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公開番号2025036326
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-14
出願番号2024147135
出願日2024-08-29
発明の名称スカイビング加工工具、装置及び方法
出願人有限会社芹沢製作所
代理人個人
主分類B23B 27/14 20060101AFI20250307BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】 二軸制御の旋盤工作機械でもスカイビング加工を行うことが可能な加工技術を提供することにある。
【解決手段】 ねじれ刃を備えるスカイビング加工工具であって、前記ねじれ刃の刃先の両端は使用せずにスカイビング加工を行うスカイビング加工工具である。また、前記ねじれ刃はエンドミルを切断して製造された。前記エンドミルは3枚刃又は2枚刃である。また、前記ねじれ刃は外径スローアウェイチップ又は内径スローアウェイチップである。
【選択図】 図1


特許請求の範囲【請求項1】
ねじれ刃を備えるスカイビング加工工具であって、
前記ねじれ刃の刃先の両端は使用せずにスカイビング加工を行うスカイビング加工工具。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記ねじれ刃のねじれ角が15°から50°の間である請求項1に記載のスカイビング加工工具。
【請求項3】
前記ねじれ刃のねじれ角が30°である請求項2に記載のスカイビング加工工具。
【請求項4】
前記ねじれ刃はエンドミルの一部分を切断して製造された請求項1に記載のスカイビング加工工具。
【請求項5】
前記ねじれ刃が前記エンドミルの先端部を切断したものである場合、前記先端部の外周刃のうち、前記先端部の底刃側の一端は前記スカイビング加工に使用する請求項4に記載のスカイビング加工工具。
【請求項6】
前記エンドミルは3枚刃である請求項4に記載のスカイビング加工工具。
【請求項7】
前記エンドミルは2枚刃である請求項4に記載のスカイビング加工工具。
【請求項8】
前記ねじれ刃は外径スローアウェイチップである請求項1に記載のスカイビング加工工具。
【請求項9】
前記ねじれ刃は内径スローアウェイチップである請求項1に記載のスカイビング加工工具。
【請求項10】
前記ねじれ刃がワークの端面に対してスカイビング加工を行う請求項1に記載のスカイビング加工工具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態はスカイビング加工工具、装置及び方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
回転しているワーク(加工対象物)の回転対称面を切削加工する方法として、ワークの回転軸線に対して斜めに配置した切れ刃(直線刃)を、当該回転軸線を横断する線形送り動作で回転している工作物に沿って接触させながら導入するスカイビング加工方法が知られている。この方法によりワークを切削する際には、回転軸線に対する直線刃の傾斜角度が0°より大きく、かつ90°より小さい範囲に定められる。
【0003】
特許文献1は、直線刃を用いたスカイビング加工により切削されたワークの外周面の表面粗さをより小さくするための技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6428919号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、直線刃を用いたスカイビング加工の場合、ワークの回転軸の延在方向(Z軸)、切削工具がワークに切込む方向(X軸)、並びに、Z軸及びX軸の双方に直交する接線方向(Y軸)の3軸を制御する必要がある。一方、一般的な旋盤工作機械は、二軸制御で切削加工を行っている。すなわち、Y軸方向が無く、Z軸方向の送り量及びX軸方向の切込み量によって切削加工を行っている。
【0006】
本発明は、このような課題に着目して鋭意研究され完成されたものであり、その目的は、二軸制御の旋盤工作機械でもスカイビング加工を行うことが可能な加工技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は、ねじれ刃を備えるスカイビング加工工具であって、前記ねじれ刃の刃先の両端は使用せずにスカイビング加工を行うスカイビング加工工具である。
【0008】
本発明は、第1の軸にワークを回転可能に保持するチャックと、ねじれ刃を有するスカイビング加工工具を取り付ける刃物台と、を備え、前記ねじれ刃の送り量を前記第1の軸方向に設定し、前記ねじれ刃の切込み量を、前記第1の軸方向と直交する第2の軸に設定する工作機械を用いるスカイビング加工装置であって、前記スカイビング加工工具は、前記ねじれ刃の刃先の両端は使用せずにスカイビング加工を行うスカイビング加工装置。である。
【0009】
本発明は、第1の軸にワークを回転可能に保持するチャックと、ねじれ刃を有するスカイビング加工工具を取り付ける刃物台と、を備える工作機械を用いるスカイビング加工方法であって、前記ワークを前記チャックに固定し、前記チャックを回転し、前記スカイビング加工工具を第1の軸に合わせ、前記ねじれ刃の送り量を前記第1の軸方向に設定し、前記ねじれ刃の切込み量を、前記第1の軸方向と直交する第2の軸に設定するスカイビング加工方法である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、二軸制御の旋盤工作機械でもスカイビング加工を行うことが可能な加工技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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