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公開番号2025065946
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2023175491
出願日2023-10-10
発明の名称電池パック
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01M 50/342 20210101AFI20250415BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】外力ストレスと排煙対策とを両立することができる電池パックを提供すること。
【解決手段】電池パックは、複数の電池モジュールと、電池モジュールの上に配置される枠状の骨格部と、骨格部の上に配置される上面部と、を備え、上面部が、電池モジュールが発煙した際の圧力により、骨格部への固定が解除される固定力で、骨格部に固定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
複数の電池モジュールと、
前記電池モジュールの上に配置される枠状の骨格部と、
前記骨格部の上に配置される上面部と、
を備え、
前記上面部は、前記電池モジュールが発煙した際の圧力により、前記骨格部への固定が解除される固定力で、前記骨格部に固定されている電池パック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、電池パックに関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、電池セルの発煙時に気体を排出する緊急抜気開口部が設けられたバッテリセルハウジングが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特表２０２１－５２８２９６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１で開示された技術では、外力ストレス（外部から入力されるストレス）と排煙対策の両立が困難である。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、外力ストレスと排煙対策とを両立することができる電池パックを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る電池パックは、複数の電池モジュールと、前記電池モジュールの上に配置される枠状の骨格部と、前記骨格部の上に配置される上面部と、を備え、前記上面部が、前記電池モジュールが発煙した際の圧力により、前記骨格部への固定が解除される固定力で、前記骨格部に固定されている。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、強度を向上させるための骨格部と、緊急時に排煙排出口として機能する上面部とを備えることにより、外力ストレスと排煙対策とを両立することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る電池パックの構成を示す斜視図である。
図２は、実施形態に係る電池パックにおいて、電池モジュール、骨格部および上面部の構成を示す斜視図である。
図３は、実施形態に係る電池パックにおいて、通常時における骨格部および上面部の状態を示す斜視図である。
図４は、実施形態に係る電池パックにおいて、電池モジュールの発煙時における骨格部および上面部の状態を示す斜視図である。
図５は、実施形態に係る電池パックにおいて、電池モジュールの発煙時における状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の実施形態に係る電池パックについて、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１０】
実施形態に係る電池パックは、例えばハイブリッド車（ＨＥＶ：Hybrid Electric Vehicle）、プラグインハイブリッド車（ＰＨＥＶ：Plug-in Hybrid Electric Vehicle）、電気自動車（ＢＥＶ：Battery Electric Vehicle）等の車両のバッテリとして用いられる。
（【００１１】以降は省略されています）

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