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公開番号2025042854
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-28
出願番号2023150031
出願日2023-09-15
発明の名称制御装置のためのコンピュータプログラム、制御装置、及び、制御装置を制御するための方法
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人快友国際特許事務所
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250321BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザの利便性が向上する技術を提供する。
【解決手段】制御装置は、機能実行装置を受け付けることができない不可能状態である場合に、認証操作の実行をユーザに促すための指示画面を端末装置の表示部に表示させる前に、不可能状態に関する通知情報を表示部に表示させる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項１】
制御装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記制御装置のコンピュータを、以下の各部、即ち、
機能実行装置が認証操作を受け付けることができない不可能状態である場合に、前記認証操作の実行をユーザに促すための指示画面を端末装置の表示部に表示させる前に、前記不可能状態に関する通知情報を前記表示部に表示させる第１の表示制御部として機能させる、コンピュータプログラム。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記通知情報は、前記機能実行装置が前記不可能状態であることを示す情報を含む、請求項１に記載のコンピュータプログラム。
【請求項３】
前記通知情報は、前記機能実行装置を、前記不可能状態から、前記機能実行装置が前記認証操作を受け付けることができる可能状態に変化させるための情報を含む、請求項１に記載のコンピュータプログラム。
【請求項４】
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記機能実行装置が、前記不可能状態であるのか、前記認証操作を受け付けることができる可能状態であるのか、を判断する第１の判断部として機能させ、
前記第１の表示制御部は、前記機能実行装置が前記不可能状態であると判断される場合に、前記指示画面を前記表示部に表示させる前に、前記通知情報と、再試行オブジェクトと、を前記表示部に表示させ、
前記第１の判断部は、前記再試行オブジェクトの操作が受け付けられる場合に、前記機能実行装置が、前記不可能状態であるのか、前記可能状態であるのか、を再び判断する、請求項１に記載のコンピュータプログラム。
【請求項５】
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記機能実行装置が前記認証操作を受け付けることができる可能状態である場合に、前記通知情報を前記表示部に表示させることなく、前記指示画面を前記表示部に表示させる第２の表示制御部として機能させる、請求項１に記載のコンピュータプログラム。
【請求項６】
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記通知情報を前記表示部に表示させた後に、前記機能実行装置が前記不可能状態から前記認証操作を受け付けることができる可能状態に変化する場合に、前記指示画面を前記表示部に表示させる第３の表示制御部として機能させる、請求項１に記載のコンピュータプログラム。
【請求項７】
前記不可能状態は、前記機能実行装置がオフライン状態である状態を含む、請求項１に記載のコンピュータプログラム。
【請求項８】
前記不可能状態は、前記機能実行装置が特定機能を実行中である状態を含む、請求項１に記載のコンピュータプログラム。
【請求項９】
前記不可能状態は、ユーザが前記機能実行装置の操作部を操作中である状態を含む、請求項１に記載のコンピュータプログラム。
【請求項１０】
前記不可能状態は、前記機能実行装置とサーバとの間で通信を実行不可能である状態を含む、請求項１に記載のコンピュータプログラム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本明細書は、通知情報を表示部に表示させる制御装置に関する技術を開示する。
続きを表示（約 2,200 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、携帯端末装置とプリンタとサーバとを備える印刷システムが開示されている。プリンタは、携帯端末装置から物理認証開始通知を受信した後に、ユーザにより物理認証を受け付けると、物理認証を受け付けたことを携帯端末装置に送信する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－１５６４０１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１では、プリンタが、物理認証を受け付けることができない状態になり得ることが何ら考慮されていない。本明細書では、ユーザの利便性が向上する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本明細書は、制御装置のためのコンピュータプログラムを開示する。前記コンピュータプログラムは、前記制御装置のコンピュータを、以下の各部、即ち、機能実行装置が認証操作を受け付けることができない不可能状態である場合に、前記認証操作の実行をユーザに促すための指示画面を端末装置の表示部に表示させる前に、前記不可能状態に関する通知情報を前記表示部に表示させる第１の表示制御部として機能させてもよい。
【０００６】
上記の構成によると、制御装置は、機能実行装置が不可能状態である場合に、指示画面を端末装置の表示部に表示させる前に、通知情報を表示部に表示させる。このため、ユーザは、機能実行装置に認証操作を実行する前に、機能実行装置が不可能状態であることを知ることができる。従って、ユーザの利便性が向上する。
【０００７】
上記のコンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体、上記のコンピュータプログラムによって実現される制御装置、及び、制御装置を制御するための方法も、新規で有用である。また、制御装置と機能実行装置と端末装置とを含む通信システムも、新規で有用である。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
通信システムの構成を示す。
各テーブルの一例を示す図である。
端末装置によって実行されるアプリ処理のフローチャートである。
端末装置によって実行される第１画面表示処理のフローチャートである。
端末装置によって実行される第２画面表示処理のフローチャートである。
端末装置によって実行される第３画面表示処理のフローチャートである。
プリンタが端末装置に未登録であり、かつ、ユーザがサービスに未加入であるケースＡにおいて端末装置に表示される画面の一例である。
プリンタが端末装置に登録済みであり、かつ、ユーザがサービスに未加入であるケースＢにおいて端末装置に表示される画面の一例である。
プリンタが端末装置に登録済みであり、かつ、ユーザがサービスに未加入であるケースＣにおいて端末装置に表示される画面の一例である。
プリンタが端末装置に登録済みであり、かつ、ユーザがチャージサービスに加入済みであるケースＤにおいて端末装置に表示される画面の一例である。
通知情報内に含まれる第２メッセージの一覧を示す図である。
第１変形例において、プリンタによって実行されるプリンタ処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
（第１実施例）
（通信システム２の構成；図１）
図１に示されるように、通信システム２は、複数個のプリンタ１０Ａ、１０Ｂと、端末装置１００と、サーバ２００と、を備える。プリンタ１０Ａ、１０Ｂ、及び、端末装置１００は、Local Area Network（ＬＡＮ）４に接続されている。プリンタ１０Ａ、１０Ｂ、及び、端末装置１００は、ＬＡＮ４を介して通信可能である。プリンタ１０Ａ、１０Ｂ、端末装置１００、及び、サーバ２００は、インターネット６に接続されている。プリンタ１０Ａ、１０Ｂ、端末装置１００、及び、サーバ２００は、インターネット６を介して通信可能である。
【００１０】
（サーバ２００の構成）
サーバ２００は、プリンタ１０Ａ、１０Ｂのベンダ（以下では、単に「ベンダ」と記載する）によってインターネット６上に設置される。サーバ２００は、物理的なサーバであってもよいし、クラウド上の仮想サーバ、仮想マシン等であってもよい。サーバ２００は、単一のサーバであってもよいし、複数個のサーバの集合であってもよい。サーバ２００は、イントラネット上のサーバであってもよいし、インターネット６上のクラウドサーバであってもよい。なお、変形例では、サーバ２００は、ベンダとは異なる事業者によってインターネット６上に設置されてもよい。別の変形例では、ベンダは、サーバ２００のハードウェアを自前で準備せず、外部のクラウドコンピューティングサービスが提供する環境を利用してもよい。この場合、ベンダは、サーバ２００のプログラム（即ちソフトウェア）を準備し、それを上記の環境に導入することによって、サーバ２００を実現してもよい。本実施例では、一例として、サーバ２００が物理的なサーバである形態を説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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