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公開番号2025035900
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-14
出願番号2023143233
出願日2023-09-04
発明の名称ココアパウダー含有粉末の水分散性改良剤
出願人理研ビタミン株式会社
代理人
主分類A23G 1/32 20060101AFI20250307BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】ココアパウダー含有粉末に添加することにより、該粉末の水分散性を向上させることのできるココアパウダー含有粉末の水分散性改良剤を提供する。
【解決手段】下記の成分(A)~(C)を含有し、且つ常温で液状を呈する、ココアパウダー含有粉末の水分散性改良剤。
(A)食用油脂、グリセリン酢酸脂肪酸エステル及びプロピレングリコール脂肪酸エステルからなる群から選ばれる1種以上であって、常温で液状を呈するもの
(B)ジグリセリン不飽和脂肪酸エステル
(C)モノグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びソルビタン脂肪酸エステルからなる群から選ばれる1種以上であって、構成脂肪酸の炭素数が8~12のもの
【選択図】 なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記の成分(A)~(C)を含有し、且つ常温で液状を呈する、ココアパウダー含有粉末の水分散性改良剤。
(A)食用油脂、グリセリン酢酸脂肪酸エステル及びプロピレングリコール脂肪酸エステルからなる群から選ばれる1種以上であって、常温で液状を呈するもの
(B)ジグリセリン不飽和脂肪酸エステル
(C)モノグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びソルビタン脂肪酸エステルからなる群から選ばれる1種以上であって、構成脂肪酸の炭素数が8~12のもの
続きを表示(約 61 文字)【請求項2】
請求項1に記載のココアパウダー含有粉末の水分散性改良剤を含有する、ココアパウダー含有粉末。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ココアパウダー含有粉末の水分散性改良剤に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ココアパウダーは、以下のようにして作られている。まずカカオ豆を生のまま破砕した後焙焼し、又は焙焼した後破砕した破砕物から、外皮や胚芽を取り除き、胚乳部であるカカオニブを得る。次いで、カカオニブを磨砕してカカオマスを得る。このカカオマスを圧搾等して脂肪分であるココアバターの一部を取り除いてココアケーキとし、このココアケーキを粗砕したキブルを粉砕してココアパウダーが作られる。このとき、得られるココアパウダーの湯水への分散性をよくし、好ましい色調とする目的でカカオニブ又はカカオマスをアルカリ性溶液で処理することが行われている。
【0003】
しかしココアパウダーは、通常約10~24%の脂肪(ココアバター)を含有する微粉末であるため、ココアパウダーを水に溶解させようとしたとき、水濡れが悪く、容易に分散溶解せず、集積してダマになる。そのためココアパウダーを水又は湯に分散溶解するにはあらかじめ少量の水又は湯で練るなどの手間が必要であった。また、粉乳類や糖類、タンパク質粉末等を加えてココアパウダー含有粉末にした場合にも、飲用時ダマになり易い欠点がある。加えて、ココアパウダー含有粉末内においてココアパウダーに含まれる脂肪が移行し、さらにダマになり易くなる傾向がある。
【0004】
ココアパウダーの水又は湯に対する溶解性を向上させるため、ココアパウダー又はココアパウダー含有粉末を顆粒にすることは、公知の造粒方法により行われているが、この従来の方法で製造されたココア顆粒においても、分散性が悪く、熱湯を加えてよく撹拌しても完全に溶解分散せずに粒子が残ることがあった。これは、造粒時に固くしまった顆粒になり、顆粒内部に水が浸入しにくくなったためであると考えられる。また、造粒時に熱がかかるためにフレーバーが揮散するなどの欠点があった。そこで、ココアパウダーの水濡れ性を改良するために、これまでに種々の技術が提案されている。
【0005】
例えば、ココアパウダー及び粉糖の混合物に乳化剤を含有せしめた水溶液を混和した後乾燥して水易溶性ココアパウダーを得る方法(特許文献1)、ココアパウダー又は調整ココアの造粒物に乳化剤をスプレーして水易溶性ココアパウダーを得る方法(特許文献2)、ココアパウダーを顆粒とし、これに油脂に溶解分散した親油性ポリグリセリン脂肪酸エステルと親水性ポリグリセリン脂肪酸エステルを噴霧し、水易溶性ココアを得る方法(特許文献3)、ココアケーキを粗砕したキブルに乳化剤を添加し、混合して分散させた後、粉砕することによる水易溶性ココアパウダーの製造方法(特許文献4)、(a)油脂、(b)ポリグリセリン脂肪酸エステルおよび(c)ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルを含む油脂組成物によりココア粉末の水濡れ性を改良する方法(特許文献5)等が提案されている。
【0006】
しかし、これらの方法をもってしても、ココアパウダー含有粉末の十分な水分散性改良には至っていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特公昭36-010690号公報
特開昭58-146238号公報
特開平07-087892号公報
特開2000-125767号公報
特開2005-110593号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、ココアパウダー含有粉末に添加することにより、該粉末の水分散性を向上させることができるココアパウダー含有粉末の水分散性改良剤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者らは、上記課題に対して鋭意検討を行った結果、(A)食用油脂、グリセリン酢酸脂肪酸エステル及びプロピレングリコール脂肪酸エステルからなる群から選ばれる1種以上であって、常温で液状を呈するもの、(B)ジグリセリン不飽和脂肪酸エステル並びに(C)モノグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びはソルビタン脂肪酸エステルからなる群から選ばれる1種以上であって、構成脂肪酸の炭素数が8~12のものを含有する組成物により上記の問題点を一挙に解決することを見出した。
【0010】
即ち、本発明は、
(1)下記の成分(A)~(C)を含有し、且つ常温で液状を呈する、ココアパウダー含有粉末の分散性改良用水分散性改良剤、
(A)食用油脂、グリセリン酢酸脂肪酸エステル及びプロピレングリコール脂肪酸エステルからなる群から選ばれる1種以上であって、常温で液状を呈するもの
(B)ジグリセリン不飽和脂肪酸エステル
(C)モノグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びソルビタン脂肪酸エステルからなる群から選ばれる1種以上であって、構成脂肪酸の炭素数が8~12のもの
(2)前記(1)に記載のココアパウダー含有粉末の水分散性改良剤を含有する、ココアパウダー含有粉末、
からなっている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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