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公開番号2025034297
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140594
出願日2023-08-30
発明の名称システム、プログラム及び方法
出願人株式会社豊田中央研究所
代理人弁理士法人IPX
主分類G06Q 50/04 20120101AFI20250306BHJP(計算;計数)
要約【課題】従来よりも高い拡張性を担保可能なシステム、方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】システムにおいて、製造物クラスは、入力された特徴量に基づいて、製造物の特性を支配する支配因子に関する値である支配因子値を出力する。特徴量は、製造物に関する物理現象を定量的に表現した値である。関係性クラスは、支配因子と特性との関係を示す関係性データを出力する。第1インタフェースは、製造物クラスと特性算出クラスとの間に介在し、製造物クラスから受け取った支配因子値を特性算出クラスに出力する。第2インタフェースは、関係性クラスと特性算出クラスとの間に介在し、関係性クラスから受け取った関係性データを特性算出クラスに出力する。特性算出クラスは、支配因子値と、関係性データとに基づいて、特性に関する値である特性値を算出する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
システムであって、
製造物クラスと、関係性クラスと、第1インタフェースと、第2インタフェースと、特性算出クラスとを含み、
前記製造物クラスは、入力された特徴量に基づいて、支配因子に関する値である支配因子値を出力する振る舞いを有するクラスとして定義され、
前記特徴量は、製造物に関する物理現象を定量的に表現した値であり、
前記支配因子は、前記製造物の特性を支配する因子であり、
前記関係性クラスは、関係性データを出力する振る舞いを有するクラスとして定義され、
前記関係性データは、前記支配因子と、前記特性との関係を示すデータであり、
前記第1インタフェースは、前記製造物クラスと前記特性算出クラスとの間に介在し、前記製造物クラスから受け取った前記支配因子値を前記特性算出クラスに出力する振る舞いを有するクラスとして定義され、
前記第2インタフェースは、前記関係性クラスと前記特性算出クラスとの間に介在し、前記関係性クラスから受け取った前記関係性データを前記特性算出クラスに出力する振る舞いを有するクラスとして定義され、
前記特性算出クラスは、前記支配因子値と、前記関係性データとに基づいて、前記特性に関する値である特性値を算出する振る舞いを有するクラスとして定義され、
前記第1インタフェースは、前記製造物クラスの振る舞いを抽象化したクラスとして定義され、
前記第2インタフェースは、前記関係性クラスの振る舞いを抽象化したクラスとして定義される、
システム。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
請求項1に記載のシステムにおいて、
前記製造物は、半導体に関する製造物である、
システム。
【請求項3】
請求項1に記載のシステムにおいて、
前記特性は、前記製造物の信頼性である、
システム。
【請求項4】
請求項3に記載のシステムにおいて、
前記信頼性は、前記製造物にエレクトロマイグレーションによる不良が生じるまでの寿命である、
システム。
【請求項5】
請求項3に記載のシステムにおいて、
前記信頼性は、前記製造物に絶縁破壊による不良が生じるまでの寿命である、
システム。
【請求項6】
プログラムであって、
第1定義ステップと、第2定義ステップと、第3定義ステップと、第4定義ステップと、第5定義ステップとをコンピュータに実行させるように構成され、
前記第1定義ステップでは、入力された特徴量に基づいて、支配因子に関する値である支配因子値を出力する振る舞いを有するクラスである製造物クラスを定義し、
前記特徴量は、製造物に関する物理現象を定量的に表現した値であり、
前記支配因子は、前記製造物の特性を支配する因子であり、
前記第2定義ステップでは、関係性データを出力する振る舞いを有するクラスである関係性クラスを定義し、
前記関係性データは、前記支配因子と、前記特性との関係を示すデータであり、
前記第3定義ステップでは、前記製造物クラスと特性算出クラスとの間に介在し、前記製造物クラスから受け取った前記支配因子値を前記特性算出クラスに出力する振る舞いを有するクラスである第1インタフェースを定義し、
前記特性算出クラスは、前記特性に関する値である特性値を算出する振る舞いを有するクラスであり、
前記第4定義ステップでは、前記関係性クラスと前記特性算出クラスとの間に介在し、前記関係性クラスから受け取った前記関係性データを前記特性算出クラスに出力する振る舞いを有するクラスである第2インタフェースを定義し、
前記第5定義ステップでは、前記支配因子値と、前記関係性データとに基づいて、前記特性算出クラスを定義し、
前記第3定義ステップでは、前記製造物クラスを抽象化したクラスとして前記第1インタフェースを定義し、
前記第4定義ステップでは、前記関係性クラスを抽象化したクラスとして前記第2インタフェースを定義する、
プログラム。
【請求項7】
方法であって、
第1定義ステップと、第2定義ステップと、第3定義ステップと、第4定義ステップと、第5定義ステップとを備え、
前記第1定義ステップでは、入力された特徴量に基づいて、支配因子に関する値である支配因子値を出力する振る舞いを有するクラスである製造物クラスを定義し、
前記特徴量は、製造物に関する物理現象を定量的に表現した値であり、
前記支配因子は、前記製造物の特性を支配する因子であり、
前記第2定義ステップでは、関係性データを出力する振る舞いを有するクラスである関係性クラスを定義し、
前記関係性データは、前記支配因子と、前記特性との関係を示すデータであり、
前記第3定義ステップでは、前記製造物クラスと特性算出クラスとの間に介在し、前記製造物クラスから受け取った前記支配因子値を前記特性算出クラスに出力する振る舞いを有するクラスである第1インタフェースを定義し、
前記特性算出クラスは、前記特性に関する値である特性値を算出する振る舞いを有するクラスであり、
前記第4定義ステップでは、前記関係性クラスと前記特性算出クラスとの間に介在し、前記関係性クラスから受け取った前記関係性データを前記特性算出クラスに出力する振る舞いを有するクラスである第2インタフェースを定義し、
前記第5定義ステップでは、前記支配因子値と、前記関係性データとに基づいて、前記特性算出クラスを定義し、
前記第3定義ステップでは、前記製造物クラスを抽象化したクラスとして前記第1インタフェースを定義し、
前記第4定義ステップでは、前記関係性クラスを抽象化したクラスとして前記第2インタフェースを定義する、
方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、システム、プログラム及び方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、製品情報管理システムが開示されている。
【0003】
この製品情報管理システムについて説明する。構成関連情報と製造関連情報とをそれぞれ同種の管理対象に決定し、それら管理対象全体を管理対象相互の関連を抽出して複数のクラスCL1,2,3・・・に分類することによってオブジェクトモデルを作成する。このモデルの下では、各情報が他の情報との関連とともにメモリに格納されるから、他の情報の変更に伴ってそのメモリの内容を変更することも不要となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平09-267239号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示されたシステムは、例えば製造物の構造を変更する場合には、クラス間の関係性を変更しなければならないため、拡張性に乏しいという問題があった。
【0006】
本発明では上記事情を鑑み、従来よりも高い拡張性を担保可能なシステム等を提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様によれば、システムが提供される。このシステムは、製造物クラスと、関係性クラスと、第1インタフェースと、第2インタフェースと、特性算出クラスとを含む。製造物クラスは、入力された特徴量に基づいて、支配因子に関する値である支配因子値を出力する振る舞いを有するクラスとして定義される。特徴量は、製造物に関する物理現象を定量的に表現した値である。支配因子は、製造物の特性を支配する因子である。関係性クラスは、関係性データを出力する振る舞いを有するクラスとして定義される。関係性データは、支配因子と、特性との関係を示すデータである。第1インタフェースは、製造物クラスと特性算出クラスとの間に介在し、製造物クラスから受け取った支配因子値を特性算出クラスに出力する振る舞いを有するクラスとして定義される。第2インタフェースは、関係性クラスと特性算出クラスとの間に介在し、関係性クラスから受け取った関係性データを特性算出クラスに出力する振る舞いを有するクラスとして定義される。特性算出クラスは、支配因子値と、関係性データとに基づいて、特性に関する値である特性値を算出する振る舞いを有するクラスとして定義される。第1インタフェースは、製造物クラスの振る舞いを抽象化したクラスとして定義される。第2インタフェースは、関係性クラスの振る舞いを抽象化したクラスとして定義される。
【0008】
このような態様によれば、従来よりも高い拡張性を担保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
システム100のハードウェア構成を示すブロック図である。
システム100のソフトウェアを表す構成図である。
図2に示す各クラスの振る舞いを示す図である。
システム100のソフトウェアを表す構成図の具体例1である。
図4に示す各クラスの振る舞いを示す図である。
システム100のソフトウェアを表す構成図の具体例2である。
図6に示す各クラスの振る舞いを示す図である。
システム100のソフトウェアを表す構成図の具体例3である。
図8に示す各クラスの振る舞いを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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