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公開番号
2025043462
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-01
出願番号
2023150750
出願日
2023-09-19
発明の名称
ボルトの電動締結工具
出願人
株式会社SUBARU
代理人
弁理士法人太田特許事務所
主分類
B25B
23/14 20060101AFI20250325BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】頭部の径は同じで締め付けトルクの異なるボルトに対してソケットでその違いを峻別して適正な締め付けトルクを付与可能なボルトの電動締結工具を提供する。
【解決手段】本開示の一形態におけるボルトの電動締結工具は、ボルト頭部と噛み合い可能な工具用ソケットを備え、前記ボルト頭部の種別に応じて締結トルクを可変するボルトの電動締結工具であって、前記工具用ソケットの内部において回転軸方向に移動して前記ボルト頭部と接触可能に配置された判別用芯材と、前記判別用芯材の前記回転軸方向に関する移動を規制するストッパ機構と、前記工具用ソケットを回転させて前記ボルトを締結する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記判別用芯材の前記工具用ソケットにおける位置に基づいて、前記ボルトの締結トルクを調整する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ボルト頭部と噛み合い可能な工具用ソケットを備え、前記ボルト頭部の種別に応じて締結トルクを可変するボルトの電動締結工具であって、
前記工具用ソケットの内部において回転軸方向に移動して前記ボルト頭部と接触可能に配置された判別用芯材と、
前記判別用芯材の前記回転軸方向に関する移動を規制するストッパ機構と、
前記工具用ソケットを回転させて前記ボルトを締結する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記判別用芯材の前記工具用ソケットにおける位置に基づいて、前記ボルトの締結トルクを調整する、
電動締結工具。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記判別用芯材又は前記工具用ソケットの開口縁と前記ボルトとの接触を検知する検出センサをさらに備え、
前記制御装置は、前記検出センサを介して、前記判別用芯材の先端部と前記ボルト頭部との非接触状態と、前記工具用ソケットの開口縁と前記ボルトのフランジ部との接触状態と、を検出した後に、前記締結トルクを第1の値に設定する、
請求項1に記載の電動締結工具。
【請求項3】
前記制御装置は、前記検出センサを介して、前記判別用芯材の先端部と前記ボルト頭部との接触状態と、前記工具用ソケットの開口縁と前記ボルトのフランジ部との非接触状態と、を検出した後に、前記工具用ソケットの係合凹部と前記ボルト頭部とが一部係合した状態で前記工具用ソケットを第1の回転速度で回転させる、
請求項2に記載の電動締結工具。
【請求項4】
前記制御装置は、前記第1の回転速度で前記工具用ソケットを回転させた後であって且つ、前記検出センサを介して前記判別用芯材の先端部と前記ボルト頭部との非接触状態と、前記工具用ソケットの開口縁と前記ボルトのフランジ部との接触状態と、を検出した後に、前記工具用ソケットを前記第1の回転速度よりも速い第2の回転速度で回転させる、
請求項3に記載の電動締結工具。
【請求項5】
前記ストッパ機構は、
前記判別用芯材の外周面に設けられた位置決め溝と、
前記位置決め溝に少なくとも一部が挿入されて前記判別用芯材の前記回転軸方向における移動を規制する保持体と、
前記工具用ソケットに設けられて前記保持体を径方向に移動可能に収容する収容トンネルと、
前記収容トンネルに設けられて前記保持体を前記位置決め溝に付勢する弾性部材と、
を含んで構成されてなる、
請求項1~4のいずれか一項に記載の電動締結工具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ボルトの締結などに利用される工具用ソケットを備えた電動締結工具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車や飛行機などの機械には数多くの機械部品が用いられている。機械部品は、例えばボルトやナットを介して組み付けされる。上記した機械部品の組み付け時には、例えば工具用ソケットが装着された電動締結工具を介してボルトやナットが締結される。
【0003】
これらボルトやナットは、締結する機械部品の種類や特性に応じて適正な締め付けトルクが設定されている。従って、例えば複数種類のボルトを用いて上記した組み付けを行う場合には、そのボルトに応じた適正な締め付けトルクで締結を行う必要がある。
【0004】
例えば特許文献1には、六角形状の頭部を有するボルト又は六角形状のナットである締付部品の締付・緩めを行うために用いる工具用ソケットが開示されている。この特許文献1では、インナーソケットとアウターソケットとを備えた工具用ソケットを用いて、第1の締付部品がセットされたか第2の締付部品がセットされたかを迅速に判別することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-94919号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら上述した特許文献に限らず現在の技術では市場のニーズを適切に満たしているとは言えず、以下に述べる課題が存在する。
たしかに上記した特許文献1によれば、目印用部材がアウターソケットの回転軸方向においてどの位置にあるかによって、工具用ソケットに第1の締付部品がセットされたか又は第2の締付部品がセットされたかを判別することができる。
【0007】
しかしながら特許文献1に開示された工具用ソケットの構成では、そもそもインナーソケットとアウターソケットの組み合わせが前提であることから、その構造が複雑になってコスト増となることは避けられない。
そもそも特許文献1では頭部の径が異なる2種類のボルト(締結部品8Aと8B)の峻別を行っているが、頭部の径は同じで締め付けトルクの異なるボルトに対しては適用できず、かようなボルトに対する峻別には改善の余地があると言える。
【0008】
本開示は、上記した課題を一例に鑑みて為されたものであり、頭部の径は同じで締め付けトルクの異なるボルトに対してソケットでその違いを峻別して適正な締め付けトルクを付与可能なボルトの電動締結工具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本開示におけるボルトの電動締結工具は、ボルト頭部と噛み合い可能な工具用ソケットを備え、前記ボルト頭部の種別に応じて締結トルクを可変するボルトの電動締結工具であって、前記工具用ソケットの内部において回転軸方向に移動して前記ボルト頭部と接触可能に配置された判別用芯材と、前記判別用芯材の前記回転軸方向に関する移動を規制するストッパ機構と、前記工具用ソケットを回転させて前記ボルトを締結する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記判別用芯材の前記工具用ソケットにおける位置に基づいて、前記ボルトの締結トルクを調整する。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、頭部の径は同じで締め付けトルクの異なるボルトに対してソケット側でその違いを峻別して適正な締め付けトルクを付与可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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