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公開番号2025042656
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-28
出願番号2023149708
出願日2023-09-15
発明の名称端子台およびバスバ端子の製造方法
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 13/7193 20110101AFI20250321BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】端子台において、小型な構成で、ノイズ低減を図ることができるようにすることを目的とする。
【解決手段】端子台20は、バスバ端子40A、40B、40Cを含む導電路形成体30と、環状の磁性体コア50と、絶縁ベース60と、を備え、導電路形成体は、第1接続部32と、第2接続部34と、第1接続部と第2接続部との間の中間部36とを含み、中間部の延在方向に沿って見た場合に、第1接続部および第2接続部は、中間部よりも大きく広がっており、磁性体コアは、複数の分割コア50A、50Bを含み、複数の分割コアが環状を形成するように配置された状態で、磁性体コアが中間部を囲んでおり、絶縁ベースは、第1接続部の少なくとも一部と、第2接続部の少なくとも一部と、を露出させた状態で、中間部と中間部を囲む磁性体コアとを保持している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
バスバ端子を含む導電路形成体と、
環状の磁性体コアと、
前記導電路形成体と前記磁性体コアとを保持する絶縁ベースと、
を備え、
前記導電路形成体は、第1接続部と、第2接続部と、前記第1接続部と前記第2接続部との間の中間部とを含み、
前記中間部の延在方向に沿って見た場合に、前記第1接続部および前記第2接続部は、前記中間部よりも大きく広がっており、
前記磁性体コアは、複数の分割コアを含み、
前記複数の分割コアが環状を形成するように配置された状態で、前記磁性体コアが前記中間部を囲んでおり、
前記絶縁ベースは、前記第1接続部の少なくとも一部と、前記第2接続部の少なくとも一部とを露出させた状態で、前記中間部と前記中間部を囲む前記磁性体コアとを保持している、端子台。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載の端子台であって、
前記磁性体コアの内周部は、前記第1接続部と前記第2接続部との通過を制限し、かつ、前記中間部の通過を許容する形状に形成されている、端子台。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の端子台であって、
前記バスバ端子は、単一金属材のプレス加工部品である、端子台。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の端子台であって、
前記導電路形成体は、前記バスバ端子を複数含み、
前記複数のバスバ端子のそれぞれは、第1バスバ端部と、第2バスバ端部と、第1バスバ端部と第2バスバ端部との間のバスバ中間部とを含み、
前記複数のバスバ中間部が間隔をあけて互いに平行な状態で延びており、
前記第1接続部が前記中間部よりも大きく広がるように、前記複数の第1バスバ端部のうちの少なくとも1つが前記複数のバスバ中間部に対して交差する方向に延びており、
前記第2接続部が前記中間部よりも大きく広がるように、前記複数の第2バスバ端部のうちの少なくとも1つが前記複数のバスバ中間部に対して交差する方向に延びている、端子台。
【請求項5】
請求項1または請求項2に記載の端子台であって、
前記導電路形成体は、前記バスバ端子として円柱状バスバ端子を含み、
前記円柱状バスバ端子は、扁平端部と、前記扁平端部よりも円柱に近い円柱状中間部とを含み、
前記円柱状中間部の端部が曲って、前記扁平端部が前記円柱状中間部のうちの中間部の延在方向に対して交差する方向に延びている、端子台。
【請求項6】
請求項1または請求項2に記載の端子台であって、
前記導電路形成体は、前記バスバ端子として円柱状バスバ端子を含み、
前記円柱状バスバ端子は、扁平端部と、前記扁平端部よりも円柱に近い円柱状中間部とを含み、
前記扁平端部がその厚み方向に曲って、前記扁平端部の先端部が前記円柱状中間部の延在方向に対して交差する方向に延びている、端子台。
【請求項7】
請求項1または請求項2に記載の端子台であって、
前記導電路形成体は、前記バスバ端子として第1円柱状バスバ端子と第2円柱状バスバ端子とを含み、
前記第1円柱状バスバ端子と前記第2円柱状バスバ端子とのそれぞれは、扁平端部と、前記扁平端部よりも円柱に近い円柱状中間部とを含み、
前記第1円柱状バスバ端子と前記第2円柱状バスバ端子とのそれぞれの前記円柱状中間部が間隔をあけて並列状態で延びており、
前記第1円柱状バスバ端子と前記第2円柱状バスバ端子とのそれぞれの前記円柱状中間部の端部または前記扁平端部が、前記複数の円柱状中間部の延在方向において同じ位置で曲っている、端子台。
【請求項8】
請求項1または請求項2に記載の端子台であって、
前記磁性体コアは、前記複数の分割コアの間に介在する磁性充填材を含む、端子台。
【請求項9】
バスバ端子の製造方法であって、
円柱状金属材を準備し、
前記円柱状金属材の端部を扁平形状にプレス加工し、
前記円柱状金属材を曲げて、前記円柱状金属材の端部を、前記円柱状金属材の中間部の延長上から外れた位置に配置する、バスバ端子の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、端子台およびバスバ端子の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、樹脂部を有するハウジングと、樹脂部に埋設される埋設部および樹脂部から外方に突出する接続部を一体に備えたバスバとを備える端子台を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2017/154543号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
端子台において、小型な構成で、ノイズ低減を図ることが要請されている。
【0005】
そこで、本開示は、端子台において、小型な構成で、ノイズ低減を図ることができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の端子台は、バスバ端子を含む導電路形成体と、環状の磁性体コアと、前記導電路形成体と前記磁性体コアとを保持する絶縁ベースと、を備え、前記導電路形成体は、第1接続部と、第2接続部と、前記第1接続部と前記第2接続部との間の中間部とを含み、前記中間部の延在方向に沿って見た場合に、前記第1接続部および前記第2接続部は、前記中間部よりも大きく広がっており、前記磁性体コアは、複数の分割コアを含み、前記複数の分割コアが環状を形成するように配置された状態で、前記磁性体コアが前記中間部を囲んでおり、前記絶縁ベースは、前記第1接続部の少なくとも一部と、前記第2接続部の少なくとも一部とを露出させた状態で、前記中間部と前記中間部を囲む前記磁性体コアとを保持している、端子台である。
【0007】
また、本開示のバスバ端子の製造方法は、バスバ端子の製造方法であって、円柱状金属材を準備し、前記円柱状金属材の端部を扁平形状にプレス加工し、前記円柱状金属材を曲げて、前記円柱状金属材の端部を、前記円柱状金属材の中間部の延長上から外れた位置に配置する、バスバ端子の製造方法である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、端子台において、小型な構成で、ノイズ低減を図ることができる。
【0009】
また、上記端子台に適したバスバ端子を製造できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は実施形態1に係る端子台を示す斜視図である。
図2は端子台を示す正面図である。
図3は端子台を示す分解斜視図である。
図4は端子台を示す分解斜視図である。
図5は図2のV-V線断面図である。
図6は図2のVI-VI線断面図である。
図7はバスバ端子の製造方法を示す説明図である。
図8はバスバ端子の製造方法を示す説明図である。
図9は端子台の製造方法を示す説明図である。
図10は端子台の製造方法を示す説明図である。
図11は端子台の製造方法を示す説明図である。
図12は変形例に係る端子台を示す斜視図である。
図13は端子台の内部構造を示す斜視図である。
図14は実施形態2に係る端子台を示す斜視図である。
図15は端子台の内部構造を示す斜視図である。
図16は図15のXVI-XVI線断面図である。
図17は図15のXVII-XVII線断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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