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公開番号2025039152
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-21
出願番号2023146031
出願日2023-09-08
発明の名称冷却貯蔵庫
出願人ホシザキ株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類F25D 23/00 20060101AFI20250313BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】貯蔵室に貯蔵された物品が変質する事態を抑制することが可能な冷却貯蔵庫を提供する。
【解決手段】物品を内部に貯蔵可能な貯蔵室20を有する箱体11と、貯蔵室20を冷却するための冷却装置60と、警告を報知可能なスピーカ67と、制御部68と、貯蔵室20の温度を測定することが可能な温度センサ45と、を備え、制御部68は、温度センサ45によって測定された貯蔵室20の温度が、予め設定された設定温度T4よりも低くなった場合に、スピーカ67を動作させて警告を報知する報知処理を実行する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
物品を内部に貯蔵可能な貯蔵室を有する箱体と、
前記貯蔵室を冷却するための冷却装置と、
警告を報知可能な報知部と、
制御部と、
前記貯蔵室の温度を測定することが可能な温度センサと、
を備え、
前記制御部は、前記温度センサによって測定された前記貯蔵室の温度が、予め設定された設定温度よりも低くなった場合に、前記報知部を動作させて警告を報知する報知処理を実行する、冷却貯蔵庫。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記箱体は、前記貯蔵室と隣接する形で設けられた冷却器室を有し、
前記冷却装置は、前記冷却器室に設けられ、前記貯蔵室内の空気を吸引する吸引部と、
前記冷却器室に設けられる冷却器と、を備え、
前記吸引部によって吸引された前記貯蔵室内の空気は、前記冷却器によって冷却された後、前記貯蔵室に送られる構成とされ、
前記温度センサは、前記冷却器室において、前記吸引部によって吸引された空気が前記冷却器に達するまでの経路上に配され、
前記制御部は、前記温度センサによって測定された前記貯蔵室の温度である測定温度が、予め設定された目標設定温度よりも第1所定値だけ高い稼働温度以上の場合に前記冷却装置を稼働させると共に、前記測定温度が、前記目標設定温度よりも第2所定値だけ低い停止温度以下の場合に前記冷却装置を停止させる冷却運転を実行し、
前記第2所定値は、前記第1所定値よりも小さい値で設定されている、請求項1に記載の冷却貯蔵庫。
【請求項3】
前記箱体は、前記貯蔵室と隣接する形で設けられた冷却器室を有し、
前記冷却装置は、前記冷却器室に設けられ、前記貯蔵室内の空気を吸引する吸引部と、
前記冷却器室に設けられる冷却器と、を備え、
前記吸引部によって吸引された前記貯蔵室内の空気は、前記冷却器によって冷却された後、前記貯蔵室に送られる構成とされ、
前記温度センサは、前記冷却器室において、前記吸引部によって吸引された空気が前記冷却器から前記貯蔵室に向かうまでの経路上に配され、
前記制御部は、
前記温度センサにより測定された前記貯蔵室の温度である測定温度が、予め設定された目標設定温度よりも第1所定値だけ高い稼働温度以上の場合に前記冷却装置を稼働させると共に、前記測定温度が、前記目標設定温度よりも第2所定値だけ低い停止温度以下の場合に前記冷却装置を停止させる冷却運転を実行し、
前記第1所定値は、前記第2所定値よりも小さい値で設定されている、請求項1に記載の冷却貯蔵庫。
【請求項4】
前記貯蔵室に配される庫内灯と、
前記箱体に取り付けられ、前記貯蔵室を開閉可能な扉と、
前記扉の開閉を検出可能な扉検出部と、を備え、
前記制御部は、前記扉が開いた開扉状態が前記扉検出部により検出された後、前記開扉状態が所定待機時間以上継続した場合に、前記庫内灯を点灯させ、その後、前記扉が閉じた状態が前記扉検出部により検出された場合に、前記庫内灯を消灯させる、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫。
【請求項5】
前記箱体に取り付けられ、前記貯蔵室を開閉可能な扉と、
前記扉の開閉を検出可能な扉検出部と、
前記扉が開いた開扉状態であることを報知するドアランプと、
を備え、
前記制御部は、前記開扉状態が前記扉検出部により検出された場合に、前記ドアランプを点灯又は点滅させる、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫。
【請求項6】
スピーカを備え、
前記制御部は、前記開扉状態が予め設定された設定時間以上となった場合に、前記スピーカから音を出力させ、
前記設定時間を変更可能な設定変更部をさらに備える、請求項5に記載の冷却貯蔵庫。
【請求項7】
操作者による入力操作を受け付ける操作部と、
前記操作部を覆う閉状態と前記操作部を覆っていない開状態との間で切り替え可能なパネル部材と、を備え、
前記制御部は、前記操作部が操作された場合に、前記スピーカからの音の出力を停止させる、請求項6に記載の冷却貯蔵庫。
【請求項8】
スピーカと、
画像を表示可能な表示部と、
外部から当該冷却貯蔵庫への電力供給が停止した停電状態において、前記制御部、前記スピーカ及び前記表示部に電力を供給する予備電源と、を備え、
前記制御部は、前記停電状態において、前記スピーカから音を出力させると共に、前記表示部にエラー番号を表示させる、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫。
【請求項9】
前記制御部は、前記停電状態から、外部から当該冷却貯蔵庫への電力供給が再開した場合において、前記スピーカから音を出力させると共に、前記表示部にエラー番号を表示させる、請求項8に記載の冷却貯蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示される技術は、冷却貯蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、冷却貯蔵庫として、下記特許文献1に記載のものが知られている。この特許文献1に記載された冷却貯蔵庫は、貯蔵室の温度を測定することが可能な温度センサ(冷蔵室庫内温度検知手段)を備える。また、一般的な冷却貯蔵庫においては、温度センサによって測定された貯蔵室の温度に基づいて、冷却装置の動作及び停止を制御することで、貯蔵室を予め設定した設定温度に維持する構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-10240号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、冷却装置に異常が生じ、過剰に動作した場合には、貯蔵室が過剰に冷却され、貯蔵室が設定温度よりも低い温度になる事態が懸念される。これにより、貯蔵室に貯蔵された物品が変質してしまう事態が懸念される。
【0005】
本明細書で開示される技術は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、貯蔵室に貯蔵された物品が変質する事態を抑制することが可能な冷却貯蔵庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための手段として、本明細書で開示される冷却貯蔵庫は、物品を内部に貯蔵可能な貯蔵室を有する箱体と、前記貯蔵室を冷却するための冷却装置と、警告を報知可能な報知部と、制御部と、前記貯蔵室の温度を測定することが可能な温度センサと、を備え、前記制御部は、前記温度センサによって測定された前記貯蔵室の温度が、予め設定された設定温度よりも低くなった場合に、前記報知部を動作させて警告を報知する報知処理を実行することを特徴とする。
【0007】
また、前記箱体は、前記貯蔵室と隣接する形で設けられた冷却器室を有し、前記冷却装置は、前記冷却器室に設けられ、前記貯蔵室内の空気を吸引する吸引部と、前記冷却器室に設けられる冷却器と、を備え、前記吸引部によって吸引された前記貯蔵室内の空気は、前記冷却器によって冷却された後、前記貯蔵室に送られる構成とされ、前記温度センサは、前記冷却器室において、前記吸引部によって吸引された空気が前記冷却器に達するまでの経路上に配され、前記制御部は、前記温度センサによって測定された前記貯蔵室の温度である測定温度が、予め設定された目標設定温度よりも第1所定値だけ高い稼働温度以上の場合に前記冷却装置を稼働させると共に、前記測定温度が、前記目標設定温度よりも第2所定値だけ低い停止温度以下の場合に前記冷却装置を停止させる冷却運転を実行し、
前記第2所定値は、前記第1所定値よりも小さい値で設定されているものとすることができる。
【0008】
また、前記箱体は、前記貯蔵室と隣接する形で設けられた冷却器室を有し、前記冷却装置は、前記冷却器室に設けられ、前記貯蔵室内の空気を吸引する吸引部と、前記冷却器室に設けられる冷却器と、を備え、前記吸引部によって吸引された前記貯蔵室内の空気は、前記冷却器によって冷却された後、前記貯蔵室に送られる構成とされ、前記温度センサは、前記冷却器室において、前記吸引部によって吸引された空気が前記冷却器から前記貯蔵室に向かうまでの経路上に配され、前記制御部は、前記温度センサにより測定された前記貯蔵室の温度である測定温度が、予め設定された目標設定温度よりも第1所定値だけ高い稼働温度以上の場合に前記冷却装置を稼働させると共に、前記測定温度が、前記目標設定温度よりも第2所定値だけ低い停止温度以下の場合に前記冷却装置を停止させる冷却運転を実行し、前記第1所定値は、前記第2所定値よりも小さい値で設定されているものとすることができる。
【0009】
また、前記貯蔵室に配される庫内灯と、前記箱体に取り付けられ、前記貯蔵室を開閉可能な扉と、前記扉の開閉を検出可能な扉検出部と、を備え、前記制御部は、前記扉が開いた開扉状態が前記扉検出部により検出された後、前記開扉状態が所定待機時間以上継続した場合に、前記庫内灯を点灯させ、その後、前記扉が閉じた状態が前記扉検出部により検出された場合に、前記庫内灯を消灯させるものとすることができる。
【0010】
また、前記箱体に取り付けられ、前記貯蔵室を開閉可能な扉と、前記扉の開閉を検出可能な扉検出部と、前記扉が開いた開扉状態であることを報知するドアランプと、を備え、 前記制御部は、前記開扉状態が前記扉検出部により検出された場合に、前記ドアランプを点灯又は点滅させるものとすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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