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公開番号2025039440
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-21
出願番号2023146539
出願日2023-09-08
発明の名称貯蔵庫
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類F25D 23/06 20060101AFI20250313BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】仕切り部材への断熱材充填の作業性を向上し、組み立ての工数を削減できる貯蔵庫を提供する。
【解決手段】貯蔵室を有する貯蔵庫本体と、前記貯蔵室の開口部に設けられる複数の仕切り部材と、を備え、前記複数の仕切り部材は、それぞれの外殻部の内部に断熱剤が充填されており、前記外殻部に凹溝を有する一方の仕切り部材と、前記一方の仕切り部材の凹溝に篏合する他方の仕切り部材とで構成される、貯蔵庫。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
貯蔵室を有する貯蔵庫本体と、前記貯蔵室の開口部に設けられる複数の仕切り部材と、を備え、
前記複数の仕切り部材は、
それぞれの外殻部の内部に断熱剤が充填されており、
前記外殻部に凹溝を有する一方の仕切り部材と、前記一方の仕切り部材の凹溝に篏合する他方の仕切り部材とで構成される、
貯蔵庫。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記凹溝の深さは、篏合方向における前記外殻部の幅寸法の半分に形成される、
請求項1に記載の貯蔵庫。
【請求項3】
前記貯蔵庫本体は、電力を供給する電力線を有し、
前記仕切り部材は、前記一方の仕切り部材であって上下方向に延伸する縦仕切り部材と、前記他方の仕切り部材であって水平方向に延伸する横仕切り部材と、を含み、
前記仕切り部材は、前記仕切り部材の内部に配置され、通電により発熱するヒータを有し、
前記縦仕切り部材の内部に配置されている前記ヒータは、前記仕切り部材の上部又は上方で前記電力線と結線されている、
請求項1または2に記載の貯蔵庫。
【請求項4】
前記貯蔵室の内部に設けられ、棚支持部において支持される棚を更に備え、
前記仕切り部材は、前記一方の仕切り部材であって上下方向に延伸する縦仕切り部材と、前記他方の仕切り部材であって水平方向に延伸する横仕切り部材と、を含み、
前記縦仕切り部材の後面部には前記棚支持部が設けられている、
請求項1に記載の貯蔵庫。
【請求項5】
一方の仕切り部材の前記凹溝の周辺部に、該仕切り部材の外殻部の側面から外方に突出するフランジを設け、他方の仕切り部材の外殻部に、一方の仕切り部材の前記フランジが嵌まる外殻凹部を形成し、
両仕切り部材は、一方の仕切り部材の前記フランジを、他方の仕切り部材の前記外殻凹部に嵌めて結合される、
請求項1に記載の貯蔵庫。
【請求項6】
両仕切り部材は、前記フランジの貫通孔を貫通するビスを、前記外殻凹部の固定孔にねじ込んで結合される、
請求項5に記載の貯蔵庫。
【請求項7】
両仕切り部材の交差部にコーナーカバーを配置し、
前記コーナーカバーは前記フランジの取付け長孔に係止される、
請求項5または6に記載の貯蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、貯蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、貯蔵庫本体の開口部を、仕切り部材によって仕切る技術があった。特許文献1は、縦方向と横方向とを一体に形成した1つの仕切り部材により、貯蔵庫本体の開口部を上下左右に仕切る技術を開示する。特許文献2は、横方向の仕切り部材を1つと、縦方向の仕切り部材2つを組み合わせて、貯蔵庫本体の開口部を上下左右に仕切る技術を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-28644号公報
特開2022-100625号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、仕切り部材の共通化が図れ、仕切り部材への断熱材充填の作業性を向上し、組み立ての工数を削減できる貯蔵庫を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示における貯蔵庫は、貯蔵室を有する貯蔵庫本体と、前記貯蔵室の開口部に設けられる複数の仕切り部材と、を備え、前記複数の仕切り部材は、それぞれの外殻部の内部に断熱剤が充填されており、前記外殻部に凹溝を有する一方の仕切り部材と、前記一方の仕切り部材の凹溝に篏合する他方の仕切り部材とで構成される。
【発明の効果】
【0006】
本開示における貯蔵庫は、仕切り部材の共通化が図れ、仕切り部材への断熱材充填の作業性を向上し、組み立ての工数を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
貯蔵庫の斜視図
貯蔵庫の正面図
図2のIII-III断面図
仕切り部材を示す斜視図
図2のV-V断面図
図4のVI-VI断面図
図2のVII-VII断面図
図2のVIII-VIII断面図
他の実施の形態にかかる仕切り部材を示す斜視図
他の実施の形態にかかる仕切り部材を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0008】
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、貯蔵庫において、貯蔵庫本体の開口部を、正面視で、略十字状にかけ渡される仕切り部材によって仕切る技術があった。従来の技術では、縦方向と横方向とを一体に形成した仕切り部材を形成したのちに、仕切り部材に断熱材を充填している。しかし、従来の技術では、様々な製品ラインナップの中で仕切り部材の共通化が図れないという課題があり、仕切り部材に断熱材を充填する工程では、当該工程に用いる仕掛品が多くなり、断熱材の充填の際に必要な治具が大型化してしまうと言う課題を発明者らは発見した。一方、縦方向と横方向とを別々の仕切り部材で開口部を仕切る場合、仕切り部材を別々に形成するため、部品点数の増加に伴い組み立てにおける工数が増加してしまう、と言う課題を発明者らは発見した。これらの課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで、本開示は、仕切り部材の共通化が図れ、仕切り部材への断熱材充填の作業性を向上し、組み立ての工数を削減できる貯蔵庫を提供する。
【0009】
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明を省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
【0010】
(実施の形態1)
以下、図面を用いて、実施の形態1を説明する。各図に示す符号FRは、設置状態における貯蔵庫1の前方を示し、符号UPは、貯蔵庫1の上方を示し、符号LHは、貯蔵庫1の左方を示す。以下の説明において、各方向は、これらの貯蔵庫1の方向に沿った方向である。
(【0011】以降は省略されています)

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