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公開番号
2025042310
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-27
出願番号
2023149246
出願日
2023-09-14
発明の名称
プロポーショナーおよび化学消防ポンプ自動車
出願人
日本ドライケミカル株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A62C
5/02 20060101AFI20250319BHJP(人命救助;消防)
要約
【課題】構成が簡素でありコスト上昇を抑えることができ、混合比の値に大きな開きがあっても、水とクラスA薬剤を混合し、また、水とクラスB薬剤とを混合することができるプロポーショナーを提供する。
【解決手段】水7とクラスA薬剤9もしくはクラスB薬剤11とを混合する水・薬剤混合部13と、水7の流量を測定する流量計15と、水・薬剤混合部13へのクラスA薬剤9の供給量を制御するクラスA薬剤用制御弁17と、水・薬剤混合部13へのクラスB薬剤11の供給量を制御するクラスB薬剤用制御弁19と、流量計15で測定した水の流量を応じ、水7に対するクラスA薬剤9もしくはクラスB薬剤11の混合比が所定の混合比になるように、クラスA薬剤用制御弁17もしくはクラスB薬剤用制御弁19を制御する制御装置21とを有するプロポーショナー5である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
水とクラスA薬剤もしくはクラスB薬剤とを混合する水・薬剤混合部と、
前記水の流量を測定する流量計と、
前記水・薬剤混合部への前記クラスA薬剤の供給量を制御するクラスA薬剤用制御弁と、
前記水・薬剤混合部への前記クラスB薬剤の供給量を制御するクラスB薬剤用制御弁と、
前記流量計で測定した水の流量を応じ、前記水に対する前記クラスA薬剤もしくは前記クラスB薬剤の混合比が所定の混合比になるように、前記クラスA薬剤用制御弁もしくは前記クラスB薬剤用制御弁を制御する制御装置と、
を有するプロポーショナー。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記水・薬剤混合部はポンププロポーショナー式混合装置である請求項1に記載のプロポーショナー。
【請求項3】
前記所定の混合比を設定するための混合比設定部を有し、前記混合比設定部によって設定された前記所定の混合比になるように、前記制御装置が前記クラスA薬剤用制御弁もしくは前記クラスB薬剤用制御弁を制御するように構成されている請求項1に記載のプロポーショナー。
【請求項4】
前記混合比設定部は、表示部と、前記表示部の近傍に設けられた操作スイッチとを備えてされており、前記操作スイッチが操作されることで、前記所定の混合比が設定されるように構成されている請求項3に記載のプロポーショナー。
【請求項5】
前記水に対する前記クラスB薬剤の混合比の値の最大値は、前記水に対する前記クラスA薬剤の混合比の値の最小値の30倍~100倍になっている請求項1に記載のプロポーショナー。
【請求項6】
消防ポンプ自動車本体と、
前記消防ポンプ自動車本体に搭載されている請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のプロポーショナーと、
を有する化学消防ポンプ自動車。
【請求項7】
前記消防ポンプ自動車本体に設置されており、前記水が収容される水タンクと、
前記消防ポンプ自動車本体に設置されており、前記クラスB薬剤が収容されるクラスB薬剤タンクと、
を有する請求項6に記載の化学消防ポンプ自動車。
【請求項8】
水とクラスA薬剤もしくはクラスB薬剤との混合比が所定の混合比になるように、前記水と前記クラスA薬剤もしくは前記クラスB薬剤とを混合する水・薬剤混合部と、
前記水・薬剤混合部への前記クラスA薬剤の供給量を制御するクラスA薬剤用制御弁と、
前記水・薬剤混合部への前記クラスB薬剤の供給量を制御するクラスB薬剤用制御弁と、
を有するプロポーショナー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プロポーショナーおよびこのプロポーショナーを備えた化学消防ポンプ自動車に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、混合器を用いて混合された水とクラスB薬剤とを用いてB火災の消火をおこなう化学消防車が知られている(特許文献1参照)。上記混合装置として、たとえば、ポンププロポーショナー式混合装置が用いられる。このポンププロポーショナー式混合装置では、水に対するクラスB薬剤の混合比範囲を3%もしくは6%にしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平4-65563号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、A火災の消火をおこなう際に、水だけで消火を行うのではなく、水と少量のクラスA薬剤とを混合したものを用いることがある。水と少量のクラスA薬剤とを混合したものを用いて消火活動を行うことで、消火に要する水の使用量を少なくし、また、木材等に水とクラスA薬剤との混合液がしみこみ、木材等の再燃を防止できる。
【0005】
しかしながら、水に対するクラスA薬剤の混合比の範囲は0.1%から1%であり、水に対するクラスB薬剤の混合比である3%、6%とは大きく異なっている。さらに説明すると、水に対するクラスA薬剤の混合比の最小値は0.1%であるのに対し、水に対するクラスB薬剤の混合比の最大値は6%になっており、大きな違いがある。
【0006】
この大きな違いがあることにより、クラスB薬剤の混合に使用する混合器を、クラスA薬剤の混合に使用することは困難になる。そこで、クラスB薬剤の混合に使用する混合器の他に、クラスA薬剤の混合に使用する混合器を別途設けることが考えられる。
【0007】
しかし、クラスB薬剤の混合に使用する混合器の他に、クラスA薬剤の混合に使用する混合器を別途設けるとなると、構成が煩雑になり、コストが上昇してしまう。
【0008】
本発明は、構成が簡素でありコスト上昇を抑えることができ、混合比の値に大きな開きがあっても、水とクラスA薬剤を混合し、また、水とクラスB薬剤とを混合することができるプロポーショナーおよび化学消防ポンプ自動車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の態様に係るプロポーショナーは、水とクラスA薬剤もしくはクラスB薬剤とを混合する水・薬剤混合部と、前記水の流量を測定する流量計と、前記水・薬剤混合部への前記クラスA薬剤の供給量を制御するクラスA薬剤用制御弁と、前記水・薬剤混合部への前記クラスB薬剤の供給量を制御するクラスB薬剤用制御弁と、前記流量計で測定した水の流量を応じ、前記水に対する前記クラスA薬剤もしくは前記クラスB薬剤の混合比が所定の混合比になるように、前記クラスA薬剤用制御弁もしくは前記クラスB薬剤用制御弁を制御する制御装置とを有するプロポーショナーである。
【0010】
また、本発明の態様に係るプロポーショナーでは、前記水・薬剤混合部がポンププロポーショナー式混合装置になっている。
(【0011】以降は省略されています)
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