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公開番号2025038237
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-18
出願番号2024230058,2020101128
出願日2024-12-26,2020-06-10
発明の名称ドラムユニット、駆動伝達ユニット、カートリッジおよび電子写真画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03G 21/18 20060101AFI20250311BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 カップリング部材と装置本体の駆動伝達部材の係合を実現する。
【解決手段】 ドラムユニットは、感光体ドラムと、感光体ドラムの端部近傍に配置され、感光体ドラムに駆動伝達可能に接続されたカップリング部材と、を有する。カップリング部材は、感光体ドラムの回転軸線に対して傾斜可能であって、回転駆動することに伴って、感光体ドラムに対する傾斜角度を小さくするように構成されている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
カートリッジに用いられるドラムユニットにおいて、
感光体ドラムと、
前記感光体ドラムの端部近傍に配置され、前記感光体ドラムに駆動伝達可能に接続されたカップリング部材と、
を有し、
前記カップリング部材は、前記感光体ドラムの回転軸線に対して傾斜可能であって、回転駆動することに伴って、前記感光体ドラムの回転軸線に対する傾斜角度を小さくするように構成されたドラムユニット。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記感光体ドラムの端部に取り付けられたフランジ部材を有し、
前記カップリング部材は、前記フランジ部材に傾動可能に支持される請求項1に記載のドラムユニット。
【請求項3】
前記カップリング部材および前記フランジ部材の一方に設けられた凸形状と、
前記カップリング部材および前記フランジ部材の他方に設けられた凹形状と、
を有し、
前記カップリング部材が前記フランジ部材に対して回転した際に、前記凸形状および前記凹形状が互いに係合することによって、前記カップリング部材の傾斜角度が小さくなるように構成されている請求項2に記載のドラムユニット。
【請求項4】
前記凸形状および前記凹形状の少なくとも一方がねじれた形状を有する請求項3に記載のドラムユニット。
【請求項5】
前記凸形状は、その回転軸線に垂直な断面が実質的な三角形であることを特徴とする請求項3又は4に記載のドラムユニット。
【請求項6】
前記カップリング部材は、
第1のカップリング部と、
駆動力を前記第1のカップリング部から前記感光体ドラムに向けて伝達可能な第2のカップリング部と、
を有し、
前記第1のカップリング部は、前記第2のカップリング部に対して一定の角度の範囲内で回転可能であって、前記第2のカップリング部は前記凸形状と前記凹形状の一方を有する請求項3乃至5のいずれか1項に記載のドラムユニット。
【請求項7】
前記カップリング部材は、第1カップリング部と、駆動力を前記第1カップリング部から前記フランジ部材に向けて伝達可能な第2カップリング部と、を有し、
前記フランジ部材は第1規制部と、第2規制部と、を有し、
前記第1カップリング部は、第1被規制部を有し、
前記第2カップリング部は、第2被規制部を有し、
前記第1カップリング部が回転駆動した際に、(a)前記第1カップリング部および前記第2カップリング部の一方が他方に対して、前記感光体ドラムの軸線方向に移動し、(b)前記第1規制部に前記第1被規制部が接触し、(c)前記第2規制部に前記第2被規制部が接触し、かつ、(d)前記傾斜角度を減少するように前記カップリング部材が移動するように構成されている請求項2に記載のドラムユニット。
【請求項8】
前記第1規制部および前記第1被規制部の一方が、球面を有する凸部であり、他方が円錐面または球面を有する凹部であり、
前記第2規制部および前記第2被規制部の一方が、球面を有する凸部であり、他方が円錐面また球面を有する凹部である請求項7に記載のドラムユニット。
【請求項9】
前記第1カップリング部が前記第2カップリング部に対して回転することによって、前記第1カップリング部および前記第2カップリング部の一方が他方に対して、前記感光体ドラムの軸線方向に移動するように構成された請求項7又は8に記載のドラムユニット。
【請求項10】
前記第1カップリング部および前記第2カップリング部のすくなくとも一方は傾斜部を有し、前記第1カップリング部が前記第2カップリング部に対して回転することによって、前記第1カップリング部および前記第2カップリング部の一方が他方に対して前記傾斜部に沿って前記回転軸線方向に移動することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載のドラムユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ドラムユニット、駆動伝達ユニット、カートリッジ、及び電子写真画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【0002】
電子写真画像形成装置(画像形成装置)とは、電子写真画像形成プロセスを用いて、記録媒体に画像を形成するものである。例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(LEDプリンタ、レーザビームプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】
カートリッジは、電子写真画像形成装置の装置本体に対して取り外し可能に装着されるものである。また、ドラムユニットは、感光体ドラムを有するユニットである。駆動伝達ユニットはカップリング部材を有するユニットである。
【背景技術】
【0004】
電子写真画像形成装置(以下、単に「画像形成装置」ともいう。)では、像担持体としての一般にドラム型とされる電子写真感光体、即ち、感光体ドラム(電子写真感光体ドラム)を一様に帯電させる。次いで、帯電した感光体ドラムを選択的に露光することによって、感光体ドラム上に静電潜像(静電像)を形成する。次いで、感光体ドラム上に形成された静電潜像を、現像剤としてのトナーでトナー像として現像する。そして、感光体ドラム上に形成されたトナー像を、記録用紙、プラスチックシートなどの記録材に転写する。更に、記録材上に転写されたトナー像に熱や圧力を加えることで、トナー像を記録材に定着させることで画像記録を行う。
【0005】
このような画像形成装置は、一般に、トナー補給や各種のプロセス手段のメンテナンスを必要とする。このトナー補給やメンテナンスを容易にするために、感光体ドラム、帯電手段、現像手段、クリーニング手段などを枠体内にまとめてユニット化し、画像形成装置本体に着脱可能なカートリッジとしたものが実用化されている。
【0006】
このカートリッジのように、画像形成装置の一部のユニットを装置本体に対して着脱可能とすれば、装置のメンテナンスの一部を、アフターサービスを担当するサービスパーソンに頼ることなく、ユーザー自身で行うことができる。そのため格段に装置の操作性を向上させることができ、ユーザビリティーに優れた画像形成装置を提供することができる。そのため、このようなカートリッジ方式は画像形成装置において広く用いられている。
【0007】
着脱可能なユニットであるカートリッジの一例として、感光体ドラムと、その感光体ドラムに作用するプロセス手段を一体化(カートリッジ化)したプロセスカートリッジが知られている。プロセスカートリッジでは、感光体ドラムの先端に、装置本体からの駆動力を感光体ドラムへと伝達するためにカップリング部材を設けている構成が広く用いられている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2017-223802号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、上述した従来技術をさらに発展させることである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本願で開示される代表的な構成は、
カートリッジに用いられるドラムユニットにおいて、
感光体ドラムと、
前記感光体ドラムの端部近傍に配置され、前記感光体ドラムに駆動伝達可能に接続されたカップリング部材と、
を有し、
前記カップリング部材は、前記感光体ドラムの回転軸線に対して傾斜可能であって、回転駆動することに伴って、前記感光体ドラムの回転軸線に対する傾斜角度を小さくするように構成されたドラムユニットである。
(【0011】以降は省略されています)

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