの辺のそれぞれは、前記複数の溝のうちの一つ以上と重なっている、半導体装置。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
請求項1において、
前記ダイパッドの前記第1領域は、前記第2領域よりも平坦度が高い、半導体装置。
【請求項3】
請求項2において、
前記複数の溝のそれぞれの両隣には、前記複数の溝のそれぞれの延在方向に沿って延びている第1突出部および第2突出部が配置されている、半導体装置。
【請求項4】
請求項1において、
前記第2領域は、前記第1領域の周囲を連続的に囲むように環状に配置され、かつ、前記半導体チップの前記四つの辺と重なる四つの地点の全てを含み、
前記半導体チップの前記四つの辺のそれぞれは、前記複数の第1溝および前記複数の第2溝のそれぞれと重なっている、半導体装置。
【請求項5】
請求項1において、
前記ダイパッドの前記第1面は、互いに離間する複数の前記第2領域を含み、
前記ダイパッドの前記第1面は、
前記第1領域の周囲に位置し、かつ、前記複数の第2領域のうちの互いに隣り合う二つの領域の間に前記二つの領域に接するように配置され、かつ、前記半導体チップの前記四つの辺のいずれかと重なる地点を含む複数の第4領域と、
前記複数の第2領域および前記複数の第4領域の周囲に位置する前記第3領域と、
を備え、
前記複数の溝のそれぞれは、前記第1領域、前記第3領域、および前記第4領域に達しない位置で終端している、半導体装置。
【請求項6】
請求項5において、
前記ダイパッドの前記複数の第4領域のそれぞれは、前記複数の第2領域よりも平坦度が高い、半導体装置。
【請求項7】
請求項1において、
前記半導体チップは、上面と、前記上面とは反対側の下面と、前記上面に形成された第1電極パッドと、前記下面に形成された第2電極パッドと、を有し、
前記半導体チップの前記第2電極パッドは、前記ダイボンド材を介して前記ダイパッドと電気的に接続されている、半導体装置。
【請求項8】
(a)第1面を有するダイパッドを準備する工程と、
(b)ダイボンド材を介して前記ダイパッドの前記第1面上に半導体チップを搭載する工程と、
(c)前記半導体チップ、前記ダイボンド材、および前記ダイパッドの前記第1面を、樹脂を含む封止体により封止する工程と、
を含み、
前記(b)工程で前記ダイパッドに搭載された前記半導体チップは、平面視において、
四つの辺と、
前記四つの辺のうちのいずれか二つの辺が互いに交差する四つの角と、
二つの対角線と、
を有する四角形を成し、
前記(a)工程で準備するダイパッドの前記第1面は、平面視において、
前記半導体チップの中心と重なる地点を含む第1領域と、
前記第1領域の周囲に位置し、かつ、前記半導体チップの前記四つの角のそれぞれと重なる地点を含む第2領域と、
前記第2領域の周囲に位置する第3領域と、
を備え、
前記ダイパッドは、レーザを照射することにより前記第2領域に形成された複数の溝を有し、
前記複数の溝のそれぞれは、前記第1領域および前記第3領域のそれぞれに達しない位置で終端しており、
前記複数の溝は、
前記半導体チップの前記二つの対角線のうちの一方の延在方向にそれぞれ延びた複数の第1溝と、
前記二つの対角線のうちの他方の延在方向にそれぞれ延びた複数の第2溝と、
を含み、
前記複数の第1溝のそれぞれは、前記複数の第2溝のうちの一つ以上と交差するように配置され、
前記半導体チップの前記四つの辺のそれぞれは、前記複数の溝のうちの一つ以上と重なっており、
前記(b)工程は、
(b1)前記ダイパッドの前記第1領域に前記ダイボンド材を塗布する工程と、
(b2)前記第1領域に塗布された前記ダイボンド材の上方から前記半導体チップを押し付けて、前記ダイボンド材を前記半導体チップおよび前記ダイパッドの両方に密着させる工程と、
(b3)前記ダイボンド材を硬化させて、前記半導体チップを前記ダイボンド材上に固定する工程と、
を含んでいる、半導体装置の製造方法。
【請求項9】
請求項8において、
前記(b)工程は、
(b4)前記(b1)工程の後、かつ、前記(b2)工程の前に、前記ダイボンド材を成形治具により上方から押圧することにより、前記ダイボンド材の塗布範囲が前記第1領域の周囲に向かって拡大するように前記ダイボンド材を成形する工程、
を含んでいる、半導体装置の製造方法。
【請求項10】
請求項8において、
前記ダイパッドの前記第1領域は、前記第2領域よりも平坦度が高い、半導体装置の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
ダイパッド上に半導体チップが搭載され、この半導体チップが封止体により封止された半導体装置において、ダイパッドに溝が形成される場合がある。例えば、特許文献1(特開2004-335776号公報)には、半導体ペレットが搭載されたフレームに、レジンロック溝およびハンダ溝が配置された半導体装置が記載されている。特許文献2(国際公開第2011/142006号)には、半導体チップが搭載されたダイパッドに複数の溝が配置された半導体装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-335776号公報
国際公開第2011/142006号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
半導体装置に要求される性能指標の一つに、信頼性がある。半導体装置の信頼性とは、半導体装置が、仕様等で予め規定された期間において、仕様等で予め規定された機能を果たし続ける能力である。半導体チップは、例えば半田材などのダイボンド材を介してダイパッド上に固定される。半導体装置の信頼性を向上させる観点から、ダイボンド材とダイパッドとの間で剥離が生じていないことが好ましい。
【0005】
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施の形態に係る半導体装置は、ダイパッドおよび上記ダイパッドの第1面上に搭載された半導体チップを有している。上記ダイパッドの上記第1面は、上記半導体チップの中心と重なる地点を含む第1領域と、上記第1領域の周囲に位置し、かつ、上記半導体チップの四つの角のそれぞれと重なる地点を含む第2領域と、上記第2領域の周囲に位置する第3領域と、を備えている。上記ダイパッドは、上記第2領域に形成された複数の溝を有している。上記複数の溝のそれぞれは、上記第1領域および上記第3領域に達しない位置で終端している。上記複数の溝は、上記半導体チップの二つの対角線のうちの一方の延在方向に沿って延びた複数の第1溝と、上記二つの対角線のうちの他方の延在方向に沿って延びた複数の第2溝と、を含んでいる。上記複数の第1溝のそれぞれは、上記複数の第2溝のうちの一つ以上と交差するように配置されている。上記半導体チップの四つの辺のそれぞれは、上記複数の溝のうち、いずれか一つ以上と重なっている。
【発明の効果】
【0007】
上記一実施の形態によれば、半導体装置の性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施の形態である半導体装置の上面図である。
図1に示す半導体装置の下面図である。
図1に示す封止体を取り除いた状態で、半導体装置の内部構造を示す透視平面図である。
図3のA-A線に沿った断面図である。
図1に示す半導体装置が備える回路の一例を模式的に示す説明図である。
図5に示す電界効果トランジスタの素子構造例を示す要部断面図である。
図3に示すダイパッドを示す平面図である。
図4のA部の拡大断面図である。
図7に示すダイパッドに対する変形例を示す平面図である。
図1から図4に示す半導体装置の製造工程の一例を示すフロー図である。
図10に示すリードフレーム準備工程で準備するリードフレームの一部を示す拡大平面図である。
図11に示すダイパッドにレーザを照射して図8に示す溝を形成する工程を示す断面図である。
図11に示す複数のダイパッドのうちの一つにダイボンド材を塗布した状態を示す拡大平面図である。
図13に示すダイボンド材を成形治具(スパンカ)で押圧することにより成形した状態を示す拡大平面図である。
図13に示すダイボンド材を成形治具(スパンカ)で押圧した状態を模式的に示す拡大断面図である。
図14に示すダイボンド材上に半導体チップを搭載した状態を示す拡大平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(本願における記載形式・基本的用語・用法の説明)
本願において、実施の態様の記載は、必要に応じて、便宜上複数のセクション等に分けて記載するが、特にそうでない旨明示した場合を除き、これらは相互に独立別個のものではなく、記載の前後を問わず、単一の例の各部分、一方が他方の一部詳細または一部または全部の変形例等である。また、原則として、同様の部分は繰り返しの説明を省略する。また、実施の態様における各構成要素は、特にそうでない旨明示した場合、理論的にその数に限定される場合および文脈から明らかにそうでない場合を除き、必須のものではない。
【0010】
同様に実施の態様等の記載において、材料、組成等について、「AからなるX」等といっても、特にそうでない旨明示した場合および文脈から明らかにそうでない場合を除き、A以外の要素を含むものを排除するものではない。たとえば、成分についていえば、「Aを主要な成分として含むX」等の意味である。たとえば、「シリコン部材」等といっても、純粋なシリコンに限定されるものではなく、SiGe(シリコン・ゲルマニウム)合金やその他シリコンを主要な成分とする多元合金、その他の添加物等を含む部材も含むものであることはいうまでもない。また、金めっき、Cu層、ニッケル・めっき等といっても、そうでない旨、特に明示した場合を除き、純粋なものだけでなく、それぞれ金、Cu、ニッケル等を主要な成分とする部材を含むものとする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
汎用型電気プラグ
10日前
株式会社プロテリアル
ケーブル
24日前
キヤノン株式会社
通信装置
4日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
19日前
オムロン株式会社
電磁継電器
5日前
株式会社GSユアサ
蓄電設備
25日前
オムロン株式会社
電磁継電器
5日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
10日前
オムロン株式会社
電磁継電器
5日前
オムロン株式会社
電磁継電器
5日前
オムロン株式会社
電磁継電器
14日前
オムロン株式会社
電磁継電器
5日前
株式会社小糸製作所
ターミナル
14日前
日本特殊陶業株式会社
保持部材
21日前
富士通株式会社
冷却モジュール
5日前
タイガースポリマー株式会社
2次電池
12日前
株式会社タムラ製作所
装置
17日前
株式会社東京精密
ワーク保持装置
3日前
日本電気株式会社
光学モジュール
4日前
大電株式会社
導電用導体
17日前
TDK株式会社
コイル部品
4日前
オムロン株式会社
回路部品
5日前
オムロン株式会社
電磁継電器
5日前
株式会社東芝
半導体装置
12日前
東洋紡株式会社
インターポーザの製造方法
24日前
三菱電機株式会社
半導体装置
20日前
富士電機株式会社
回路遮断器
5日前
株式会社東芝
半導体装置
3日前
新電元工業株式会社
磁性部品
12日前
富士電機株式会社
半導体装置
25日前
ニチコン株式会社
コンデンサ
11日前
トヨタバッテリー株式会社
二次電池
6日前
富士通株式会社
アンテナ装置
25日前
ヒロセ電機株式会社
コネクタ
20日前
富士電機株式会社
電磁接触器
10日前
オリオン機械株式会社
発電システム
19日前
続きを見る