TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025035722
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-14
出願番号2023142952
出願日2023-09-04
発明の名称冷蔵庫
出願人東芝ライフスタイル株式会社
代理人弁理士法人蔦田特許事務所
主分類F25D 25/00 20060101AFI20250307BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】荷重集中による貯蔵物の劣化や結露水との接触による貯蔵物の劣化を抑えることができる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】本発明の冷蔵庫1は、冷蔵庫本体2と、冷蔵庫本体2に設けられた貯蔵室12と、貯蔵室12に設けられ貯蔵物を載置可能な載置部材70とを備える冷蔵庫1であって、載置部材70は、基部71と、基部71から突出し先端において貯蔵物を支持する複数の支持部72とを備え、支持部72は、基部71側に設けられた付け根部72aと、付け根部72aの先端側に設けられ付け根部72aよりも断面積が広い先端部72bと、を備える。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体に設けられた貯蔵室と、前記貯蔵室に設けられ貯蔵物を載置可能な載置部材とを備える冷蔵庫であって、
前記載置部材は、基部と、前記基部から突出し先端において貯蔵物を支持する複数の支持部とを備え、
前記支持部は、基部側に設けられた付け根部と、前記付け根部の先端側に設けられ前記付け根部よりも断面積が広い先端部と、を備える、冷蔵庫。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記貯蔵室に設けられた容器を備え、
前記載置部材は、前記容器の底面に設置可能であり、前記基部を貫通する貫通孔を備える、冷蔵庫。
【請求項3】
前記貯蔵室に設けられた容器を備え、
前記容器は底面に開口部を有し、
前記載置部材は、前記開口部を覆うように前記容器に対して着脱可能に設置されている、請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記貯蔵室に上下に設けられた上段容器及び下段容器と、前記貯蔵室に設けられ貯蔵物を載置可能な第2載置部材と、を備え、
前記第2載置部材は、第1載置部材の前記基部よりも開口率が小さくなるように貫通孔が設けられている、又は、貫通孔が設けられておらず、
前記上段容器は底面に開口部を有し、
前記載置部材及び第2載置部材は、いずれか一方が前記開口部を覆うように前記上段容器の底面に設けられ、他方が前記下段容器の底面に設けられ、前記上段容器の底面と前記下段容器の底面とで交換可能に設けられている、請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記貯蔵室に設けられた容器を備え、
前記容器は、少なくとも一部が湿度調整部材によって仕切られた空間を備え、
前記空間に前記載置部材が設けられている、請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項6】
前記容器は、前記空間の内外を連通する連通孔を備え、
前記連通孔の少なくとも一部が前記付け根部と対向する、請求項5に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
冷蔵庫では、野菜などの貯蔵物の乾燥を防ぐために高湿度状態に保たれた空間が庫内に設けられている。高湿度状態に保たれた空間では、貯蔵物から発せられる水分や貯蔵物との温度差などによって結露が発生することがある。空間内で発生した結露水は、貯蔵物に付着し続けると貯蔵物の早期劣化の原因となる。
【0003】
下記特許文献1には、複数の貫通孔が設けられたトレイを野菜室の底面に設置して、貯蔵物と結露水との接触を防止する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平7-37064号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記技術において貯蔵物と結露水との接触を減らそうとするとトレイに設ける貫通孔が大きくなるため、トレイに載置された貯蔵物に対して荷重が局所的に集中しやすくなり、貯蔵物が劣化しやすくなるおそれがある。
【0006】
そこで、本発明では、荷重集中による貯蔵物の劣化や結露水との接触による貯蔵物の劣化を抑えることができる冷蔵庫を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施形態の冷蔵庫は、冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体に設けられた貯蔵室と、前記貯蔵室に設けられ貯蔵物を載置可能な載置部材とを備える冷蔵庫であって、前記載置部材は、基部と、前記基部から突出し先端において貯蔵物を支持する複数の支持部とを備え、前記支持部は、基部側に設けられた付け根部と、前記付け根部の先端側に設けられ前記付け根部よりも断面積が広い先端部と、を備えるものである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態の冷蔵庫の断面図
第1載置部材と第2載置部材との配置した下段容器及び上段容器の断面図
第1載置部材の要部拡大断面図
図4のA-A断面図
第1載置部材と第2載置部材との配置を図2に示す状態から入れ替えた下段容器及び上段容器の断面図
本発明の変更例1における下段容器及び上段容器の断面図
本発明の変更例2における第1載置部材の要部拡大断面図
本発明の変更例4を示す下段容器及び上段容器の断面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施形態について図面に基づき説明する。以下の実施形態は例示であり、発明の範囲はこれに限定されない。以下の実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置換、変更を行うことができる。以下の実施形態やその変形は、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【0010】
以下の説明において、左右方向、前後方向、上下方向とは、冷蔵庫を正面から見たときの方向を示し、左右方向は冷蔵庫の幅方向に相当する。また、右、左、上、下、前、後、奥、背、手前とは、特に規定がない場合には冷蔵庫を正面から見たときの位置や側などを示し、冷蔵庫の扉については閉扉状態において冷蔵庫を正面から見たときの位置や側などを示す。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

桑名金属工業株式会社
冷却装置
4日前
アクア株式会社
冷蔵庫
11日前
フクシマガリレイ株式会社
冷蔵庫
21日前
ダイキン工業株式会社
冷媒回路システム
4日前
住友重機械工業株式会社
極低温冷凍機
5日前
住友重機械工業株式会社
極低温冷凍機
5日前
三菱電機株式会社
冷蔵庫
10日前
株式会社ゼロカラ
冷凍装置
6日前
東芝ライフスタイル株式会社
冷蔵庫
20日前
ホシザキ株式会社
冷却貯蔵庫
19日前
橋本生花株式会社
冷蔵貯蔵設備
17日前
スズキ株式会社
保冷パレット
19日前
東芝ライフスタイル株式会社
冷蔵庫
20日前
東芝ライフスタイル株式会社
冷蔵庫
13日前
ダイキン工業株式会社
空気調和装置
5日前
大学共同利用機関法人自然科学研究機構
蓄冷型冷凍システム
今日
パナソニックIPマネジメント株式会社
冷蔵庫
6日前
ダイキン工業株式会社
空調機
4日前
三菱電機株式会社
冷凍サイクル装置
10日前
シーメンス・シュヴァイツ・アーゲー
低温交換システム
14日前
三菱重工サーマルシステムズ株式会社
空気調和機
5日前
東芝ライフスタイル株式会社
冷蔵庫
17日前
ダイキン工業株式会社
冷凍装置
17日前
エスペック株式会社
冷凍装置、環境形成装置及び冷凍方法
24日前
株式会社アイシン
吸放熱システム
10日前
東芝ライフスタイル株式会社
空気調和装置
19日前
東芝ライフスタイル株式会社
空気調和装置
今日
日立グローバルライフソリューションズ株式会社
冷蔵庫
19日前
日立グローバルライフソリューションズ株式会社
冷蔵庫
17日前
日立グローバルライフソリューションズ株式会社
冷蔵庫
12日前
日立グローバルライフソリューションズ株式会社
冷蔵庫
17日前
日立グローバルライフソリューションズ株式会社
冷蔵庫
21日前
東芝ライフスタイル株式会社
冷蔵庫、及び冷蔵庫システム
21日前
ダイキン工業株式会社
庫内制御装置および貯蔵庫
10日前
日立グローバルライフソリューションズ株式会社
冷蔵庫
12日前
ダイキン工業株式会社
冷凍サイクル装置
4日前
続きを見る