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公開番号
2025034259
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023140541
出願日
2023-08-30
発明の名称
インクジェット記録装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250306BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】 本発明は、ベルトの内周面を非接触のヒータによって加熱する構成において、ヒータの加熱領域の温度を精度よく検知することを目的とする。
【解決手段】 インク画像を記録材に形成するインク画像形成部と、インク画像を記録材に定着する定着装置と、定着装置は、第1ベルトと、第1ベルトに当接することでニップ部を形成する回転体と、第1ベルトの内側に配置され、ニップ部を非接触で加熱するヒータと、ヒータの上部を覆い、ニップ部における第1ベルトの内周面に向かってヒータの輻射熱を反射するリフレクタと、リフレクタは開口部が形成され、第1ベルトの内側に配置され、第1ベルトにおけるヒータの加熱領域の温度を非接触で検知する温度検知部材と、温度検知部材は開口部から前記第1ベルトの温度を検知するように配置される、ことを特徴とするインクジェット記録装置。
【選択図】 図7
特許請求の範囲
【請求項1】
インク画像を記録材に形成するインク画像形成部と、
記録材の搬送方向において、前記インク画像形成部の下流に配置され、記録材を挟持搬送しながらインク画像を記録材に定着する定着装置と、
前記定着装置は、
回転可能であって前記インク画像形成部が形成したインク画像に接触する第1ベルトと、
前記第1ベルトに当接することでニップ部を形成する回転体と、
前記第1ベルトの内側に配置され、前記ニップ部を非接触で加熱するヒータと、
前記ヒータの上部を覆い、前記ニップ部における前記第1ベルトの内周面に向かって前記ヒータの輻射熱を反射するリフレクタと、
前記リフレクタは開口部が形成され、
前記第1ベルトの内側に配置され、前記第1ベルトにおける前記ヒータの加熱領域の温度を非接触で検知する温度検知部材と、
前記温度検知部材は前記開口部から前記第1ベルトの温度を検知するように配置される、
ことを特徴とするインクジェット記録装置。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
記録材の搬送方向において、前記開口部は、前記リフレクタの上下流端部のうち一方に形成される切り欠きである、
ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項3】
前記リフレクタは前記温度検知部材の視野角に干渉しない、
ことを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
【請求項4】
前記温度検知部材は前記リフレクタの外側に位置する、
ことを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
【請求項5】
前記切り欠きは、前記第1ベルトの幅方向において中央に形成される、
ことを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクにより形成された画像をシートに定着させるインクジェット記録装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット記録装置で記録された直後のインクが乾いていない記録材に触れると、画像が乱れたり、手にインクが付着したりすることがある。記録速度が速いインクジェット記録装置では、1枚目の記録材のインクが乾く前に2枚目の記録材が重なって1枚目の記録材の裏面が汚れてしまうこともある。このため、インクジェット記録装置の中でも特に高速記録の機種ではインクを乾燥させて記録材に定着させる手段が必要となる。
【0003】
インクジェット記録装置では、インクを乾燥、定着させるための手段として、記録直後の記録材を加熱する熱定着方式が用いられている。特許文献1には、ローラ対によってニップ部を形成し、定着を行う構成が開示されている。
【0004】
インク画像を担持した記録材を、ローラ対によって形成されるニップ部に通すことで定着を行う構成の場合、記録材の搬送方向における幅が小さい。そのため、定着部の温度を高く設定する必要がある。するとインク画像が蒸発し、画像不良が発生する虞がある。そのため、ニップ部をベルト同士で形成する構成が提案される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-201817
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
インク画像が形成される記録材のオモテ面に接触する第1ベルトと、第1ベルトに接触する第2ベルトとによってニップ部を形成する定着装置が提案される。該定着装置では、第1ベルトの内周面に熱源であるヒータを第1ベルトに対して非接触で配置することが提案される。
【0007】
第1ベルトに対して非接触でヒータを配置すると、第1ベルトの温度を急激に上げることができる。一方で、ヒータが加熱するベルトの領域の温度を精度よく検知する必要がある。そこで温度を非接触で検知する温度検知部材を斜めに配置することによって、ヒータが加熱するベルトの領域の温度を検知する。
【0008】
しかしながらヒータの熱を第1ベルトに対して集約するためのリフレクタを配置しているために、リフレクタが温度検知部材の視野角に入ってしまい温度を精度よく検知することができない虞があった。
【0009】
本発明は、ベルトの内周面を非接触のヒータによって加熱する構成において、ヒータの加熱領域の温度を精度よく検知することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を鑑みて、本発明に係るインクジェット記録装置は、インク画像を記録材に形成するインク画像形成部と、記録材の搬送方向において、前記インク画像形成部の下流に配置され、記録材を挟持搬送しながらインク画像を記録材に定着する定着装置と、前記定着装置は、回転可能であって前記インク画像形成部が形成したインク画像に接触する第1ベルトと、前記第1ベルトに当接することでニップ部を形成する回転体と、前記第1ベルトの内側に配置され、前記ニップ部を非接触で加熱するヒータと、前記ヒータの上部を覆い、前記ニップ部における前記第1ベルトの内周面に向かって前記ヒータの輻射熱を反射するリフレクタと、前記リフレクタは開口部が形成され、前記第1ベルトの内側に配置され、前記第1ベルトにおける前記ヒータの加熱領域の温度を非接触で検知する温度検知部材と、前記温度検知部材は前記開口部から前記第1ベルトの温度を検知するように配置される、ことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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