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公開番号
2025036735
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2025002229,2022527491
出願日
2025-01-07,2021-01-15
発明の名称
洗浄水制御方法、制御装置、及び洗浄水制御プログラム
出願人
パナソニックホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人三協国際特許事務所
主分類
E03D
5/10 20060101AFI20250306BHJP(上水;下水)
要約
【課題】便器から洗浄水の漏水の防止を図りつつ異物による便器の詰まりを防止する。
【解決手段】制御装置2は、便器のボウル部が撮像可能に便器に設置されたカメラ1が撮像した画像データを取得し、画像データを画像認識することで、便器を詰まらせる可能性のある物体である異物がボウル部に投入されているか否かを判定し、異物がボウル部に投入されていると判定した場合、洗浄水制御装置3に洗浄水の流出を禁止させる流出禁止信号を送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水洗式の便器への洗浄水の流出を制御する洗浄水制御装置と通信可能に接続された制御装置における洗浄水制御方法であって、
前記便器のボウル部が撮像可能に前記便器に設置されたカメラが撮像した画像データを取得し、
前記画像データを画像認識することで、前記便器を詰まらせる可能性のある物体である異物が前記ボウル部に投入されているか否かを判定する、
洗浄水制御方法。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記異物の判定では、前記画像データに排便及び排尿以外の所定サイズ以上の物体を示す画像が含まれている場合、前記物体を前記異物として判定する、
請求項1に記載の洗浄水制御方法。
【請求項3】
前記画像データは、複数の色成分を有するカラーの画像データであり、
前記異物の判定では、排便、排尿、及び前記異物が存在していない前記ボウル部の状態を示すベース画像データと前記画像データとの差分画像を算出し、前記差分画像の各色成分の輝度に基づいて前記排便及び前記排尿を示す画像が前記画像データに含まれているか否かを判定する、
請求項1又は2に記載の洗浄水制御方法。
【請求項4】
前記異物はおむつを含む、
請求項1~3のいずれかに記載の洗浄水制御方法。
【請求項5】
水洗式の便器への洗浄水の流出を制御する洗浄水制御装置と通信可能に接続された制御装置であって、
前記便器のボウル部が撮像可能に前記便器に設置されたカメラが撮像した画像データを取得する画像データ取得部と、
前記画像データを画像認識することで、前記便器を詰まらせる可能性のある物体である異物が前記ボウル部に投入されているか否かを判定する異物判定部と、を備える、
制御装置。
【請求項6】
水洗式の便器への洗浄水の流出を制御する洗浄水制御装置と通信可能に接続された制御装置としてコンピュータを機能させる洗浄水制御プログラムであって、
前記便器のボウル部が撮像可能に前記便器に設置されたカメラが撮像した画像データを取得し、
前記画像データを画像認識することで、前記便器を詰まらせる可能性のある物体である異物が前記ボウル部に投入されているか否かを判定する、
洗浄水制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、便器への洗浄水の流出を制御する技術に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
老人施設及び病院等においては、入居者及び患者等が便器内に紙おむつ等の異物を投入することに起因して、便器の詰まりが多発している。便器が詰まると洗浄水が便器から漏水する。そこで、特許文献1には、水洗式便器に水位センサを設け、水位が上限水位を超えた際に警報を発報すると共に洗浄弁の開動作を不能に維持させる漏水防止機構が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-282538号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の技術では、洗浄水が流出される前に便器内にある異物を検出することが困難であるため、便器から洗浄水の漏水の防止を図りつつ異物による便器の詰まりを防止するにはさらなる改善の必要がある。
【0005】
本開示は、便器から洗浄水の漏水の防止を図りつつ異物による便器の詰まりを防止する技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る洗浄水制御方法は、水洗式の便器への洗浄水の流出を制御する洗浄水制御装置と通信可能に接続された制御装置における洗浄水制御方法であって、前記便器のボウル部が撮像可能に前記便器に設置されたカメラが撮像した画像データを取得し、前記画像データを画像認識することで、前記便器を詰まらせる可能性のある物体である異物が前記ボウル部に投入されているか否かを判定し、前記異物が前記ボウル部に投入されていると判定した場合、前記洗浄水制御装置に洗浄水の流出を禁止させる流出禁止信号を送信する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、便器から洗浄水の漏水の防止を図りつつ異物による便器の詰まりを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施の形態1における排出管理システムの構成を示す図である。
本開示の実施の形態1におけるセンサユニット及び制御装置の配置位置を説明するための図である。
貯水タンクの内部構造を示す図である。
本開示の実施の形態1に係る制御装置の処理の一例を示すフローチャートである。
本開示の実施の形態2における排出管理システムの構成を示す図である。
本開示の実施の形態2における制御装置の処理の一例を示すフローチャートである。
本開示の実施の形態3における排出管理システムの構成を示す図である。
本開示の実施の形態3における制御装置の処理の一例を示すフローチャートである。
本開示の実施の形態4における排出管理システムの構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(本開示の一態様に至る経緯)
特許文献1では、便器のボウル部の上部に設けられた水位センサを用いて便器の溜水の水位が上限水位を超えたか否かが検出され、溜水の水位が上限水位を超えたときに洗浄弁の開動作が不能に維持されている。これにより、特許文献1では、洗浄水の便器からの漏水の防止が図られている。
【0010】
しかしながら、特許文献1では、洗浄水を流す前は異物がボウル部に投入されても水位はさほど上昇しないため、異物が投入された後に洗浄水が流出されなければ、溜水が上限水位を超えたことを水位センサは検出することはできない。すなわち、特許文献1では、異物の投入後、速やかに投入された異物を検出することができない。これでは、洗浄水の流水に伴って異物が排水口に向けて流れてしまうので、便器の詰まり発生する可能性がある。
(【0011】以降は省略されています)
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