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公開番号
2025039072
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-21
出願番号
2023145855
出願日
2023-09-08
発明の名称
商品収納装置
出願人
富士電機株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
F25D
19/00 20060101AFI20250313BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】蒸発器に接続された配管自体の損傷や冷媒漏れ等の発生を防止すること。
【解決手段】内部に画成された商品収納域5が仕切部材6により複数の領域7A,7Bに仕切られた装置本体2と、装置本体2における複数の領域7A,7Bにそれぞれ配設され、該領域7A,7Bの内部雰囲気を冷却することにより該領域7A,7Bに収納された商品を冷却する複数の蒸発器24A,24Bとを備えた商品収納装置1であって、複数の蒸発器24A,24Bは、仕切部材6に事前に取り付けられた状態で装置本体2に配設されている。仕切部材6は、平板状の第1仕切板部6aと、平板状を成すとともに、第1仕切板部6aの上方に配置される第2仕切板部6bとを備え、複数の蒸発器24A,24Bは、第1仕切板部6aに事前に取り付けられた状態で装置本体2に配設されることが好ましい。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
内部に画成された商品収納域が仕切部材により複数の領域に仕切られた装置本体と、
前記装置本体における前記複数の領域にそれぞれ配設され、該領域の内部雰囲気を冷却することにより該領域に収納された商品を冷却する複数の蒸発器と
を備えた商品収納装置であって、
前記複数の蒸発器は、前記仕切部材に事前に取り付けられた状態で前記装置本体に配設されたことを特徴とする商品収納装置。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記仕切部材は、
平板状の第1仕切板部と、
平板状を成すとともに、前記第1仕切板部の上方に配置される第2仕切板部と
を備え、
前記複数の蒸発器は、前記第1仕切板部に事前に取り付けられた状態で前記装置本体に配設されたことを特徴とする請求項1に記載の商品収納装置。
【請求項3】
前記複数の蒸発器は、冷媒を導入するための冷媒導入管と、冷媒を送出するための冷媒送出管とがそれぞれ途中で共通化された状態で、前記商品収納域と区画された機械室に配設された冷凍ユニットに接続されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の商品収納装置。
【請求項4】
前記装置本体は、前面に前面開口を有するとともに後面に後面開口を有した直方状の形態を成し、かつ前記前面開口が前面扉により開閉されるとともに前記後面開口が後面扉により開閉されるものであり、
前記仕切部材は、前記商品収納域の内部を前方領域と後方領域とに仕切るものであり、
前記前方領域は、
前記前面開口を臨む前方陳列室と、
前記前面開口の上縁部に形成された前方吹出口と前記前面開口の下縁部に形成された前方吸込口とを通じて、前記前方陳列室に連通する前方通風路と
を備え、
前記後方領域は、
前記後面開口を臨む後方陳列室と、
前記後面開口の上縁部に形成された後方吹出口と前記後面開口の下縁部に形成された後方吸込口とを通じて、前記後方陳列室に連通する後方通風路と
を備え、
前記複数の蒸発器のうち、前記仕切部材の前方側に配設された蒸発器は、前記前方通風路に配設され、前記仕切部材の後方側に配設された蒸発器は、前記後方通風路に配設されたことを特徴とする請求項3に記載の商品収納装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内部に収納された商品を冷却保持する商品収納装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、内部に収納された商品を冷却保持する商品収納装置が特許文献1に提案されている。特許文献1に提案された商品収納装置では、装置本体の内部が仕切部材により複数の領域に仕切られており、複数の領域のそれぞれに蒸発器が設けられ、該蒸発器により各領域の内部雰囲気を冷却することにより該領域に収納された商品が冷却保持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-74867号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した商品収納装置では、組立作業の際に、各蒸発器を個別に装置本体に設置していたために、互いの位置関係を一定の大きさに維持することができず、結果的に、それぞれの蒸発器に接続された配管に歪み等が発生することがあった。このような配管の歪み等は、配管自体の損傷や冷媒漏れ等を誘発するおそれがあり、好ましいものではない。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みて、蒸発器に接続された配管自体の損傷や冷媒漏れ等の発生を防止することができる商品収納装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る商品収納装置は、内部に画成された商品収納域が仕切部材により複数の領域に仕切られた装置本体と、前記装置本体における前記複数の領域にそれぞれ配設され、該領域の内部雰囲気を冷却することにより該領域に収納された商品を冷却する複数の蒸発器とを備えた商品収納装置であって、前記複数の蒸発器は、前記仕切部材に事前に取り付けられた状態で前記装置本体に配設されたことを特徴とする。
【0007】
また本発明は、上記商品収納装置において、前記仕切部材は、平板状の第1仕切板部と、平板状を成すとともに、前記第1仕切板部の上方に配置される第2仕切板部とを備え、前記複数の蒸発器は、前記第1仕切板部に事前に取り付けられた状態で前記装置本体に配設されたことを特徴とする。
【0008】
また本発明は、上記商品収納装置において、前記複数の蒸発器は、冷媒を導入するための冷媒導入管と、冷媒を送出するための冷媒送出管とがそれぞれ途中で共通化された状態で、前記商品収納域と区画された機械室に配設された冷凍ユニットに接続されたことを特徴とする。
【0009】
また本発明は、上記商品収納装置において、前記装置本体は、前面に前面開口を有するとともに後面に後面開口を有した直方状の形態を成し、かつ前記前面開口が前面扉により開閉されるとともに前記後面開口が後面扉により開閉されるものであり、前記仕切部材は、前記商品収納域の内部を前方領域と後方領域とに仕切るものであり、前記前方領域は、前記前面開口を臨む前方陳列室と、前記前面開口の上縁部に形成された前方吹出口と前記前面開口の下縁部に形成された前方吸込口とを通じて、前記前方陳列室に連通する前方通風路とを備え、前記後方領域は、前記後面開口を臨む後方陳列室と、前記後面開口の上縁部に形成された後方吹出口と前記後面開口の下縁部に形成された後方吸込口とを通じて、前記後方陳列室に連通する後方通風路とを備え、前記複数の蒸発器のうち、前記仕切部材の前方側に配設された蒸発器は、前記前方通風路に配設され、前記仕切部材の後方側に配設された蒸発器は、前記後方通風路に配設されたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、複数の蒸発器が仕切部材に事前に取り付けられた状態で装置本体に配設されたので、蒸発器同士の互いの位置関係を一定の大きさに維持することができ、商品収納装置の組立作業の際に、これら蒸発器に接続された配管に歪み等が発生することを抑制することができ、蒸発器に接続された配管自体の損傷や冷媒漏れ等の発生を防止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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