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公開番号2025039877
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-21
出願番号2025006677,2021070524
出願日2025-01-17,2021-04-19
発明の名称燃料電池車両
出願人トヨタ自動車株式会社,日野自動車株式会社
代理人弁理士法人平木国際特許事務所
主分類B60K 15/063 20060101AFI20250313BHJP(車両一般)
要約【課題】車両側面に衝突があった場合でも、燃料タンクに加わる衝撃を低減し、燃料タン
クの破損を防止することができる燃料電池車両を提供する。
【解決手段】燃料電池車両1は、車両本体2の下部に、一対のサイドメンバー3Aを有す
る車体フレーム3と、燃料電池スタック10に燃料ガスを供給する複数の燃料タンク31
と,冷却システムとしてラジエータ43Bと、を備えている。燃料タンク31は、サイド
メンバー3Aに対して、車両本体2の車幅方向Wの外側において、円筒部31aが前後方
向に沿うように、車両本体2に取り付けられている。ラジエータ43Bは、燃料タンク3
1に対して、車幅方向Wのさらに外側において、燃料タンク31に並ぶように、車両本体
2に取り付けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両本体と、前記車両本体を駆動する駆動装置と、前記駆動装置に電力を供給する燃料
電池システムと、前記駆動装置および前記燃料電池システムの構成機器の少なくとも1つ
を冷却する冷却システムと、を備えた燃料電池車両であって、
前記車両本体は、前記車両本体の下部に車体フレームを備えており、
前記燃料電池システムは、燃料電池スタックと、前記燃料電池スタックに燃料ガスを供
給する複数の燃料タンクと、を備えており、
前記燃料タンクは、円筒部と、前記円筒部の両端に形成された一対のドーム部と、を有
しており、
前記車体フレームは、前記車両本体の前後方向に沿って延在した一対のサイドメンバー
を有しており、
前記冷却システムは、ラジエータを備えており、
前記燃料タンクは、前記サイドメンバーに対して、前記車両本体の車幅方向の外側にお
いて、前記円筒部の軸心が前記前後方向に沿うように、前記車両本体に取り付けられてお
り、
前記ラジエータは、前記燃料タンクに対して、前記車幅方向のさらに外側において、前
記燃料タンクに並ぶように、前記車両本体に取り付けられていることを特徴とする燃料電
池車両。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記ラジエータは、冷却液が流れるラジエータ本体と、前記ラジエータ本体に向かって
送風するファンと、を備えており、
前記ファンの回転軸が、前記燃料タンクの円筒部の軸心に対して、上下方向にオフセッ
トした位置となるように、前記ファンが配置されていることを特徴とする請求項1に記載
の燃料電池車両。
【請求項3】
前記車両本体の側面視において、前記円筒部と前記各ドーム部との境界を覆うように、
前記ラジエータ本体が配置されていることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料電池スタックに燃料ガスを供給する燃料タンクを備えた燃料電池車両に
関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の燃料電池車両として、たとえば、特許文献1には、前後方向に延伸する
円筒部を有する燃料タンクを支持する燃料電池車両が開示されている。燃料電池タンクは
、車両本体の車幅方向において、車体フレームの外側に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-121656号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の燃料電池車両に対して、車両側面に、衝突などに衝
撃が作用した場合、衝撃による外力は、燃料タンクに直接作用してしまう。
【0005】
このよう点を鑑みて、本発明として、車両側面に衝撃が作用した際に、燃料タンクに加
わる衝撃を低減することができる燃料電池車両を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決すべく、本発明に係る燃料電池車両は、車両本体と、前記車両本体を駆
動する駆動装置と、前記駆動装置に電力を供給する燃料電池システムと、前記駆動装置お
よび前記燃料電池システムの構成機器の少なくとも1つを冷却する冷却システムと、を備
えた燃料電池車両である。
【0007】
前記車両本体は、前記車両本体の下部に車体フレームを備えており、前記燃料電池シス
テムは、燃料電池スタックと、前記燃料電池スタックに燃料ガスを供給する複数の燃料タ
ンクと、を備えている。前記燃料タンクは、円筒部と、前記円筒部の両端に形成された一
対のドーム部と、を有しており、前記車体フレームは、前記車両本体の前後方向に沿って
延在した一対のサイドメンバーを有している。前記冷却システムは、ラジエータを備えて
いる。
【0008】
前記燃料タンクは、前記サイドメンバーに対して、前記車両本体の車幅方向の外側にお
いて、前記円筒部の軸心が前記前後方向に沿うように、前記車両本体に取り付けられてお
り、前記ラジエータは、前記燃料タンクに対して前記車幅方向のさらに外側において、前
記燃料タンクに並ぶように、前記車両本体に取り付けられている。
【0009】
本発明によれば、燃料電池車両の側面に衝撃による外力が作用した場合、燃料タンクよ
りも車幅方向の外側に取り付けられたラジエータが、燃料タンクの衝撃吸収材の役割を担
う。この結果、燃料タンクへの衝撃を低減することができる。さらに、車幅方向において
、燃料タンクの外側には、車両本体の前後方向に延びた細長のスペースが形成されており
、このようなスペースは、利用し難いスペースである。しかしながら、本発明によれば、
このような形状のスペースの配置に適した機器として、ラジエータを配置することができ
るので、車両本体の機器の配置スペースを有効に活用することができる。
【0010】
より好ましい態様としては、前記ラジエータは、冷却液が流れるラジエータ本体と、前
記ラジエータ本体に向かって送風するファンを備えており、前記ファンの回転軸が、前記
燃料タンクの円筒部の軸心に対して、上下方向にオフセットした位置となるように、前記
ファンが配置されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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