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公開番号
2025044578
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023152240
出願日
2023-09-20
発明の名称
電力変換装置
出願人
富士電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02M
3/155 20060101AFI20250326BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】リアクトルを冷却するための構造を簡素化することが可能な電力変換装置を提供する。
【解決手段】この電力変換装置100では、昇圧コンバータ部20は、コイル部分22bの一部が露出するように樹脂成形されたリアクトル22を含む。そして、リアクトル22は、コイル部分22bのうちの樹脂から露出するコイル露出部分EPが、昇圧コンバータ部用蓋部62(蓋部60)のうちのリアクトル22を接触させるための接触部62eに接触するように配置されている。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
直流電源から入力される直流電力を昇圧する昇圧コンバータ部と、
前記昇圧コンバータ部によって昇圧された前記直流電力を交流電力に変換して負荷に供給するインバータ部と、
前記直流電源から入力される前記直流電力を変圧する直流直流コンバータ部と、
前記昇圧コンバータ部と前記インバータ部と前記直流直流コンバータ部とが配置される基台部と、を備え、
前記基台部は、
冷却流路が形成され、金属からなる冷却部本体部と、
前記冷却部本体部の前記冷却流路を覆うように配置され、金属からなる蓋部と、を含み、
前記昇圧コンバータ部は、コイル部分の一部が露出するように樹脂成形されたリアクトルを含み、
前記リアクトルは、前記コイル部分のうちの樹脂から露出するコイル露出部分が、前記蓋部のうちの前記リアクトルを接触させるための接触部に接触するように配置されている、電力変換装置。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記コイル露出部分は、前記リアクトルと前記蓋部とが並ぶ方向から見て、矩形形状を有し、
前記接触部は、前記リアクトルと前記蓋部とが並ぶ方向から見て、前記コイル露出部分にオーバラップするように矩形形状を有する、請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項3】
前記接触部は、前記蓋部から前記コイル露出部分側に突出するように形成されている、請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項4】
前記接触部は、前記接触部が前記コイル露出部分に接触した状態で、前記リアクトルの前記コイル露出部分側の面のうちの前記コイル露出部分以外の部分が前記蓋部との間に隙間を形成する突出高さを有する、請求項3に記載の電力変換装置。
【請求項5】
前記コイル露出部分は、前記蓋部側に向かって突出する凸形状を有し、
前記接触部は、前記コイル露出部分の前記凸形状に対応する位置に設けられ、前記蓋部側に向かって窪む凹形状を有する、請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項6】
前記コイル露出部分は、前記リアクトルと前記蓋部とが並ぶ方向から見て、長方形形状を有するとともに、長方形形状の短辺の方向に並ぶように2つ配置されており、
前記接触部は、前記リアクトルと前記蓋部とが並ぶ方向から見て、2つの前記コイル露出部分の各々にオーバラップするように、長方形形状を有するとともに、長方形形状の短辺の方向に並ぶように2つ配置されている、請求項2に記載の電力変換装置。
【請求項7】
前記蓋部の前記冷却流路側の面のうちの前記接触部と対応する位置には、前記冷却流路内に突出する冷却フィンが形成されている、請求項1に記載の電力変換装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、電力変換装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、冷却流路が形成された基台部を備える電力変換装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1には、冷却流路が形成された冷却部本体部と冷却部本体部の冷却流路を覆うように配置された蓋部とを含む基台部を備える電力変換装置が記載されている。上記特許文献1に記載の電力変換装置では、金属からなるリアクトル専用の箱状の蓋部に収容されたリアクトルを備える。リアクトル専用の箱状の蓋部は、冷却流路を覆うように配置された蓋部に形成された孔部を覆うように配置されている。リアクトルから発生した熱は、リアクトル専用の箱状の蓋部を介して、冷却流路に放熱される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-53944号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に記載のような従来の電力変換装置では、リアクトル専用の箱状の蓋部は、冷却流路を覆うように配置された蓋部に形成された孔部を覆うように配置されているので、リアクトル専用の箱状の蓋部と冷却流路を覆うように配置された蓋部との間をシールする構造が必要となる。この場合、リアクトルを冷却するための構造が比較的複雑になる。このため、リアクトルを冷却するための構造を簡素化することが可能な電力変換装置が望まれている。
【0006】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、リアクトルを冷却するための構造を簡素化することが可能な電力変換装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による電力変換装置は、直流電源から入力される直流電力を昇圧する昇圧コンバータ部と、昇圧コンバータ部によって昇圧された直流電力を交流電力に変換して負荷に供給するインバータ部と、直流電源から入力される直流電力を変圧する直流直流コンバータ部と、昇圧コンバータ部とインバータ部と直流直流コンバータ部とが配置された基台部と、を備え、基台部は、冷却流路が形成され、金属からなる冷却部本体部と、冷却部本体部の冷却流路を覆うように配置され、金属からなる蓋部と、を含み、昇圧コンバータ部は、コイル部分の一部が露出するように樹脂成形されたリアクトルを含み、リアクトルは、コイル部分のうちの樹脂から露出するコイル露出部分が、蓋部のうちのリアクトルを接触させるための接触部に接触するように配置されている。
【0008】
この発明の一の局面による電力変換装置では、上記のように、昇圧コンバータ部は、コイル部分の一部が露出するように樹脂成形されたリアクトルを含み、リアクトルは、コイル部分のうちの樹脂から露出するコイル露出部分が、蓋部のうちのリアクトルを接触させるための接触部に接触するように配置されている。これにより、コイル露出部分が接触部を介して蓋部と接触するので、リアクトルから発生した熱を、リアクトル専用の箱状の蓋部などを設けることなく、蓋部に覆われた冷却流路に放熱することができる。この場合、リアクトル専用の箱状の蓋部などを設ける必要がないので、リアクトル専用の箱状の蓋部と冷却流路を覆うように配置された蓋部との間をシールする構造が必要ない。その結果、リアクトルを冷却するための構造を簡素化することができる。また、リアクトル専用の箱状の蓋部を設けない分、電力変換装置を軽量化することができるとともに、電力変換装置の部品点数を削減することができる。
【0009】
上記一の局面による電力変換装置では、好ましくは、コイル露出部分は、リアクトルと蓋部とが並ぶ方向から見て、矩形形状を有し、接触部は、リアクトルと蓋部とが並ぶ方向から見て、コイル露出部分にオーバラップするように矩形形状を有する。このように構成すれば、矩形形状を有する接触部が、矩形形状を有するコイル露出部分にオーバラップするので、コイル露出部分と接触部との接触面積を容易に大きくすることができる。
【0010】
上記一の局面による電力変換装置では、好ましくは、接触部は、蓋部からコイル露出部分側に突出するように形成されている。このように構成すれば、接触部が蓋部からコイル露出部分側に突出していることによって、コイル露出部分と接触部との距離が、コイル露出部分と蓋部のうちの接触部以外の部分との距離よりも近くなるので、コイル露出部分を接触部に容易に接触させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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