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公開番号
2025042576
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-27
出願番号
2024069520
出願日
2024-04-23
発明の名称
多色系の吸湿発熱アクリレート繊維の製造方法
出願人
青島起初智能科技有限公司
,
モリリン株式会社
代理人
個人
主分類
D06M
13/332 20060101AFI20250319BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】本発明は繊維修飾技術分野に関し、特に多色系の吸湿発熱アクリレート繊維の製造方法および吸湿発熱アクリレート繊維を提供する。
【解決手段】化学修飾技術に基づき、高分子架橋、半架橋技術を使用することにより、複数種の親水性官能基を、ポリアクリロニトリル繊維の表面に半架橋して、且つ化学還元、酸化プロセス後、異なる色がある吸湿発熱アクリレート繊維を得ることができ、異なる色の繊維発色団の生成を制御することにより、繊維の色を安定させる効果を達成することができる。本発明によって提供される方法は、修飾後の製品の吸湿性能及び色の安定性能を大幅に向上させることができ、且つ吸湿後、より多くの熱量を放出することができ、冬の防寒保温、吸湿発熱等の湿熱管理分野により有効に応用することができる。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
多色系の吸湿発熱アクリレート繊維の製造方法であって、ポリアクリロニトリル繊維を原
料として、架橋反応、アルカリ加水分解反応酸化反応及び抗酸化固着処理後、異なる色が
ある多色系の吸湿発熱アクリレート繊維を得ることを特徴とする製造方法。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記架橋反応では、ポリアクリロニトリル繊維と架橋剤を反応させて、架橋修飾ポリアク
リロニトリル繊維を得ることであり、前記架橋剤は、エチレン、エチレンジアミン、ポリ
塩化ビニルアミン 、プロパンジアミン、水和ヒドラジン、アクリル酸、ポリアクリル酸
、エチレングリコール又はグリセリンのうちの1種又は複数種であることを特徴とする請
求項1に記載の製造方法。
【請求項3】
前記アルカリ加水分解反応とは、修飾ポリアクリロニトリル繊維とアルカリ溶液を反応さ
せて、加水分解修飾アクリレート繊維を得ることであり、前記アルカリ溶液はアンモニア
水、水酸化ナトリウム溶液、水酸化カリウム溶液、水酸化マグネシウム溶液又は水酸化カ
ルシウム溶液のうちの1種又は複数種であることを特徴とする請求項1に記載の製造方法
。
【請求項4】
前記酸化反応とは、加水分解修飾アクリレート繊維と酸化剤を酸化反応させ、多色系の
吸湿発熱アクリレート繊維を得ることであり、前記酸化剤は、濃硫酸、硝酸、過硫酸アン
モニウム、過マンガン酸カリウム又は次亜塩素酸ナトリウムのうちの1種又は複数種であ
ることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
【請求項5】
前記抗酸化固着処理とは、酸化防止剤により繊維に対して抗酸化処理を行い、繊維内の
窒素含有基をさらに酸化変換させることによる繊維の変色を阻止することであり、前記酸
化防止剤は、アスコルビン酸カルシウムであることを特徴とする請求項1に記載の製造方
法。
【請求項6】
前記多色系の吸湿発熱アクリレート繊維の色は、白色、クリーム色、ベージュ色、黄色
、橙色、赤色、赤紫色又は褐色のうちの1種であることを特徴とする請求項1~5のいず
れか一項に記載の多色系の吸湿発熱アクリレート繊維。
【請求項7】
前記多色系の吸湿発熱アクリレート繊維の色の変化は主に、繊維の内部に含まれている
イミド基、アミド基、カルボキシル基、カルボン酸塩等の発色団又は助色団により引き起
こされ、本発明により提供される方法は、繊維の色を正確に制御して固定できることを特
徴とする請求項5~6のいずれか一項に記載の繊維の色の変化。
【請求項8】
前記多色系の吸湿発熱アクリレート繊維は、優れた吸湿吸水性能、吸湿発熱性能、消臭
除臭性能等の多機能性を有することを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の製
造方法。
【請求項9】
前記多色系の吸湿発熱アクリレート繊維は、色及び仕様により、異なる場面に応用でき
ることを特徴とする請求項7に記載の多色系の吸湿発熱アクリレート繊維。
【請求項10】
前記多色系の吸湿発熱アクリレート繊維は、各種の糸織り、ニット、織物、不織布、中
空綿フロック等の繊維構造物に応用でき、前記繊維構造物は、服装製品、寝具用品製品、
家具用品等に応用できることを特徴とする請求項8に記載の多色系の吸湿発熱アクリレー
ト繊維。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、繊維修飾技術分野に関し、特に多色系の吸湿発熱アクリレート繊維の製造方法
に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
吸湿発熱繊維は、吸湿により大量の熱量を放出するものであり、現在では、すでに秋冬季
の保温製品、特に服装及びホームテキスタイル分野に広く使用される。吸湿発熱繊維の作
用原理には2つの主流の主張がある。1つは、吸湿発熱繊維の強い吸湿性を利用して空気
中の高機能的な水分子を捕獲して、それを繊維の表面に吸着し、エネルギーの保存法則に
よれば、水分子の運動エネルギーは熱エネルギーに変換され、発熱の効果を達成すること
である。もう1つは、吸湿発熱繊維が空気と人体によって放出される水蒸気を吸収して、
水蒸気が気体から液体に変換される時、熱が放出され、発熱の効果を達成することである
。
【0003】
吸湿発熱製品は、冬での人々の暖かさに対するニーズを満たすだけでなく、美学の特徴も
持ち、人々にますます好まれている。現在では、発熱繊維は、保温下着、運動服、屋外服
、手術用覆布等で広く使用されている。現在では、吸湿発熱繊維は、吸湿発熱ビスコース
繊維、吸湿発熱アクリレート繊維、複合型吸湿発熱繊維という3つのカテゴリに分けるこ
とができる。すべての吸湿発熱繊維において、アクリレート繊維は、吸湿吸水性、発熱量
、使用耐久性等の複数の側面で明らかな利点があり、現在の吸湿発熱製品において、最も
広く使用されている。
【0004】
現在では、市場での吸湿発熱アクリレート繊維、例えばミズノ株式会社のBreath
Thermo、東洋紡株式会社のMoisture Care及び東宝紡織株式会社のS
unburnerはすべて、ポリアクリロニトリル繊維を化学修飾し、アミン類試薬とア
ルカリの架橋、加水分解作用により、ポリアクリロニトリル繊維におけるニトリル基を、
アミド基、カルボキシル基及びカルボキシル基金属塩等の親水性基に変換し、繊維の吸湿
性能を大幅に向上させ、湿気水蒸気を吸収することにより大量の熱量を放出できる。しか
しながら現在では、市場での吸湿発熱アクリレート繊維のほとんどは赤色系であり、且つ
異なるロットの製品の色が不一致し、且つ時間の経過とともに色を深めるという問題が存
在し、製品の使用上の安定性に影響を与える。2014年に、ミズノ株式会社は、蛍光増
白剤を使用してBreath Thermo吸湿発熱アクリレート繊維を修飾し、赤色が
減少し、白色度が向上した製品を得たが、蛍光剤の使用は、該製品の使用上の安全性能に
も一定の影響を与えた。
【0005】
したがって、どのように吸湿発熱アクリレート繊維の色の問題をさらに解決して、異なる
用途分野における該繊維の応用を拡大するという問題は、依然として、吸湿発熱製品分野
における該繊維が緊急に解決する必要がある重要な問題である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら現在では、市場での吸湿発熱アクリレート繊維のほとんどは赤色系であり、
且つ異なるロットの製品の色が不一致し、且つ時間の経過とともに色を深めるという問題
が存在し、製品の使用上の安定性に影響を与え、且つ現在では、既存の赤色が減少し、白
色度が向上した吸湿発熱アクリレート繊維製品は、蛍光剤の使用のため、該製品の使用上
の安全性能に一定の影響を与える。
【0007】
本発明は、化学修飾技術に基づき、高分子架橋、半架橋技術を使用することにより、複数
種の親水性官能基を、ポリアクリロニトリル繊維の表面に半架橋して、且つ化学還元、酸
化プロセス後、吸湿発熱機能を有するアクリレート繊維を得る、多色系の吸湿発熱アクリ
レート繊維及び製造方法を提供することを目的とする。該プロセスにおいて、製造プロセ
スの反応時間、反応温度、試薬の種類及び材料配合比率等を制御することにより、異なる
色がある吸湿発熱アクリレート繊維を得ることができ、前記色は白色、クリーム色、ベー
ジュ色、黄色、橙色、赤色、赤紫色、褐色等を含む。本発明は、抗酸化固着処理により、
異なる色の繊維発色団の生成を制御し、繊維の色を安定させる効果を達成することができ
る。該製造方法において、製造プロセスを大幅に簡素化する方法を提供し、迅速な工業化
生産を容易にし、且つ修飾後の製品の吸湿性及び色の安定性能を大幅に向上させ、且つ吸
湿後、より多くの熱量を放出することができ、冬の防寒保温、吸湿発熱等の分野により有
効に応用することができる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
1.本発明に記載の白色の吸湿発熱アクリレート繊維は、短時間の二浴成形法でポリアク
リロニトリル繊維を修飾し、白色の吸湿発熱アクリレート繊維を得て、繊維が水分子を吸
収して吸着した後、大量の熱量を放出できることを特徴とする。
【0009】
上記発明の目的を達成するために、本発明は以下の技術解決手段を提供する:
本発明は、白色の吸湿発熱アクリレート繊維の製造方法を提供し、
ポリアクリロニトリル繊維と架橋剤及び酸化防止剤の混合溶液を混合させ、化学架橋反応
を行い、架橋修飾ポリアクリロニトリル繊維を得るステップと、
前記架橋修飾ポリアクリロニトリル繊維とアルカリ溶液及び酸化防止剤の混合溶液を混合
させ、アルカリ加水分解反応を行い、加水分解修飾吸湿発熱アクリレート繊維を得るステ
ップと、を含む。
【0010】
好ましくは、前記ポリアクリロニトリル繊維では、色は白色、細かさは1.2~15D、
長さは32~64mmである。
(【0011】以降は省略されています)
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