TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025042421
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-27
出願番号2023149429
出願日2023-09-14
発明の名称吊り具装置
出願人大同特殊鋼株式会社,株式会社愛岐電機
代理人個人,個人,個人
主分類B66C 1/62 20060101AFI20250319BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】重量物を取り外し搬送する一連の作業における作業性および安全性を向上させることが可能な新規な構造の吊り具装置を提供する。
【解決手段】吊り具装置1は、円弧状に湾曲し、互いに内側が凹形状で外側が凸形状となるように対向配置された一対のアーム2A,2Bと、一対のアーム2A,2Bの先端部が開閉するようにアームの基端部13を回転可能に支持するアーム支持部材4と、一対のアーム2A,2Bの先端部同士を接近させて、一対のアーム2A,2Bの間に位置する吊持対象物Wを締め付ける締付部材6と、を備えている。一方のアーム2Aの回転中心と他方のアーム2Bの回転中心は、アーム支持部材4の一端側と他端側とに離間して設けられている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
円弧状に湾曲し、互いに内側が凹形状で外側が凸形状となるように対向配置された一対のアームと、
前記一対のアームの先端部が開閉するように前記アームの基端部を回転可能に支持するアーム支持部材と、
前記一対のアームの先端部同士を接近させて、前記一対のアームの間に位置する吊持対象物を締め付ける締付部材と、
を備え、
一方の前記アームの回転中心と他方の前記アームの回転中心は、前記アーム支持部材の一端側と他端側とに離間して設けられている、吊り具装置。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記一対のアームのそれぞれに設けられた吊り部を介してクレーン等の吊上げ装置により吊られた状態において、前記アームの先端部が上、基端部が下となる第1の姿勢で、前記アームを固定可能なアーム位置固定手段を備えている、請求項1に記載の吊り具装置。
【請求項3】
前記アーム位置固定手段は、前記第1の姿勢、または、前記アームの先端部および基端部が略同じ高さとなる第2の姿勢で前記アームを固定可能に構成されている、請求項2に記載の吊り具装置。
【請求項4】
前記一対のアームのそれぞれに設けられた吊り部を介してクレーン等の吊上げ装置により吊られた状態において、前記アームは前記吊り部に対して相対回転可能に構成され、
前記吊り部に対して前記アームと一体に回転し且つ前記吊り部に当接することで前記アームの回転可能範囲を規制するストッパピンが設けられている、請求項1に記載の吊り具装置。
【請求項5】
前記アーム支持部材は、前記吊持対象物と対向する内側が凹形状で外側が凸形状となるよう円弧状に形成されている、請求項1に記載の吊り具装置。
【請求項6】
前記吊持対象物に接触する前記アームの内側面にゴムシートが貼着されている、請求項1に記載の吊り具装置。
【請求項7】
前記アームに取り付けられた基端部から前記吊持対象物の軸方向に延びた後、前記アームの内側方向に折り曲げられた内筒押えを備え、前記吊持対象物の端面と対向する前記内筒押えの先端部に取手が設けられている、請求項1に記載の吊り具装置。
【請求項8】
チェーンブロックに対して掛止可能な連結金具を備えている、請求項1に記載の吊り具装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は重量物をクレーン等の吊上げ装置で吊り上げ搬送する場合に使用される吊り具装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
加工装置等に取り付けられた部品の取り換えに際し、対象の部品が重量物である場合、以下のような手順で部品の取り外しが行われていた。
先ず、部品の外周面に帯状のナイロンスリングを巻き付けて、クレーン等の吊上げ装置により部品を吊持した状態で、加工装置等から対象の部品を引き抜き、その後、部品を所定の場所まで搬送移動させていた。
【0003】
しかしながら、ナイロンスリングを用いて重量物である部品を吊持した場合、部品に対する締付力は必ずしも十分で無く、横からの外力が加わった場合などに部品が落下する虞があったことから、より安全に重量物を吊持し、搬送できる吊り具装置が求められていた。
なお、重量物を吊持するための治具については、例えば下記特許文献に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平8-301573号公報
特開2000-355482号公報
特開2001-63957号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は以上のような事情を背景とし、重量物を取り外し搬送する一連の作業における作業性および安全性を向上させることが可能な新規な構造の吊り具装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
而してこの発明の第1の局面の吊り具装置は次のように規定される。即ち、
円弧状に湾曲し、互いに内側が凹形状で外側が凸形状となるように対向配置された一対のアームと、
前記一対のアームの先端部が開閉するように前記アームの基端部を回転可能に支持するアーム支持部材と、
前記一対のアームの先端部同士を接近させて、前記一対のアームの間に位置する吊持対象物を締め付ける締付部材と、
を備え、
一方の前記アームの回転中心と他方の前記アームの回転中心は、前記アーム支持部材の一端側と他端側とに離間して設けられている。
【0007】
このように規定された第1の局面の吊り具装置によれば、ナイロンスリングを用いる場合に比べて吊持対象物に対する締付力が高められ、重量物を吊持ちした際の安全性を向上させることができる。
また一方のアームの回転中心と他方のアームの回転中心を、アーム支持部材の一端側と他端側とに離間させた第1の局面の吊り具装置では、回動するアーム長が短く、アームを開いたときアーム支持部材の側へのアームの出張りが抑えられるため、限られた作業スペースで吊持対象物に対し吊り具装置を着脱する際の作業性を向上させることができる。
【0008】
またこの発明では、前記一対のアームのそれぞれに設けられた吊り部を介してクレーン等の吊上げ装置により吊られた状態において、前記アームの先端部が上、基端部が下となる第1の姿勢で、前記アームを固定可能なアーム位置固定手段を備えるように構成することができる(第2の局面)。
この第1の姿勢では、吊持対象物の重量に対する反力が一対のアームの先端部同士を接近させる方向に作用するため、吊持対象物に対する締付力を高めることができる。
【0009】
ここで、前記アーム位置固定手段を、前記第1の姿勢、または、前記アームの先端部および基端部が略同じ高さとなる第2の姿勢で前記アームを固定可能に構成することができる(第3の局面)。
このようにすれば、目的地の直上まで搬送された吊持対象物の向きを第2の姿勢に切り替えることで、吊持対象物を目的地に降ろす際の作業性および安全性を高めることができる。
【0010】
またこの発明では、前記一対のアームのそれぞれに設けられた吊り部を介してクレーン等の吊上げ装置により吊られた状態において、前記アームを前記吊り部に対して相対回転可能に構成し、
前記吊り部に対して前記アームと一体に回転し且つ前記吊り部に当接することで前記アームの回転可能範囲を規制するストッパピンを設けることができる(第4の局面)。
このようにすれば、吊り部に対するアームの回転可能範囲が限定され、搬送途中などにおける意図しない吊持対象物の姿勢の変化を抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許