TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025043378
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-31
出願番号2024129845
出願日2024-08-06
発明の名称炉芯管保持装置
出願人元烽企業有限公司,金元國際科技有限公司
代理人個人,個人,個人
主分類B25H 3/04 20060101AFI20250324BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】半導体熱処理用炉芯管の装着安定性を向上させられる炉芯管保持装置の提供。
【解決手段】少なくとも1つの炉芯管を保持する炉芯管保持装置であって、炉芯管の少なくとも一部を受け入れて保持することができるカーブ状収容部11が形成される保持本体1と、カーブ状収容部11の形状に沿って延伸するようにカーブ状収容部11の周縁から突出する接続部材21及び減衰部材22を有する振動減衰構造2と、を備え、減衰部材22は、減衰部221と、減衰部221から保持本体1側へ延伸して減衰部221と共に接続部材21を受け入れて保持する受入溝223を画成する1対の挟持部222と、を有し、受入溝223に進入する接続部材21を1対の挟持部222で挟んで保持する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも1つの炉芯管を保持する炉芯管保持装置であって、
前記炉芯管の少なくとも一部を受け入れて保持することができるカーブ状収容部が形成される保持本体と、
前記カーブ状収容部の形状に沿って延伸するように前記カーブ状収容部の周縁から突出する接続部材及び減衰部材を有する振動減衰構造と、を備え、
前記減衰部材は、前記接続部材の前記保持本体から離れた側に取り付けられると共に、前記炉芯管に当接することができる減衰部と、前記減衰部から前記保持本体側へ延伸して前記減衰部と共に前記接続部材を受け入れて保持する受入溝を画成する1対の挟持部と、を有し、前記受入溝に進入する前記接続部材を前記1対の挟持部で挟んで保持することで前記減衰部を前記カーブ状収容部に固定する、炉芯管保持装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
1対の前記挟持部が前記接続部材を挟む方向である前記接続部材の厚さ方向における前記接続部材の厚さは、前記保持本体の前記厚さ方向における厚さより小であり、
1対の前記挟持部はそれぞれ、前記受入溝に前記接続部材が受け入れられている状態において前記減衰部から前記保持本体に当接するまで延伸するように構成されている、請求項1に記載の炉芯管保持装置。
【請求項3】
前記減衰部は前記カーブ状収容部の周縁に沿って延伸する中空のチューブである、請求項1に記載の炉芯管保持装置。
【請求項4】
前記減衰部材は、前記減衰部の前記保持本体に面しない側においてそれぞれ突起して且つ前記カーブ状収容部の周縁と平行に延伸すると共に、前記接続部材の厚さ方向において互いに間を開けて配置される1対のリブを更に有する、請求項1に記載の炉芯管保持装置。
【請求項5】
各前記挟持部の前記受入溝に面する内側面には、前記保持本体側から前記接続部材側へ斜めに突起する係合タブが形成されており、
前記接続部材が前記受入溝内に進入する際、各前記係合タブは前記接続部材の圧迫を受けて変形すると共に、前記接続部材と各前記挟持部との間の隙間を塞ぐ、請求項1に記載の炉芯管保持装置。
【請求項6】
前記振動減衰構造は、1対の前記挟持部が前記接続部材を挟む方向である前記接続部材の厚さ方向における前記接続部材の両側にそれぞれ前記接続部材と平行して前記カーブ状収容部の周縁に沿って延伸する2つの制限壁を更に有し、
2つの前記制限壁はそれぞれ前記接続部材と共に2つの前記挟持部がそれぞれ進入できる制限溝を画成することにより、
2つの前記挟持部は各前記制限溝においてそれぞれ1つの前記制限壁と前記接続部材との間に保持されるので、
前記減衰部材をより安定に前記カーブ状収容部に取り付けることができる、請求項1に記載の炉芯管保持装置。
【請求項7】
1対の前記挟持部が前記接続部材を挟む方向である前記接続部材の厚さ方向が上下方向もしくは水平方向に一致する、請求項1に記載の炉芯管保持装置。
【請求項8】
1つの前記保持本体に2つの前記振動減衰構造が、1対の前記挟持部が前記接続部材を挟む方向である前記接続部材の厚さ方向において並ぶように配置されており、
1つの前記炉芯管の2箇所を2つの前記振動減衰構造で保持する、請求項1に記載の炉芯管保持装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は半導体熱処理用炉芯管を保持する炉芯管保持装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来の半導体熱処理用炉芯管は保管キャビネットの中に取り付けられる炉芯管保持装置に保持されることによって、直立もしくは水平などの姿勢で保管されることができる。例えば、特許文献1に記載される炉芯管保管システムにおける保持台は、通常では脆いクォーツ材料により作成される炉芯管を保護するために、表面に緩衝パッドなどを装着するが、しかし、緩衝パッド自体の装着や粘着が不確実だと、炉芯管に十分な保護を提供することができない上、炉芯管を安定に保持できない可能性もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
台湾実用新案登録第M573511U号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従って、本発明は半導体熱処理用炉芯管の装着安定性を向上させられる炉芯管保持装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成すべく、本発明の炉芯管保持装置は、少なくとも1つの炉芯管を保持するものであり、前記炉芯管の少なくとも一部を受け入れて保持することができるカーブ状収容部が形成される保持本体と、前記カーブ状収容部の形状に沿って延伸するように前記カーブ状収容部の周縁から突出する接続部材及び減衰部材を有する振動減衰構造と、を備え、前記減衰部材は、前記接続部材の前記保持本体から離れた側に取り付けられると共に、前記炉芯管に当接することができる減衰部と、前記減衰部から前記保持本体側へ延伸して前記減衰部と共に前記接続部材を受け入れて保持する受入溝を画成する1対の挟持部と、を有し、前記受入溝に進入する前記接続部材を前記1対の挟持部で挟んで保持することで前記減衰部を前記カーブ状収容部に固定する。
【発明の効果】
【0006】
本発明は保持本体から突出する接続部材が1対の挟持部と減衰部とにより画成される受入溝に挿入する構成により、減衰部材は保持本体に安定且つ確実に取り付けられるので、減衰部材に設置される炉芯管に十分な保護を提供するできる上、炉芯管を安定に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
保管キャビネット内に適用される本発明の炉芯管保持装置の実施例が炉芯管を保持する様子が示される上面図である。
本発明の炉芯管保持装置の実施例の構成が示される斜視図である。
同実施例の分解斜視図である。
図3に対応する一部拡大分解斜視図である。
図2における線V-Vに沿った断面図である。
本発明の炉芯管保持装置の変化例が示される側面図である。
同変化例の構成が示される斜視図である。
同変化例の構成が示される分解斜視図である。
図7における線IX-IXに沿った断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1と図2に本発明の炉芯管保持装置100の実施例が示されている。図示のように、炉芯管保持装置100は保管キャビネット8内に配置されるのに適するように構成されると共に、少なくとも1つの炉芯管9を保管キャビネット8内に保持するのに用いられる。
【0009】
この実施例において(図1参照)、炉芯管保持装置100は炉芯管9の少なくとも一部を受け入れて保持することができるカーブ状収容部11が形成される保持本体1と、保持本体1に配置される振動減衰構造2と、を備える。
【0010】
図示のように、保持本体1は板状であり、保管キャビネット8の内壁面から突起するように保存チェスト8に装着されており、そして保管キャビネット8から突起する先端において炉芯管9の少なくとも一部を受け入れて保持するように凹陥するカーブ状収容部11が複数(この実施例では8つ)形成されている。なお、カーブ状収容部11の数としては特に制限はなく、1つのみ形成されることも可能である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

元烽企業有限公司
炉芯管保持装置
10日前
株式会社不二越
ロボット
14日前
個人
けがき用治具
16日前
株式会社不二越
ロボット操作装置
13日前
個人
深孔スリーブ駆動ロッド構造
6日前
川崎重工業株式会社
ロボット
14日前
株式会社黒澤鉄工製作所
けがき用治具
16日前
工機ホールディングス株式会社
作業機
1日前
株式会社デンソー
操縦桿
14日前
個人
バール
6日前
梅馨堂合同会社
人協働ロボットシステム
8日前
ARMA株式会社
UI付エンドエフェクタ
9日前
学校法人法政大学
装着型アシスト装置
3日前
株式会社マキタ
作業機
13日前
若井ホールディングス株式会社
レンチ構造とその製造方法
16日前
三菱電機株式会社
トルク締め個所検出システム
6日前
高丸工業株式会社
ロボット操作システムの動作方法
6日前
シブヤパッケージングシステム株式会社
物品移載装置
14日前
JUKI株式会社
ハンドリング装置
8日前
株式会社デンソー
作業装置および作業プログラム
14日前
株式会社デンソー
解体装置および解体プログラム
14日前
株式会社ベッセル工業
インパクト工具
14日前
学校法人 名古屋電気学園
制御システム
20日前
株式会社SUBARU
ボルトの電動締結工具
9日前
株式会社バイナス
ロボット可搬装置を有する自律走行搬送システム
20日前
元烽企業有限公司
炉芯管保持装置
10日前
東京ロボティクス株式会社
物体操作方法、ロボット及びプログラム
6日前
株式会社デンソーウェーブ
ロボットへの振動工具の取付装置
2日前
株式会社デンソーウェーブ
段積みシステムおよび段積み方法
2日前
株式会社マキタ
作業機システムおよび作業機
16日前
セイコーエプソン株式会社
ロボットおよびロボットシステム
9日前
株式会社不二越
入出力信号保持装置及び入出力信号保持装置システム
8日前
川崎重工業株式会社
指令値送信装置、制御システム、及び、指令値送信方法
6日前
FSテクニカル株式会社
ハンマー系作業システム
17日前
株式会社デンソーウェーブ
ロボットシステム、及び折り畳み方法
3日前
川崎重工業株式会社
教示支援装置、教示支援方法及び教示支援プログラム
14日前
続きを見る