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公開番号2025033781
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023139748
出願日2023-08-30
発明の名称シフト調整装置、シフト調整方法、及びシフト調整プログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 10/1093 20230101AFI20250306BHJP(計算;計数)
要約【課題】店舗で勤務する店員の体調や疲労に応じたシフト調整をできない場合がある。
【解決手段】
シフト調整装置は、店員を撮影した映像から、店員のバイタルデータを取得する取得手段と、バイタルデータに基づいて、店員のシフトを調整する必要性を判定する判定手段と、店員のシフトの調整が必要な場合には、シフトの調整内容を決定する決定手段と、シフトの調整処理を実行する実行手段と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
店員を撮影した映像から、前記店員のバイタルデータを取得する取得手段と、
前記バイタルデータに基づいて、前記店員のシフトを調整する必要性を判定する判定手段と、
前記店員のシフトの調整が必要な場合には、前記シフトの調整内容を決定する決定手段と、
前記シフトの調整処理を実行する実行手段と、
を備えるシフト調整装置。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記判定手段は、体調不良または疲労状態である可能性を示す、バイタルデータの基準を用いて、前記店員のシフトを調整する必要性を判定する
請求項１に記載のシフト調整装置。
【請求項３】
前記判定手段は、前記店員の業務が、疲労する可能性の高い内容である場合に、前記店員のシフトを調整する必要性を判定する
請求項１に記載のシフト調整装置。
【請求項４】
前記バイタルデータは、少なくとも前記店員の呼吸数、心拍変動、心拍数、体表面温度、または血中酸素濃度のうち少なくともいずれか１つを含む
請求項１に記載のシフト調整装置。
【請求項５】
前記決定手段は、前記バイタルデータを取得した日における、前記店員のシフト、および他の店員のシフトの調整を行うことを決定する
請求項１に記載のシフト調整装置。
【請求項６】
前記決定手段は、前記バイタルデータを取得した日の翌日以降に前記店員が担当するシフトの変更することを決定し、
前記実行手段は、他の店員が参照する端末に対して、前記シフトの変更を依頼する通知を行う
請求項１に記載のシフト調整装置。
【請求項７】
前記判定手段は、前記シフトの調整が必要であると判定された回数を記録し、
前記決定手段は、前記シフトの調整が必要であると判定された回数が所定回数以上の店員がいる場合には、当該店員のシフト生成の制約条件を追加することを決定する
請求項１に記載のシフト調整装置。
【請求項８】
前記店員によるミスを検出する検出手段をさらに備え、
前記判定手段は、前記ミスが検出された場合に、前記店員のシフトを調整する必要性を判定する
請求項１から７のいずれか１項に記載のシフト調整装置。
【請求項９】
店員を撮影した映像から、前記店員のバイタルデータを取得し、
前記バイタルデータに基づいて、前記店員のシフトを調整する必要性を判定し、
前記店員のシフトの調整が必要な場合には、前記シフトの調整内容を決定し、
前記シフトの調整処理を実行する、
シフト調整方法。
【請求項１０】
コンピュータに、
店員を撮影した映像から、前記店員のバイタルデータを取得し、
前記バイタルデータに基づいて、前記店員のシフトを調整する必要性を判定し、
前記店員のシフトの調整が必要な場合には、前記シフトの調整内容を決定し、
前記シフトの調整処理を実行する、
処理を実行させるシフト調整プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、シフト調整装置、シフト調整方法、及びシフト調整プログラムに関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
店員は長時間の勤務や連日の勤務によって、体調不良や疲労した状態になる場合がある。そして、店員が体調不良や疲労した状態である場合には、当該店員のシフトを変更したほうが良い場合がある。
【０００３】
特許文献１には、従業員が欠勤しようとするときなど勤務シフト変更を希望するときに、その変更を依頼するための勤務シフト変更依頼システムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２００４―２１３５６６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
特許文献１に記載の勤務シフト変更依頼システムは、従業員自らシフト変更を希望する。しかし、体調不良や疲労状態の場合に、従業員自身がシフト変更を希望することが難しい場合がある。つまり、店員の体調や疲労に応じたシフト調整をできない場合がある。
【０００６】
本開示の目的は、店員の体調や疲労に応じたシフト調整が可能となる、シフト調整装置、シフト調整方法、及びシフト調整プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上述の課題を解決するために、本開示の一態様において、シフト調整装置は、店員を撮影した映像から、店員のバイタルデータを取得する取得手段と、バイタルデータに基づいて、店員のシフトを調整する必要性を判定する判定手段と、店員のシフトの調整が必要な場合には、シフトの調整内容を決定する決定手段と、シフトの調整処理を実行する実行手段と、を備える。
【０００８】
上述の課題を解決するために、本開示の一態様において、シフト調整方法は、店員を撮影した映像から、店員のバイタルデータを取得し、バイタルデータに基づいて、店員のシフトを調整する必要性を判定し、店員のシフトの調整が必要な場合には、シフトの調整内容を決定し、シフトの調整処理を実行する。
【０００９】
上述の課題を解決するために、本開示の一態様において、シフト調整プログラムは、コンピュータに、店員を撮影した映像から、店員のバイタルデータを取得し、バイタルデータに基づいて、店員のシフトを調整する必要性を判定し、店員のシフトの調整が必要な場合には、シフトの調整内容を決定し、シフトの調整処理を実行する、処理を実行させる。
【発明の効果】
【００１０】
本開示によれば、店員の体調や疲労に応じたシフト調整が可能となる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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