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公開番号2025042719
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-28
出願番号2023149816
出願日2023-09-15
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類G03G 21/16 20060101AFI20250321BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】砂塵の侵入を低減可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、画像形成部と、記録材を搬送しながらニップ部でトナー像を加熱して記録材に定着させる定着部と、筐体と、記録材を筐体の外部に排出する排出部と、を備える。筐体は、排出部によって排出される記録材が通る排出口が設けられた第1外装面と、排出方向とは反対側を向いた第2外装面であって筐体の外部と筐体の内部とを連通する開口部が設けられた第2外装面と、を有し、排出口の少なくとも一部及び開口部の少なくとも一部は、鉛直方向においてニップ部の上端位置よりも上方にあり、画像形成装置は、開口部を覆うように配置されたフィルタをさらに備え、鉛直方向及び排出方向の双方と直交する幅方向において、開口部が設けられた範囲の一端と他端の間に記録材が通過する搬送路の中央が位置される。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
記録材にトナー像を形成する画像形成部と、
前記記録材を挟持するニップ部を形成し、記録材を搬送しながら前記ニップ部で前記トナー像を加熱して前記記録材に定着させる定着部と、
前記画像形成部及び前記定着部を収容する筐体と、
鉛直方向と交差する排出方向に向けて前記記録材を前記筐体の外部に排出する排出部と、
を備える画像形成装置であって、
前記筐体は、前記排出方向を向いた第1外装面であって前記排出部によって排出される前記記録材が通る排出口が設けられた第1外装面と、前記排出方向とは反対側を向いた第2外装面であって前記筐体の外部と前記筐体の内部とを連通する開口部が設けられた第2外装面と、を有し、
前記排出口の少なくとも一部及び前記開口部の少なくとも一部は、鉛直方向において前記ニップ部の上端位置よりも上方にあり、
前記画像形成装置は、前記開口部を覆うように配置されたフィルタをさらに備え、
前記鉛直方向及び前記排出方向の双方と直交する幅方向において、前記開口部が設けられた範囲の一端と他端の間に前記記録材が通過する搬送路の中央が位置される、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記開口部は、前記幅方向において異なる位置に配置された複数の開口を含み、
前記幅方向において前記開口部が設けられた範囲は、前記複数の開口のうち前記幅方向において最も一方側の第1開口から前記幅方向において最も他方側の第2開口までの範囲である、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記開口部は、前記幅方向に延びる開口を有し、
前記幅方向において前記開口部が設けられた範囲は、前記幅方向における前記開口の一端から他端での範囲である、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記幅方向において前記開口部が設けられた範囲の前記一端から前記他端までの長さは、前記幅方向において、前記画像形成装置が画像を形成可能な記録材のうち前記幅方向の長さが最も大きい最大サイズの記録材の長さの50%以上である、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記筐体は、前記第2外装面と前記第2外装面の反対側の内面とを有する外装部材と、前記外装部材の前記内面と隙間をあけて対向する対向部と、を含み、
前記開口部は前記隙間に繋がる空間と前記前記筐体の外部とを連通する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記外装部材は、前記内面から前記対向部に近づく方向に突出し且つ前記幅方向に交差する方向に沿って延びるリブ形状を有し、
前記フィルタは、前記幅方向において前記リブ形状と異なる位置において、前記内面に取り付けられており、
前記鉛直方向において前記フィルタが設けられた範囲内の各位置において、前記フィルタの厚さは、前記内面に対する前記リブ形状の突出量よりも小さい、
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記外装部材は、前記筐体に設けられた本体開口を閉鎖する閉位置と、前記本体開口を開放する開位置と、に移動可能である、
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記隙間は前記記録材が通過する搬送路である、
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項9】
記録材にトナー像を形成する画像形成部と、
前記記録材を挟持するニップ部を形成し、記録材を搬送しながら前記ニップ部で前記トナー像を加熱して前記記録材に定着させる定着部と、
前記画像形成部及び前記定着部を収容する筐体と、
鉛直方向と交差する排出方向に向けて前記記録材を前記筐体の外部に排出する排出部と、
を備える画像形成装置であって、
前記筐体は、前記排出方向を向いた第1外装面であって前記排出部によって排出される前記記録材が通る排出口が設けられた第1外装面と、前記排出方向とは反対側を向いた第2外装面であって前記筐体の外部と前記筐体の内部で前記記録材が通過する搬送路とを連通する開口部が設けられた第2外装面と、を有し、
前記排出口の少なくとも一部及び前記開口部の少なくとも一部は、鉛直方向において前記ニップ部の上端位置よりも上方にあり、
前記画像形成装置は、前記開口部を覆うように配置されたフィルタをさらに備える、
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項10】
前記鉛直方向及び前記排出方向の双方と直交する幅方向において、前記開口部は、前記画像形成装置が画像を形成可能な記録材のうち前記幅方向の長さが最も大きい最大サイズの記録材の通過領域と重なる範囲に設けられている、
ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録材に画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、画像形成装置のトップカバーに、定着部で発生する蒸気を装置外部に排出するための開口部(排出孔)を設けることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-281825号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
画像形成装置の筐体に設けられた開口部を通して、砂塵が装置内部に侵入する可能性があった。
【0005】
そこで、本発明は、砂塵の侵入を低減可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、記録材にトナー像を形成する画像形成部と、前記記録材を挟持するニップ部を形成し、記録材を搬送しながら前記ニップ部で前記トナー像を加熱して前記記録材に定着させる定着部と、前記画像形成部及び前記定着部を収容する筐体と、鉛直方向と交差する排出方向に向けて前記記録材を前記筐体の外部に排出する排出部と、を備える画像形成装置であって、前記筐体は、前記排出方向を向いた第1外装面であって前記排出部によって排出される前記記録材が通る排出口が設けられた第1外装面と、前記排出方向とは反対側を向いた第2外装面であって前記筐体の外部と前記筐体の内部とを連通する開口部が設けられた第2外装面と、を有し、前記排出口の少なくとも一部及び前記開口部の少なくとも一部は、鉛直方向において前記ニップ部の上端位置よりも上方にあり、前記画像形成装置は、前記開口部を覆うように配置されたフィルタをさらに備え、前記鉛直方向及び前記排出方向の双方と直交する幅方向において、前記開口部が設けられた範囲の一端と他端の間に前記記録材が通過する搬送路の中央が位置される、ことを特徴とする画像形成装置である。
【0007】
本発明の他の一態様は、記録材にトナー像を形成する画像形成部と、前記記録材を挟持するニップ部を形成し、記録材を搬送しながら前記ニップ部で前記トナー像を加熱して前記記録材に定着させる定着部と、前記画像形成部及び前記定着部を収容する筐体と、鉛直方向と交差する排出方向に向けて前記記録材を前記筐体の外部に排出する排出部と、を備える画像形成装置であって、前記筐体は、前記排出方向を向いた第1外装面であって前記排出部によって排出される前記記録材が通る排出口が設けられた第1外装面と、前記排出方向とは反対側を向いた第2外装面であって前記筐体の外部と前記筐体の内部で前記記録材が通過する搬送路とを連通する開口部が設けられた第2外装面と、を有し、前記排出口の少なくとも一部及び前記開口部の少なくとも一部は、鉛直方向において前記ニップ部の上端位置よりも上方にあり、前記画像形成装置は、前記開口部を覆うように配置されたフィルタをさらに備える、ことを特徴とする画像形成装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、砂塵の侵入を低減可能な画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1に係る画像形成装置の概略図(a)及び詳細図(b)。
実施例1に係る画像形成装置の概略図。
実施例1に係る画像形成装置の概略図(a)及び詳細図(b)。
実施例1に係る排出口を示す図(a、b)。
実施例1に係る通気孔部及びフィルタを示す図。
実施例1に係る後ドアの斜視図。
実施例1に係る画像形成装置内部の空気の流れを示す図(a、b)。
比較例1に係る画像形成装置内部の空気の流れを示す図(a、b)。
砂塵粒子を画像形成装置内部に侵入させる実験の説明図(a、b)。
水滴跡を示す図。
後ドア開閉時の砂塵粒子の落下についての説明図。
砂塵粒子に起因する黒ポチ画像を示す図。
実施例2に係る画像形成装置の斜視図。
実施例2に係る画像形成装置の外装部材を取り除いた状態を示す図。
実施例2に係る排気ファンの説明図(a~c)。
比較例2に係る画像形成装置内部の空気の流れを示す図(a、b)。
実施例2に係る画像形成装置内部の空気の流れを示す図(a、b)。
変形例を示す図。
変形例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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